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登場人物一覧

【崎ヶ原高校・新三年生】


 ・高城和晃たかしろ かずあき

 物語の主人公。演劇部所属。二年生の夏に比奈と出会ったことにより日常が賑やかに変化していく。様々な苦難を乗り越え、ついに比奈と本物の恋人になる。

 妙に捻くれていたり素直じゃなかったりするが、結果的にそれが誰かの救いになってたりもする。それと自他共に認める「やる時はやる」性格で、常識に囚われない自由な発想で度々道を切り開く。

 内にとある問題を抱えており、それが彼の今の思考及び行動に影響を与えている。それには父親が深く関わっているようだが……?


香月比奈かづき ひな

 物語のメインヒロインにして元国民的アイドル。現在は和晃とコンビを組んで細々と活動中。最近は人気が戻ってきたようだ。

 その性格は健気、献身的、気配りも出来て誰にでも優しく、まるで天使のような存在。だが天然だったり純粋過ぎたり地味にオタクだったりと所々残念な部分がある。

 マネージャーにもアイドルに向いてない性格と言われるが、彼女の根本には誰にも負けない強い意思が秘められており、それが夢の実現に繋がった。

 勘違いを乗り越え、晴れて和晃と恋人同士に。初めての恋で慣れないことも多いが、彼への想いは確かである。完全なゾッコン状態。


中里若菜なかさと わかな

 演劇部所属。

 感情を中々顔に出さない無表情っ娘。……が、内心は色々考えているらしく、本人曰く見た目省エネ、中身はハイテンション系女子。あと地味にS。思ったことを素直にずばっと言える性格。

 彼女の最大の特徴はその見た目。小柄な体に似合わぬ二つの大きなお山は周囲の男性を釘付けにする。

 過去の経験から人間関係に煩わしさを感じていたが、由香梨と出会うことでその考えは大きく変わる。また、彼女との繋がりで和晃と知り合い、接するうちに彼に恋心を抱くようになる。

 二年生の冬に意を決して告白するが、フられる。それでもめげずに和晃を想い続ける強い女の子。


菊池由香梨(きくち ゆかり)

 和晃の幼馴染。少々ガサツだが、いつも明るく、周囲を引っ張る。また何だかんだで面倒見がよかったりする。よくいえばムードメーカー、悪く言えばトラブルメーカー。

 もう一人の幼馴染である沙良と大親友であるが、同時に彼女に女としての嫉妬と羨望を抱く。中学三年の時、思わぬ形でそれが爆発する。それによって暫く和晃と絶交状態にあったが沙良の仲介で仲を回復する。

 元は和晃のことを好きだったが中学時の事件を経て、気持ちを切り替えようと前向きに考えている。……のだが、好きだったよしみのせいか彼に対して若干複雑な思いを描いている。比奈と和晃の恋路については心から応援している。


岩垣直弘(いわがき なおひろ)

 常に偉そうな口調なのが特徴。またかなりのオタクでバレンタインにはゲームを学校に持ち込み、寂しさを紛らわそうとしていた。だが現実の女の子に興味がないわけでなく、特に最近は恵のことを気にかけている。

 グループの中でのいわゆる参謀役で、頭が回る……と思いきや学力はそこまで高いわけでもない。

 また本人非公認の香月比奈親衛隊の隊長を務める。しかし、今後この設定が本編に活きるのかどうかは不明。


久保田久志くぼた ひさし

 微笑を浮かべればそれを見た女の子がときめく程度のイケメン。

 本人は自分の事をずるい人間と評価しているが、結局他人を気にしたりと残酷になりきれない性格。ちなみに周囲からみればただの優しいいいやつ。

 若菜のことが好きで、想いを伝えるが恋が実ることはなかった。……というのに何を思ったのか諦めずにアタックを続ける。その姿は普段の彼を知る者からは想像がつかない。そしてうざい。

 また「恐怖」をトリガーにいつもよりワイルドな性格であるワイルド久志なるものがある。



【崎ヶ原高校・新二年生】


黒瀬祥平(くろせ しょうへい)

 演劇部所属。一見クールに見えるが中身は熱血野郎。部活に対しても真剣に取り組んでおり、その結果誰もが認めるエースとなる。

 和晃に憧れて入部したのはいいが、肝心の本人が来なくてちょっぴり寂しがっていたりする。代わりに会う度にお小言をプレゼント。最近は呆れ始めてきているが、羨望の気持ちはまだ強く残っている。

 恋愛に関しては超がつくほどの鈍感。


梨花(りか)さん

 元アイドルで比奈と同じグループで活動していた。だが落ちぶれていくグループに嫌気がさして脱退。そのままアイドルの道も閉ざす。現在は夢を叶えた比奈とそれをサポートする和晃を密かに応援する。

 祥平に惚れていて、彼が所属しているという理由で演劇部の手伝いをしている。

 頼りになる人物だが、その中身は知れば知るほど残念な部分が浮き彫りになっていく。特に恋愛事が関わってくるとその傾向が強くなる。

 果たして彼女の恋路が成就する日は訪れるのだろうか……。



【芸能関係者】


安岡恵(やすおか めぐみ)

 比奈と同時期に養成所に入ったアイドルの卵。比奈の親友。

 見た目がとても幼く、ランドセルを担ぐ姿がよく似合う。けれどれっきとした高校生である。

 とても明るい性格でかつ悪戯好き。よく比奈の公開恋愛に対してアドバイス(たまにもとい悪戯)をする。だが本人は恋愛事に疎く、いざデートとなるとどうしていいかわからなくなる。

 一度アイドルへの道を諦めかけたが比奈と和晃の説得により、再び活力を取り戻す。以降二人のラジオに出演したりと細々と活動中。最近はその幼い見た目とその活発さで知名度が上がっていたりする。

 最近、練習デートを経て直弘のことを少し気にかけている。


河北慶(かわきた けい)

 最近注目を浴びる若手イケメン俳優。

 本来は舞台の役者でテレビなどにはあまり出ない。しかし活躍の場を広げるために少しずつそちらにも侵食しているようだ。

 小さい頃から劇に憧れていて、人と違った特殊な理由から役者という道を志す。

 一度和晃に勝手な疑惑をかけられるが、それに対しても寛容な心で許す。それどころか彼を気に入る始末。いわゆるちょっと変わった人物。ただ、夢に対する真摯な意思は確かである。つまり心も体もイケメン。

 スキャンダルの後始末をした後、和晃と比奈に自分が出演する舞台のチケットを渡す。それが和晃達の運命を大きく変えることになる。


(あや)さん

 比奈の現マネージャー。そして比奈の憧れていたアイドルである。

 スキャンダルによってアイドルの道を閉ざし、一時行方をくらませる。新事務所の立ち上げで元恋人の伊賀と再会し、二人で比奈の稼業を支えていく。

 今は和晃と比奈のコンビを暖かく見守りながら、精一杯サポートする。


伊賀紘平(いが こうへい)

 現テレビ局のスタッフ。そして彩さんの元恋人である。

 同じ職場で彩と働くという目標を立て、見事それを達成する。が、その後彩と二人でいるところを写真で撮られ、二人は別れてしまう。深い悲しみを背負って生きていくが後に彩と再会。それからは二人で比奈を支えていく。

 比奈がスキャンダルに合った際、「公開恋愛」という案を生み出したのはこの人。その案が成功した後は和晃にかつての自分の想いを重ね合わせながら動向を見守る。


香月博美(かづき ひろみ)

 比奈の実姉。また重度の腐女子。さらに超シスコンで妹が心配という理由で妹に変装し、和晃とデートして彼の価値を確かめた。

 作中では何でも出来る姉で、敏腕プロデューサーである。しかしシスコンと腐女子設定のせいで霞みがち。

 


【その他】


三条沙良(さんじょう さら)

 和晃と由香梨の幼馴染。

 小さい頃二人に遊びに誘われて、以後三人で活動していく。そのうち和晃に恋を抱くがその恋路は成就しなかった。

 中学の頃に父親が重い病気にかかり中学を卒業したら働きに出ると決意するほど追い込まれた。だが和晃の機転により救われる。代わりに彼女は和晃の父の下で働くことに。

 二人が住む町から離れても二人を想う気持ちはそのままどころかむしろ強くなり、度々くる彼女のコンタクトは過剰になりがちである。お陰でヤンデレであるとよく勘違いされる。とても一途なだけで決してヤンデレではない……はず。


・和晃の父親

 和晃にとって畏怖を感じる存在。また作中でも回想しか出番がないため詳細は分からないが、どうやらかなりのやり手であるらしい。


・越塚先生

 二年生の時の和晃達の担任の先生。非常に雑に見えるが生徒想いである。

 また作中では語られていなかったが演劇部の顧問でもある。三年生編ではきちんと部活に顔を出すようです。


・記者さん

 比奈のスキャンダルを作った犯人。ある意味で二人の出会いをきっかけを与えた人物。

 私利私欲のために記事を捏造していたが、家族に諭され後に改心。再び和晃と再会した後は二人の公開恋愛をサポートするべく無償で情報を提供する。



【番外編】


・公開恋愛

 和晃と比奈の「恋」模様を「公開」する作戦。これによって今までとは違ったファンを獲得し、スキャンダルによる人気の低下を抑えようとした。一時は失敗に終わるが和晃の奇策である「公開恋愛宣言」によって何とか持ちこたえる。以後様々な意見を飛び出るが、結果的にはプラスの形で働くことに。

 現在も継続中である。



【...and more】





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