卓上演劇編2 朝の訪問者
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
「やる事はシンプルになったわね」
「現在23時35分か……後は時間との戦いだな……」
「…由宇が何を言っているか分からない…」
「そうですよ栗戸さん。今は嵐の日の午前中です!」
「そうだったな。何事も無く地獄の門から帰って来た次の日の朝から再開だ」
「おう。新人。嵐の中で地獄の門へ行ったのだってな?」
見知らぬ冒険者が朝食を食べている3人へと親し気に話し掛けてきた。
「…誰?…」
「無視よ。無視。そんな事よりもご飯を食べましょう」
「美雪さん。相手の話は聞きませんか?」
「それで何?」
「話を聞いてくれるのか? 嵐の中出掛けて行くお前達の根性を見込んでの依頼がある」
「…何?…」
「クズ宝珠を4つ集めて欲しい。報酬は【攻撃力+2】の宝珠だ」
「クズ宝珠とは何の事ですか?」
「お前達はまだ【宝珠合成】をした事ないのか?」
「無いわ。まだ全員が宝珠を2つ付けてもいないわ」
「そうか。【宝珠合成】を行うようになると分かるのだがクズのような宝珠でも役に立つ」
「…そう…」
「少し声を掛けるのが早すぎたかも知れないな。今回の事は覚えていたらで良いぞ」
3人の元を去って行く中堅冒険者。
何の事だか良く分らず首を傾げる3人。
次回予告、【卓上演劇編2 宝珠合成】。
次回予告はいつもあてにならない。
今回は誤字脱字のチェックもしていない……




