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晴れた日には、恋をする  作者: 月舟 蒼
第一章 梅雨
5/69

1-4

 一限の授業が終わった後、直陽は部室棟に向かった。建物に入り、三階まで登る。

 ドアには「写真部」と書かれている。

 中に入ったが、誰もまだ来ていなかった。

 大学にもクラスはあるが、入学当初、引っ込み思案な性格が災いして友達を作り損ねた。それに反省してサークルには入って友人を作ろうと決意し、今のこの写真部に身を置いている。

 しかし、ふとした時に、何か「焦り」のようなものが湧いてくる。俺の大学生活はこれでいいのだろうか、と。写真部に入ったことは後悔していない。しかし何かが足りない。

 誰にも会わないと、余計なことばかり考えてしまう。

 次の授業まではまだ時間がある。外に出て散歩でもしてこようか。

 荷物を置き、カメラと傘だけを持って廊下に出た。

 廊下に出た瞬間、向かい側の部室のドアもほぼ同時に開かれた。そこには見慣れたあの子が立っていた。

**次回予告(1-5)**


あまねに促され、文芸部の部室にお邪魔する直陽。部員の女の子から、あらぬ誤解を受けてしまう。


**作者より**


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