ネットで知り合った友人と会ってみた! リアル体験談
皆様は、ここなろうや、他SNSで知り合ったネットでの友人(いわゆるネッ友)とリアルで会う、オフ会等の経験をしたことはありますか?
会いたいとは思いつつも会うのが怖いと思っている方へ。
また、もう何度も会ったことがある経験がした方へも。
リアルに私が今までネットの友人とリアルであったエピソードを上げていこうと思います。
私は学生の身ですので、未成年の同世代は親への許可、そして危険性を知ったうえで会いに行ってね(真面目な話)
おすすめはしません。危険な目にあっても一切の責任は取りません。
さて、本題です。
私は、過去に5人のネッ友と実際にお会いしたことがあります。
そのうち2人は連絡がとれていません。残念ながら、会ってしまったことでネットでの会話の熱が収まることもあるのです。
逆に会って意気投合し、もっと仲良くなったケースもあるのでご安心ください(そもそも大体そうだと思われます)
順を追って話をさせていただきますので、物好きな方のみお付き合いください。
一番最初にお会いした方は同年齢の方でした。
別サイトで知り合い、そのメッセージ機能で長文のやり取りをするぐらい仲が良かったです。
ネットリテラシーの低さがうかがえますが、ある程度ネッ友と仲良くなるとLINEを交換する癖があり、そのネッ友とも交換しさらに語りあっていたのを覚えています。
何かのきっかけで、相手の子がお互い好きなゲームグッズの話になったのですが、そのグッズのくじを引いてもし私の好きなキャラが出たら譲るよー、と言ってくださり、それがきっかけでリアルで会おうという話になった気がします。
(会話の履歴を漁ろうと思いましたが相手の方が機種変更か何かで確認できませんでした。確か、グッズを譲るために会う前に一旦どうせならリアルで会っておいて遊ばないかという流れになったかと)
同じ都道府県ということは知っていたので、お互いの好きな店がたくさんある街へ行こうという話になりました。
初めてネッ友と会うということで緊張や不安もありましたが、人通りの多い駅前待ち合わせ、会う前にボイスメッセージを送ってもらっていたのでよく言われる「実は相手がおじさんかも?」という不安はつぶしました。
(正直この不安に関してはそれほど不安に思っていなかったのですが万が一のためにボイメ送りあおう!となりました)
実際、人ごみで見つけられるのかと思いましたが、スムーズに合流ができ(私が駅構内で迷ってしまったことは置いておいて)その足でファストフード店に立ち寄り長話したり、アニメに関するお店を回ったりと楽しかったです。
実際に会って話すとやはり違うし、それなりに緊張もありましたがやはりネット内で仲良いおかげか、帰りぐらいにはもう素で話せている感覚です。
初めてネッ友とお会いしたのでこの新しい感覚に酔ったというか非日常感を感じたというか、これを機にネッ友と会うことが視野に入るようになってしまうのですが……。
別れる時には「また遊ぼうね!」と言い合って別れましたが、残念ながらその子と二回目に会うことはなかったです。
つまり、本来の目的のはずのグッズ関係で会うことはありませんでした。
会ってしまったせいかLINEもあまり送らなくなり、久しぶりに送った際に結構話せましたが、私が勝手に溝を作ったのかもしれません、残念ながら縁がなかったというか、それ以降の思い出がないのが結構悲しいですね。
丁度夏だったので、ファストフード店でかき氷フロート? と思わしきドリンクを頼んで二人で雑談をしながら相手の子のiPadを借りて音ゲームをやったことが思い出です。
二番目にお会いした方とは今でも連絡を取り続けています。実際会ったネッ友の中では一番いろいろ語り合える子です。
別サイトで本の話をしたことがきっかけで仲良くなったのですが、好きなアニメや音楽を話し、意気投合しLINEを交換しました。私の一歳下で、当時リアルに後輩という後輩がいなかった私にとっては友達ながらも後輩のような存在でした。
お互い子供でネットリテラシーがなかったことには目をつむってほしいのですが(大問題ですが……)その子が「今度○○に行くんだ、楽しみ!」といった話をし、その流れでいつか二人でその○○に行けたらいいよねえという話をしていました。
そして、住んでいる都道府県を確認したら同じなことに興奮し、割とグレーゾーンの場所まで開示しあったらまさかの最寄り駅が近かったという奇跡が起きました(良い子は絶対にまねしないでください)
ということでとんとん拍子にリアルで会おうという話が進みます。私はネッ友と一度会っているので慣れていますが相手はやはりネットの友人と会うのは怖くて約束の日を決めても取り消しになったり等ありました(これが普通の感性です)
相手の子が親と一緒に会いに来る、私が友人を連れていくということでこれなら安全ならばと会うことを決行し、その○○という場所に行くことを約束しました。
相手の子のお母さまは凄く優しい方で、その後も遊ぶときにたびたびお会いしましたが凄く良い方でした。
相手の子のおすすめの団子屋やソフトクリーム屋にいって一緒に食べ歩きしたのは良い思い出です
(私がソフトクリームを食べるのが不器用すぎて初手からドン引きされていたとは思います笑)
その子は、会ってからは逆に会話の熱が余計に高まりいろいろなところへ行こうねと約束しいろいろなところへ遊びに行きました。最寄りが近かったので会いやすかったおかげです。
一緒に推し活をしたり、時には地元で会ってウィンドウショッピングをしたり、いつも楽しい思い出ばかりです。
受験等の関係で長い間会えていませんが会う約束はしているのですごく楽しみです。
お互いアニメや本から話が入ったというのに最近は好きなバンドの話ばかりしているので私の布教したバンドが見事に布教成功しいつかそのバンドの出るフェスに行こうという約束が成立しました。楽しみです。
その子は凄く良い子で、私が悩み続けて友人を振り回していたころも真面目に話聞いてくれて、一緒に遊ぶときも方向音痴の私とは変わってルート通りに行くしっかりとした子だったので会ってからは「私が先輩としてのメンツがないな……」なんて思ったりしていました。
とにかく出会えたことに感謝しかない縁です。
三番目にお会いした方は個人的に強烈なエピソードがあると思っています。
最初に言っておくと異性です、確か二歳上の方でした。
今の私なら絶対に会いませんが、当時はネットの友人に対して性別がどうこうというより「友達」と捉えて、年齢的によくわかっていない子供だったこともあり今考えたら正気でないなとは思っています。
異性のネッ友が危ないというわけではなく(それもそれで良いわけではないのですが……)結果を言うと、結構相手の方が地雷だったのです。
なろうとTwitterが繋がっていてまあまあ話していた程度だったのでよく会う流れになったなあとは覚えています。
喫茶店へ行ったり、散歩した覚えがあります。
お会いする前まではそう思いませんでしたが、お会いしていろいろ話した時に相手の方がいう「元カノ」に関するエピソードが個人的に衝撃でした。
付き合ったことも別れたことも知っていたので気にしていませんでしたが、その方が付き合っていた方はネットで知り合っていた女の子だったらしいのです。
ネット恋愛が身近にあったこともびっくりしましたが本題はそこではなく。
揉め事の内容は覚えていないのですが、彼女と揉め、別れた際に別れてからも禍根を残したので、元カノとなった子の通う学校にその方が電話をかけたらしいのですね。
話を聞く限りではわからないのですが、その方いわく、元カノの方がドン引きするようなことをしたらしく(相槌に専念していたので詳しい内容は存じ上げません)別れて揉めた腹いせに学校側にその内容を報告したというのです。
正直びっくりしましたが、この程度でやばい奴だな判定はしていませんでした(元カノが何をしたかわからないため)
次は確かお互い鉄道が好きなのでそれ関連の遊びに行こうと約束をして別れたのですが問題はその日の家でのLINE内容です。
私が会った時の雑談の中で何気なく自分の友達が悩んでいることを「こう悩んでいる友達がいてどうしていいかわからなくて……」と言ってしまったことが間違いでした。
家でのLINEで最初は普通に話していましたがなにかのきっかけでまたその話になった時に「その子の悩みの力になれるかもしれないから話したいし、それができなければLINEを教えてほしい」と要求してきたのです。
悩みの内容があまりここで書いてよいことではないので触れませんが、その内容を知っていたら容易に「知らない自分だけど力になれるよ〜」と気軽に言えるものではありませんでした。
そもそも、見ず知らずの女の子の連絡先を教えてほしいという時点で相当危ない奴です。
その話は何となくいい感じで保留しましたが、怖くなり「親に会うことを危ないからと反対されて……」等の理由で距離を置こうとしました。
しかし、その前から年上ということで勉強良ければ教えるよ!といわれており、「会えなくともビデオ通話とかで勉強しようよ」と言われたのです。
それ以外の雑談の内容もなんだか嫌悪感が湧いてきたので縁を切りたいと伝えLINEもTwitterもブロックしました。
幸運なことに相手の方がそれでしつこく止めたり逆ギレすることがなかったので、思ったよりあっさり縁が切れて「もしかしていい人だったのかな」と錯覚してしまうほどでした。
確かこの方のことを友達などに相談したらやばいやつなので縁切れと言ってくれた方が多くそのおかげで決断できた部分もあります。
いわゆる、会ったらおじさんでした、出会い目的丸出しの男でした、顔写真撮られました、などの被害は受けなかったもののネッ友の危険性を知らされた一件でした。
四回目にお会いした方は同じなろうにいる同年齢の学生エッセイリスト仲間のはせさんです。
(はせさんのエッセイで書かれていたのでこちらでも名前を出させていただきます)
凄く都道府県的に離れていた距離でしたが、とある機会に私の都道府県に来ることになったのでじゃあ案内もかねて!ということで会うことになりました。
私は模試前日に行くというバカなことをしましたがこの日を逃したら機会はなくなると考えたので会って正解だったなとは思っています。
アニメなどのお店を回れてすごく楽しい一日を過ごしました。
はせさんの住んでいる都道府県のおみやげをいただき、すごくおいしかったのが忘れられません。
そのお会いした時に、はせさんとの雑談でこれから挑戦したいことをちょっとだけ聴いていたのですが、それ以降に凄く活躍されており本当に同年齢ながら凄いなあ……と尊敬せざるを得ませんでした。
そんな凄い方であり、なろうのエッセイリストに実際にお会いできたことは凄い経験だったなと思っています。
単純にそんな凄い方と友達として色々楽しめたのが本当にうれしかったです。
またどこかの機会でお会いできればなと思います。いつになるかはわかりませんが、その時には私も同じぐらいの凄い奴になっていたいとは思います(笑)
素敵な経験を得ることができました。
本当にありがとうございます。
最後に、五番目にお会いした方ともまだ連絡を取り続けています。こちらも一歳年下の方で、別サイトで知り合いTwitterやLINEを交換するほどの仲です。
その子と会いたいね~という話をしたことはなかったのですが、お互い見たい映画があり軽く良ければ一緒に見ないかという話になりました。
過去の四人とは会うまでに結構時間がかかったので個人的に驚きましたが、そんな軽く会って当日話せるかな……という不安は杞憂に終わりそれを機会にもっと仲良くなることができました。
映画を見る前は個人的にまだ素を出せていませんでしたが、見終わってからは激熱なシーンや主題歌、声優等を語ってお互い興奮していたのですぐ打ち解けることができました。
同じ都道府県というものの少し遠い場所なので軽く会おうとはなりませんでしたが、カラオケを行ったりお互い好きな展示会に行ったりと良い思い出ばかりです。
最近だとこちらの学校の文化祭に友人を連れてきてくださり凄くうれしそうにご飯を食べていたのでこちらも幸せになりました。
お互い忙しく会えていませんが、またどこかへ遊びに行こうという話をしているので本当に良い縁に恵まれたなと思っています。
こちらが実際にネッ友にお会いした際のエピソードでした。
比較的本当に良い縁に恵まれましたが、ある程度凄い方もいるとのことでネットには本当に気を付けてほしいのですが、良い経験になったかといわれればそうなります。
この経験が執筆に活かせたら良いなと思っています。
ネッ友に会うときは不安や緊張もありますが結構楽しくて、この感覚が忘れられずに会いたいなと思うネッ友の方は未だに多くいます。
しかしながら、いろいろありまして私が自分の顔面に自信を持てなくなってから気軽にネッ友に会えなくなりました。
よく、オタクの方や音垢と呼ばれる邦ロック好きの方は、イベントやライブなどでネッ友とお会いしているのが多い印象です。
そこで輪が広がり友達が増えるという陽キャのような人間が多いのですが、皆様顔を隠して載せている実写が本当に美男美女ばかりなんですよね。
そんな美女の方々と自分が並ぶ自信がなくて会おうと誘われても保留にしてしまうことがあります。
保留にしてしまったエピソードといえば同じアニメが好きでつながったオタクの子と、そのアニメのイベントがあるので会えたらよいねーという話になりましたが、予約した日付が合わずに、「いつか機会があったら!」といわれたのに対して、自分の自信のなさのせいでその機会に乗ることができませんでした。
その子がこっそり上げるストーリーの実写がとてもかわいかったので尚更会うのがとても緊張し約束を取り付ける気になりませんでした。
その子が垢変更をしてしまったので連絡手段が消えてしまったことになります。今更ながら結構これは後悔しています。
それこそあれだけ仲良かったならば会って話せればよかったなと思っていますが……。
今でもコンプレックスは消えていないので簡単にネッ友と会う約束はできないですね。
同じバンド好きで凄くおもしろくてもっと仲良くなりたいなというネッ友の方が、自分の顔に自信がないから周りの人たちみたいに可愛い実写も載せられないしネットの友達とも会えない、とおっしゃっていたことがありまして、その方とライブ行けたら楽しいだろうなと思っていたので少し残念と思った反面、その気持ちが痛いほどわかるので下手な声掛けができなかったことを覚えています。
凄く仲良い子のみ、会っても私の顔をブスと思ってるだろうか?と不安を抱かない子とは会えたらなとは思っています。
しかしながら今度は都道府県の物理的な距離だったり、せっかく同じ都道府県だというのにお互いの忙しさで会えていなかったりします。
誕生日プレゼントを送ってくださったネッ友がいるのですが、好きなアニメで仲良くなり私の人生を変えるほどのバンドを布教にしてくださり凄く話の合う素敵な方です。
遠征の機会があれば会おうという話になっていますが一体いつになったら会えるのだろうと思っています(笑)
こう考えると場所や予定に恵まれ、これほどのネットでの縁に恵まれたことに感謝しかありません。
ネッ友は大体は同じ趣味でつながっているのでリアルの友人より素を出しやすいというか。趣味関連のイベントも誘いやすいですしね。
また、どうしても相手が生身の人間だと思っても画面越しでは実感が難しいです。
何回もネッ友に会った経験があるというのに、実際会うとやっぱりみんな存在しているんだなあと思ったりします。
ネッ友に会う、どんな方だろう遊ぶの楽しみだなというワクワク感を含め非日常感を味わえるのもとても良いです。
私のリアルの友人でも同じ趣味のネッ友と会っている方は多いのでなるほどそういう時代なんだな、と思っています。
ただ、場合によっては危険になるかもしれない、ということもあるという経験もしているので良いか悪いかは置いておき……。
案外私の周りでも成人と会ってトラブルを起こした方や、特に音楽系だと出会い廚やチケットのトラブルが多いので、気を付けたいなと気を引き締めながら、それでもお会いできる機会があれば仲の良い方とはいろいろあっていろいろなところへ行っていろいろなお話をしたいなあという気持ちもあります。
ネットを使う前まではネットで交友関係が出来るというのが思いもよりませんでしたが、凄く楽しい時間を過ごせてよい経験を得られていると思っています。
そういうところがネッ友と実際にお会いする面白さなのかと思います。
以上、私の経験を踏まえたネッ友に関するエピソードでした。
お読みいただきありがとうございます。
こっそり質問したいのですが、実際ネットの友人とお会いした経験がある方っていますでしょうか……?
良ければそのエピソードなども聴きたいなと思います。
作中であげた、実際にお会いしたことのあるはせさんのエッセイはこちらとなります。
「エッセイジャンルから離れて1年、学生がなろうの荒波を経験した方が良い理由がわかりました。」
https://book1.adouzi.eu.org/n8792kg/




