卓上演劇編2 地獄の鬼に遭遇【調伏】を開始する
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
3人は『クズ宝珠を4つ集める』と言う依頼を請けていつものように地獄の門を潜る。
勿論良い物が出れば自分達で使う予定だ。
門を開けた先はいつもと同じ風景の地獄だが十字路となっていた。
「…地獄がついに始まる…」
クロウが誰にも聞こえないような小さな声で呟く。
その声をかき消すように美雪の言葉が行き先を決める。
「こういう時は、昔から【左手左手大作戦】と、決まっているのよ!」
言うが早いか移動するのが早いか、美雪が次の区画へ向けて歩き出す。
抜刀する時左手側を攻撃する為にはどうしても一手余分に動作が必要になる。
その左手側の死角を少しでも無くす為にも有効だ。
歩き出した美雪を追い越す様にクロウとチハヤが移動する。
隊列はクロウ・チハヤ・美雪と順番を決めていた。
区画は一度右へと廊下が曲がりながら延々と分かれ道が続き何も無い部屋に辿り着いた。
本当に何も無いかを調べる3人。
そんな中、チハヤが部屋中央の床に暗号のような数字を発見した。
「みなさん! こちらに来てください。数字が床に彫ってあります」
「でかしたわ! チハヤは何を発見したの?」
「これです!」
「…9五…」
「何のことかしら?」
「僕には分かりません」
「これ以外にめぼしいモノも無いようだし、1つ区画を戻って【左手左手大作戦】の再開よ!」
1つ戻った区画はT字路になっている。
ここの分かれ道となっている中央の床でチハヤが先程の部屋と同じ数字を発見した。
「みなさん! こちらには9六と書かれています」
「…まだ分からないけど…区画の番号?…」
「きっとそうですよ!」
「確かめる為にも次へと進むわよ! みんな準備は良い?」
2人がうなずき、クロウを先頭にして、区画を移動する。
次の区画へ入った瞬間に緊張が急に高まる。
そこには自分達の背丈と同じくらいの1本角を生やした鬼と、胸程の高さの1本角の鬼が待ち受けていた。
鬼は有無を言わさずクロウへと襲ってきた。
突然の攻撃に鬼の持つ棍棒がクロウを打つ。
それでもクロウは自分に怪我を負わせた鬼に対して言葉を投げかけていた。
「…戦う前に…話し合い…」
「鶴?」
「…鶴じゃない…」
「クロウ。本気で話し合いをする気だったんだな」
「…そう…」
「話し合いか……ルール決めないとな……」
「次回予告! 追加ルール【調伏】でお会いしましょう!」
「僕達の次回予告はあてになりませんけどね……」
【プレイヤーパーティー】前衛から順番に表記
クロウ
攻撃力 1 回避力 7+1 生命力 2+1(現在2)
特殊能力 全ての生命力を回復する魔法 1回
チハヤ & ユラ
攻撃力 1 回避力 1 生命力 8+1
特殊能力 生命力をダメージへと変換する全体攻撃魔法 2回
美雪
攻撃力 8+1 回避力 1 生命力 1
特殊能力 通常戦闘で全ての出目が必ず1になる攻撃補助魔法 1回
【1本角の鬼】
中鬼
攻撃力 4 回避力 4 生命力 1
特殊能力 通常戦闘で全ての出目が必ず1になる攻撃補助魔法
小鬼
攻撃力 1 回避力 4 生命力 1
特殊能力 なし




