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晴れた日には、恋をする  作者: 月舟 蒼
第一章 梅雨
3/69

1-2

 地下鉄のホームで電車が来るまでの間、天気情報を調べる。確かに今日で四日目だった。うーん、なんで俺はこんなことしてるんだろう。

 大学の最寄り駅を降りても当然というべきか雨はやまず、傘を差して歩き出した。

 校門から敷地内に入り、大教室が多く入るB校舎の三階に登る。

 入ったのは大教室。開始三十分前だが、黒板側の席から埋まっていっている。朝早い一限だというのに、授業が始まる頃には毎回ほとんどの席が埋まる。

 直陽は前の方でも後ろの方でもなく、真ん中の列でもない――真面目でも不真面目でもない――右列の前方三分の一くらいの通路側の席に座った。


 授業が始まり、少しした時だった。大きな音を立てて()()扉が開かれた。皆が一斉に扉の方を見る。そこにはぜーぜーと肩で息をして、やや雨に濡れた朝霧あまねがいた。

**次回予告(1-3)**


遅れて入ってきたあまねは空いた席を探すが⋯。


**作者より**


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