卓上演劇編 ルール改良【地獄自動生成システム】
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
「今日こそ追加ルール【通路が重なった時は?】を決めような」
「…ずっと嵐の日が続いている…」
「僕達の世界はまだ嵐がひどいですね。止みそうにありませんね」
「教室で思いっきり遊べるんだから、あたしには文句は無いわ!」
「…由宇…地獄生成システムのルールを出す…」
「んっ? これか?」
地獄自動生成システム
サイコロの目
1・ボスの部屋(行き止まり)
2・廊下
3・三差路
4・十字路
5・部屋(奥へと続く)
6・部屋(行き止まり)
「…そう…実はこれだと…道が減るより…増える方が多い…」
「ちょっと待って! 【1】と【6】で減って、【2】と【5】がそのまま、【3】で2つ増えて、【4】で3つも増えるじゃない!? 由宇ひどすぎよ!」
「今までが運が良かっただけで本当に地獄巡りだったのですね」
「…司…晶…不正解…」
「そうだな。通路が増える方が多いのは確かだが、【3】で1つ、【4】で2つだ」
「…由宇…正解…」
「【1】から【6】の目までを単純に足すと1つずつ通路が増えて行く訳か」
「…正解…」
「さてどうしたものか?」
迷う4人の中で晶が一番最初に提案をした。
「将棋盤を使ったらどうでしょうか? 王将の位置を地獄の門にして9マス×9マス」
「ちょっと広すぎない?」
「…碁盤よりはマシ…」
「オセロかチェスなら8マス×8マスだったか?」
「将棋盤なら、将棋部から借りてくれば良いから、すぐに用意出来るわね」
「マスの上に紙で書いた地図を乗せれば分かりやすいな」
「…決定?…」
「決定ね! あたしは将棋盤を盗って来るから! 由宇は地図を作っていないさい!」
司が言うが早いか教室を飛び出して行く。
司の言った「盗って来る」の漢字は間違っていないと3人は思ったが口には出さない。
結局【通路が重なった時は?】どうなったのか?
再び次回へと【予告】が続くのである。




