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プロローグ

「次は退却の小人さんからのお便りです。香月さんが芸能人を目指したきっかけは何ですか? はい、比奈答えて」


「えーっと、私、小さい頃は凄く大人しい子だったんですけど、アイドルのお陰で友達が出来たんです。それで、私が有名になることで自分もそのような存在になりたいと思ったからですね」


「アイドルでこうしてきちんとした理由というか、きっかけがあるって珍しいことだと思う。凄いよなー夢を叶えたんだよなー」


「でも、そんな比奈を救ったのはお兄ちゃんだからね」


「……なあ、そのお兄ちゃんって呼び方はやめない? 一応同い年なんだから」


「例え同い年でもお兄ちゃんはお兄ちゃんだもん。それにこう呼ばれて満更でもないんでしょー?」


「ぐぬぬ」


「カズ君お願いだからそこは反論して」


「お兄ちゃんと呼ばれても嬉しくなんかないけれど! お兄ちゃんは禁止だ! 誤解を招くから!」


「そんな……酷いよお兄ちゃん……」


「う、ぐ……ええい、誤解を招かれてもいい! お兄ちゃん呼ばわり最高だ! 素晴らしい!」


「ああ、カズ君がどんどん変態になっていく……」




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