卓上演劇編1 地獄の門からの帰り道
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
時は晶の日常の前編と後編の間へと戻る。
放課後『主に会話で成り立つ世界同好会』のメンバーはいつもの屋上へと集まり、部活をさぼって逢引きをするカップル達の白い視線を集めながら活動を開始していた。
4人は妄想世界へと飛ぶ。
3人が初めて潜った地獄の門は行き止まり。
しかも宝珠が祭られているだけの部屋だった。
地獄の門にはこのような【当たり】と呼ばれる所もある。
そして行けども行けども終わりが見えないまさに【地獄】のような所もある。
不思議な共通点は、朝に入ろうが昼に入ろうが日中に門を潜れば、夕方になっている事だ。
逆に陽が落ちてから地獄の門を潜ると朝日が昇る所を拝む事が出来る。
3人はこの幸運を機に、共に地獄を巡る事を決めた。
自己紹介をしながら、集落へと戻る。
「美雪よ。よろしく。流派は無外流。道場を出て修行中ってところね」
「…いきなり砕けた…」
「話し方の事? もう道場じゃないのよ。師匠も先輩方も居ないからね。自由にやるわよ」
「僕はチハヤです。 僕自身に力はありませんが、陰陽師の霊が力を貸してくれます」
チハヤの肩の辺りに幽霊が実体を表す。
『ユラと申します。チハヤ殿の生命力を貸して頂き力を振るえます。お見知り置きを』
「ユラさんね。よろしく。幽霊って初めて見たけど本当に後ろが透けて見えるのね」
「…よろしく…私の名はクロウ…名は捨てた…」
「名は捨てたって『私の名は【クロウ】』としっかり名乗っているじゃないの?」
「…私は【クロウ】と呼ばれている…本名は捨てた…」
「言い直したわね」
「言い直しましたね」
3人の目の前には『本日休業』の張り紙が剥がされた【鬼を退治する者達が集う】店。
店の中からは陽気な喧騒が外にまで漏れ聞こえて来ていた。
「えっ! 今日はもう終わり? 短すぎない!?」
「仕方ないだろう。作者今日中に日曜更新分を終わらせたいんだよ。来月頭の更新分を書きたいんだよ」
「…所詮私達は気分転換…」
「忘れられていないだけ良しとしましょう」
「…今度更新を忘れたら…呪うわ…」
「早く本命作品の更新を終わらせてもらい俺達の世界にも時間を割いてもらおうな」
「無理ね!」
「なぜだ?」
「本命作品の本編制作しますよ。時間が出来たら出来ただけです」
「そう言えば短編作成が作りかけで止まったな」
「短編って言っても書きかけで既に14000文字越えていますよ……」
「あたし達が27話で約27000文字な事を考えると結構でかいわね」
「僕達の半分は作者の活動報告ですからね」
「…本命作品の読者が激増した時から…優先順位が大きく変わった…」
「あったなぁ狂ったように読まれた時。5日間の最大で24164PV。本命作品の総PVの5分の1を稼いでいるからな」
「…せっかくついた読者様が離れる…」
「そうですね。少しでも早く本編を進めたい気持ち分かります」
「そう思うと現実世界の仕事が増える。不思議よねー」
「…1つ1つ片付ける…」
「本当にそれしか出来る事って無いのよねー」




