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アイドルと公開恋愛中!  作者: 高木健人
12章 高城和晃編
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プロローグ

「前から告知してますが、十一月に私のセカンドライブが開催されます。是非是非、来てください! 会場で待ってます!」


「前回のライブからおおよそ一年か。久しぶりのライブだな。いやー、楽しみだ」


「ファーストライブが学校っていうのも凄い話だったよね」


「しかもそれが大成功だったしな」


「そうだよね。あ、そうそう、次の金曜から日曜にかけて私達の通う学校で文化祭を行うので、もし予定など空いてたら是非こちらの方にも来てください。カズ君の演じてる姿が見れますよ」


「見所はそこじゃないだろ。クラスの方でメイド喫茶を開くんで、比奈が働いてる時間に来ればメイド姿の比奈が拝めますよ。……こっちのが華やかだろ?」


「でも私より可愛い子多いし、それにライブの調整であまり準備に顔出せそうにないからなあ……」


「比奈がメイド服姿なだけでレアなんだよ!」


「そんなことないと思うんだけどなあ」


「ま、とにかく比奈のメイド服姿も味わえるし、比奈と同じくらい可愛い女の子達がメイドになりきって皆さんを迎えると思うので是非来てください」


「私達、三年生だから特に気合入ってるんで、外観も、肝心のコーヒーや料理も期待してください」


「文化祭が終わったら待つイベントは受験ぐらいだからな。嫌でも気合入るってもんだ」


「そう思うとやっぱり、学校生活の楽しいイベントはこれが最後なんだって思えちゃうね」


「……ああ。まだ卒業まで半年近くあるけど、少し早めにこの三年間を振り返るのもいいかもしれない」


「少しどころか大分早いね」


「まあな。でも支障はないだろ。というわけで今日は――過去を振り返ってみようか」




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