卓上演劇編2 由宇の失敗 密かな決意
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
「一応みんなに宝珠が行き渡ったわね」
「…2つ付けた…」
「レアな宝珠は今の所はクロウの1つだけね」
「…そう…このレアアクセサリーは私が一番上手く使える…」
「確かにその通りなのよ! 悔しいけどね」
「美雪さんにもすぐに見つかりますよ」
「それもそうね。じゃあ次の区画へ向かうわよ」
一行は【8八】の区画へと向かう。
このTRPG制作者の由宇は【罠】を作らなかった事を後悔していた。
この3人にはダンジョン探索の【緊張感】が全く足りない!
ダンジョン探索必須アイテム【10フィート棒】で『床や壁をコンコン叩きながら』もしくは『床や壁に穴が無いかを調べながら』はたまた『曲がり角では手鏡で先の様子をうかがいながら』他にもやるべき事は沢山あるが、このパーティーに【緊張感】は無い!
地獄の中をお菓子食べながらピクニックしているようなものだ。
今は駄目だ。
この地獄は【戊】。
一番簡単な地獄だ。
初心者の2人にTRPGへ興味を持ってもらう事が最重要。
気分良く冒険させるべきだ。
【罠】をはるならば【丁】の迷宮へ上がった時とかにやるべきだ。
『【戊】の間はピクニック気分でいさせてやるぜ!』
そんな事を密かにたくらむ由宇であった。
【8八】の区画はT字路になっていた。
道は【8九】と【7八】へと通じている。
「…またT字路…」
「この地獄分かれ道が本当に多いわね」
「…【7九】がT字路…実質は増えていない…」
「僕達には進むしかないのですよね?」
「地獄を全てまわらないと現世への門が開かないからね」
「…お供もいる…きっと大丈夫…」
「そうですよね! 地獄はいつか終わりが来ますよね!」
久し振りに気分転換でこの世界を書けている。
進める所まで本命作品を書くとしよう。
今日と言う日がまだ1時間以上も残っている。
さぁ書くぞー!
その前にちょっとだけ読書して……




