表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/70

作戦会議

「ヂリヲン光線銃を取り返すわよ!」


司が力強く宣言をする。

ただひたすらに迷宮へ潜るテーブルトークは失敗した。

伝説的コンピューターゲーム【ウ○ザードリ○】にあるアイテム集めの面白さはない。

帰宅困難な嵐の中、奪われた【ヂリヲン光線銃】を教師から取り戻すべく、作戦会議が始まる。


「みんな! 作戦を考えて」

「…まずは保管場所の特定…」

「うんうん。まずはそれよね」

「…敵戦力…教師の人数確認…」

「この嵐で登校するかしら?」

「…最低でも1人はいる…情報は正確な方が良い…」

「そこに異論はないわ」

「…職員室への偵察を進言する…」

「うんうん。その進言を採用するわ! 由宇。行きなさい!」


司の命令に対して由宇は良い顔をしない。


「司……俺が1人で職員室へ入れば、そのまま帰還出来ない可能性が高過ぎる」

「そうなの?」

「普段の行いが悪いからな。この課題の山も鶴に対抗した作戦行動の対価だしな」

「黒井さんのスナイプは鬼でしたから。それなら僕が『課題への質問』をしてきます」

「確かに鶴っちは反則的な強さだったわ。あたしも晶君の案に賛成」

「…作戦に異議なし…みんな…褒めても何も出ない…」

「大反対だ莫迦野郎! 晶と男性教師を2人きりにして間違いが起きたらどうする気だ!」

「栗戸さん! 僕は男です!」

「確かに先生を『この嵐だ。叫んでも助けは来ないぞ』とか言う犯罪者へしたくないわね」

「東海林さんも! 僕は男ですからね!」

「…私は男同士でも…」

「黒井さんが一番酷いです!」


晶の大きな瞳がウルウルと湿り庇護欲をそそる魅力を放ち始める。

3人は『いじり過ぎた』と思うが良いものを見れたので後悔は全くしていない。


「それじゃあ晶。男同士2人で行くか?」

「はい!!」


目を細めて笑う晶の顔へ流れる一雫の涙。

由宇は『この笑顔は惚れ直す可愛さだ』と心のアルバムへ永久保存した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 この作品の前作はこちら。

主に会話で成り立つ世界

 作者本命作品はこちら。第6部分【異世界初の買い物】まで改稿。

せっかく異世界来たのに俺一人では無双出来ない

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ