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プロローグ

「『部内恋愛禁止なので告白したくても出来ないんですが、クラスメイトの子が彼のことを好きらしいんです。私は諦めるしかないんでしょうか? それとも部内恋愛禁止を破って想いを伝えた方がいいんでしょうか? 公開恋愛中のお二人の意見を聞かせて下さい!』だって。どうなの、お兄ちゃんに比奈?」


「まずまともな恋愛相談がきたのが驚きな訳だが」


「カズ君に同意」


「あのね二人共……」


「とにかく答えだけど、難しいよなあ」


「確かに」


「あれ、二人なら規則なんて破って告白しろーとか言うかと思ったんだけど」


「いやー、そう簡単な問題じゃないしな」


「うん……」


「お、お兄ちゃんと比奈が大人になってる……!? どうしたの、大人の階段登っちゃったりした!?」


「……そうかもしれない」


「え……ええええええ!?」


「比奈! その言い方は誤解受けるから! 登ったとしても精神的にだから! 身体的じゃない!」


「お兄ちゃん、私は精神的に登ったっていうのもどうかと思うけどね……」




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