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哲考所  作者: 歌川 詩季
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第39考.腹が減っては戦はできぬ?

 ことわざ好き好き♡



※noteにも転載しております。

「奮闘」という意味ではそうでしょう。燃焼するエネルギーがなければ、物理学的に無理です。


 でも、「(いさか)い」という意味では。

 むしろ、「飢え」を満たすために「争い」が起きることのほうが多いかと。

 ほんとに腹が減っていないなら、わざわざ争いたる(いくさ)を起こすことなんてないのです。おなかいっばいになると、眠くなるでしょう? そんな眠い中、腹が減ってもないのに、めんどうな(いくさ)を起こして、自らにも被害を負うよりも。

 すでに満ちている空腹とはべつの、こんどは睡眠のような安らかなものを求める欲望のほうに、矛先が向くのではありませんか?その「(ほこ)」は(いくさ)に用いられる、(とが)ったやつとは、ちがうもののはず。

 みんなが満ち足りていることこそ、平和への近道かと思われます。——それでも、際限なく強欲な者は、争い、奪おうとし。それに(あらが)うための(いくさ)は生まれてしまうのでしょうが。


○腹が減っては(いくさ)はできぬ

○腹を減らせば(いくさ)が起きる

○腹が満ちたからには(いくさ)は要らぬ


 どれも、ことわざとしてありえそう。

 愛ゆえに、いぢる。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 飢餓や食糧問題は生存に直結するので、確かに戦争の引き金として充分ですね。 そう考えますと、「腹を減らせば戦が起きる」は確かに成立し得ると言えそうです。 [一言] 戦争と空腹という観点で考え…
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