嵐の中の緊急会議
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
「緊急会議を開くわよ!」
「えらく突然だな。いつもの事だが」
「議題は何でしょうか? 東海林さん」
「まんねん童子が【卓上演劇編2】をこのまま続けても面白くないとようやく分かったの」
「…遅すぎる…」
「元々好き勝手あたし達を使いながら活動報告を兼ねて始まったこの連載だけどね。多少は読者様が居るのよ!」
「不思議だけど居るのですよね」
「…なろうは不思議…」
「それで司はどうしたいのだ?」
「このまま【卓上演劇編2】を続けていても、あたし達の作者では面白い話が書けないわ!」
「それは今までで良く分った。作者がつまらないと思ったのだ。読者様が面白い訳がない」
「…私もそう思う…」
「色々と迷走しているこの作品だけどね。由宇がゲームマスターをやるとあたし達は3人になってしまうのよ!」
「本当ですよね。どこか物足りなくなりました」
「…4人揃わないと駄目…」
由宇では【さま】にならない、アニメ漫画で有名なポーズを決めながら、言葉を吐きだす。
「やはり主人公が裏方にまわった事が間違いだったのだな。この作品は【俺ハーレム】作品として書かれなければいけなかったのだ! 司は色々便利な情報をくれる親友ポジションな」
「由宇。あんたのてぬぐい借りるわよ」
「ああ。良いけど思いっきり濡れているぞ?」
「だから良いのよ」
「スパーン」と良い音が響き、目の辺りを中心に由宇の顔が真っ赤に染まる。
一瞬の間を置いて由宇がまた、床を転げまわった。
【濡れた日本てぬぐい】は本気で凶器だ。
きゅうりくらいなら簡単に切れるというか割れる。
達人ならばスイカすらも割れるそうだが、まんねん童子には割れなかった。
割れたら割れたで困った事になっただろうが。
何度かやれば割れたかも知れないが、割った後一人で美味しくいただくには、スイカは巨大すぎた。
冷蔵庫に入れるにしてもラップを上手に掛けられる自信が無い。
こう言う事をする時は『スタッフが美味しくいただきました』が最後に付く必要がある。
食べ物で遊んではいけない。
食べ物で実験したら実験後は残さず食べなければいけない。
目を両手でおさえて転げまわる由宇を、手の甲を踏みつけ動きを止めた司が宣言した。
「ヂリヲン光線銃を取り返すわよ!」




