第40考.塩バターパン
全種類買ってきた!
※noteにも転載しております。
中に仕込んだバターが溶けて、空洞ができた塩バターパン。
私、あれ大好き♡
表面のカリっと、生地全体のもちっ、そして内側のバターのうまみ。
ほんと、死角なしです。
定着するまでは、「からっぽ感」を悪くとられないように、「空洞がおいしい」なんてキャッチフレーズをつけられていたこともありましたが。
そのフレーズの優秀さを、讃えたうえで。
塩バターパンが定着した今だからこそ、あえて言いたい。
正確には違うのだと。
おいしいのは、空洞ができたことで生じる、新しい「表面積」——いや、内側ですから「内面積」とでも呼びましょうか。
バターのしみこんだ、その「内面積」がとくに絶品なのです。
空洞そのものには味はないはずですからね。
と、ここまで描いておいて。
ひょっとすると空洞——すなわち「味のすきま」こそが、「内面積」の味の濃厚さをひきたてるのかもしれない???
この可能性にも気づいてしまったのです。
そしたら、ほんとに「空洞がおいしい」のかもしれない!!
例えるなら、余白や休符のように。「空洞」こそが「内面積」以上に、塩バターパンにとって重要な概念だとしたら。
そんなふうに考えて、さらに好きになってしまいそうです♡
菓子パン系も、惣菜パン系もありました。




