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夢の中へ2

 全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。





 一瞬寂れた古井戸が見えた気がする。

 『あれは何だ?』

 と目をこすりもう一度よく見ようとすると場面が大きく替わっていた。



 

 白州しらすと呼ばれる真っ白い砂利が敷き詰められ綺麗に整備をされた庭先。

 一人の作者が茣蓙ござの上に平伏をしてキャラクターの出番を待っていた。


「港町奉行【黒井くろいつる】様。御出座ぁぁ」


 鶴が一段高くなった御座敷へと着席する。


「…まんねん童子…まずは言い訳…」

「はっ。昨夜は時間がありませんでした!」

「…嘘だ…調べはついている…携帯…」


 横に控えていた由宇が物証の携帯電話を鶴へと差し出す。


「…この履歴が動かぬ証拠…」

「一ヶ月ぶりの友人からの電話です。出ない訳には人間ひとの一分がたちません!」

「…22時半から3時間…」

「地獄にも休憩所は必要でございます!」


 司が鶴へと耳打ちをする。


「…起床時間は変わらなかった事は認める…」

「ありがとうございます!」

「…作業終了後に寝ている…」

「はっ。疲れ果て、寝不足の為、寝てしまいました!」

「…それで…」

「毎日更新を落とした5月11日と17日。活動報告にて4人の世界を更新をしております」

「…証人を呼ぶ…晶…」


 晶が白州にいるまんねん童子の隣に座り弁護をし始める。


「間違いなく5月11日と17日、作者は活動報告を上げています。僕達は出演しています」

「…本当?…」

「間違いありません。そして17日の活動報告の返信を作者はまだ返していません!」

「お奉行様! 白州には必ず帰ってきますので返信作業へといかせて下さい!」

「…分かった…」


 鶴は一度目をつぶり、間を置くと、裁きを言い渡した。


「…まんねん童子…『二度と更新を忘れない』…一週間も経たずに更新をしなかった罪は重い…昨日一区切りつくはずの卓上演劇編1も中途半端…だが確かに私達の世界自体は更新されていた事も事実…罪を減じ即刻の活動報告への返信を申し渡す…本日の裁きはこれまで…」



 

 はっ。

 夢か。

 更新を怠ると怖い夢を見るのだな。

 気を付けよう。




 この話はフィクションです。

 実際はこのような夢は見ていません。

 寂れた古い井戸もきっと夢……

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 この作品の前作はこちら。

主に会話で成り立つ世界

 作者本命作品はこちら。第6部分【異世界初の買い物】まで改稿。

せっかく異世界来たのに俺一人では無双出来ない

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