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ぐーたらメイドと無能なお姫様〜無自覚スキンシップで女の子陥落大作戦〜  作者: りんご飴ツイン


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第三十二話 よし、準備しよう その一

 

 目が覚めたら、ミリファの寝顔が目の前に。


「わっ」


 思わず叫びそうになるほどに歓喜が胸の内から押し寄せた。ファルナは口元を押さえ、深呼吸して、暴れそうになる本能を抑えようとする。


「むにゃ……」


(わ、わわっ。ミリファさんだ、寝顔のミリファさんだーっ!!)


 うずうずと今にも迸る感情に従って抱きしめたくなったが、起こしてしまうのではと己の欲望を抑え───



 ミリファからだった。

 華奢な腕がファルナを取り込むように胴体に襲いかかり、それはもう濃密に引き寄せられたのだ。



(うわ、うわわあーっ!!)


 いつまで経っても慣れない。何度してもらっても『もっとして』と貪欲に求めてしまう。


 だから、気づけなかった。

 ()()()()()()ことに。



 ーーー☆ーーー



 戦争の勝敗を決めるのは実際に戦う『前』である。糧食に武具を必要分集める必要があるし、鍛錬や軍事演習で正規兵の練度を底上げしておく必要があるし、兵力の増強のために傭兵や冒険者を雇うことだってあるだろう。また各種貴族や有力商人等に話をつけることで支援を受ける体制を整えることも必要だ。


 全ては戦争『前』にかかっている。

 敵に勝てるだけの兵数、それを維持する糧食等の環境、何らかの作戦を行う下準備にしても───備えている必要がある。


 その場の思いつきで大軍を打ち破るなどといった夢物語は実戦ではほとんどない。もちろんそんな夢物語が現実となることもあるかも知れないが、そのためにも状況に臨機応変に対応できる知識や判断能力を身につけ備えておく必要があるし───そもそもはじめから一発逆転の奇跡に頼っていては敗北は濃厚である。


 というわけでアリシア国では『準備』が行われていた。誰も彼もが迫る『開戦』の時に追い立てられていた。


 そんな中、正門近くでは黒獣騎士団団長たる眼帯の男が騎士に長剣を突きつけられていた。


 門番たちがあれどうしよ? とオロオロしていたので、こっちで対処するから心配するな! と眼帯の男は声をかけてやる。


 そうして邪魔が入らないように調整した上で正面の騎士に視線を向ける。


「お前さん鳳凰んところの脳筋のお気に入りだな。このクソ忙しい時に何をトチ狂ったことやってんだ?」


「簡単っすよ。『強く』なりたかったんすけど、正当法じゃ限界があったんすよ。だからって手っ取り早く『強く』なる方法なんてないっすから、考え方を変えたってだけっす」


「あん?」


「強敵に『勝つ』だけなら手っ取り早い方法があるっすよ」


 つまりは、


「自分よりも遥かに強い奴に勝つことができればいいんすよ」


「矛盾してねえか?」


「そうは思わないっす。力の大小は勝敗を分ける重要な要素っすけど、強い奴が必ず勝つってわけでもないっす。なら弱くても勝てる方法論を確立できれば、もう二度と負けないっす。だから───喧嘩売ってるんすよ」


「なるほどな。ハッ、あの脳筋のお気に入りだけはあるな。いい感じにぶっ飛んでやがる」


 ゴギ、と首を鳴らし、口元をつり上げる眼帯の男は最後にこう問いかけた。


「そこまでしてなぜ勝利を求めるんだ?」


「もう二度と失わないためっす」


 それ以上の問答に価値はない。

 正真正銘の『騎士』の覚悟には相応の対応を返すのが礼儀だろう。



 だから、最初から全力であった。

 ドッゴォンッッッ!!!! と首都全域を揺るがす激震が炸裂した。



 ーーー☆ーーー



(魔女だけじゃなくダークスーツの女まで追加だなんてやってられないわね)


 宿を出て『流通区画』に足を運ぶエリス。妹はしばらく同僚の家に泊まるらしく(それはもう狼狽したし、力づくで取り返そうと思ったが、妹の前では姉らしく冷静ぶって許可を出した)、珍しく一人での散歩であった。


 『それあげるから』とリーダーからもらったからこそお気に入りの黒のワンピース姿であった。その下にはあの女に刻まれた怪我が残っており、痛々しく包帯が巻かれていた。とはいえこうして身体を動かす分には問題ない。


 適当な出店でいくつかのフルーツの果汁を混ぜ合わせたミックスジュースを買う。それに口をつけながら、特に目的もなく散策を続ける。こうして身体を動かしながらのほうが考え事に没頭できるのだ。


(『魔の極致』ってのがどんな枠組みなのかは分かんないけど、出来ることなら禁域魔獣領域の時のように()()()()()()()()()()レベルの戦力を用意したいところよね)


 もちろんそんなことができれば苦労しない。あの作戦は非公式に結集したチームが行った封印作戦であったのだ。それこそ参加したメンバーしか知らないほどの、歴史に残らない偉業を成し遂げた面々は相当にぶっ飛んだ傑物たちであった。



 たった一人の罪なき女の子の笑顔を守るためなら国さえも滅ぼす犯罪組織『暗黒吹き散らす鈴の音』のボス。


 人の世との関わりを断ち、移動式の居城で深海を揺蕩う不死身の女王。


 一つでさえ会得できる者が少ないスキルを七つも駆使して、各地の難攻不落な遺跡に挑むトレジャーハンター。


 海を割り、山を粉砕し、空を穿つとまで言われるほどに『技術(アーツ)』を極め、遂には泳いで大陸の外にある『国』に辿り着いた武道家。


 そして、『勇者』を名乗る少女。



 エリスがサポート役に徹するくらいには規格外な面々であった。あれほどの力を持つ人たちがいれば、あの無表情女のように新たな『魔の極致』が現れたって十分に対応できる。


 ……問題はどいつもこいつも現在位置不明で連絡つかないことだろう。


(あの封印作戦であいつらが揃ったのは奇跡に等しいのよね。確か『勇者』が声をかけたとか何とか)


 かく言うエリスも『勇者』を名乗る少女に頼まれて封印作戦に参加したのであった。困っているみたいだから助けよう、くらいの気持ちだったのだが、よもやエリスが死を覚悟するほどの難易度の作戦とは思いもしなかった。


(魔女は必ず動く。魔導兵器であれだけの殺しをばら撒いたように、悪趣味を存分に発揮するに決まっている。───だったら今度こそ完全に殺さないと)


 と。

 あるコスプレ集団が視界の端を掠めた。


 それは、まさに、


「エンジェルミラージュたん!?」


「うおわっ。まさかのそっちからかよ!!」


「久しぶりだね!!」


「そ、そうね、って、ちょっ、ふんぎゃー!」


 暴風を活用した、目にも留まらぬ速さでの飛びつきであった。それはもう見事なホールドだったとか。



 ーーー☆ーーー



 レディローズ公爵家が長女フィリアーナ=レディローズとメイドとの勉強会、その一幕。


「そういえば魔法陣って亜空間から魔法を現実世界に召喚するのよね?」


「そうですね」


「つまり魔法陣は空間と空間を繋げている、と。それって魔法使いなら誰でも転移系スキルと同じことができるということですよね!? ふふ、ふふふ、どうして今まで試さなかったのでしょう! こんなに便利な力を腐らせておくなんてもったいないですわぁ! さあさあ物流の常識を覆しましょう!!」


「お嬢様。お言葉ですが、その程度他の人間が考えないとでも思いましたか?」


「へ?」


「魔法陣とは魔法を通すゲートです。魔法や魔力以外は通らないんですよ。だから魔法陣を狙って魂に干渉するには魔法を使うしかないんです。まぁ肉体強化魔法が欠陥品扱いというか魔法と認められない理由はそこにあるんですが」


「それは残念ですわぁ。ん? 肉体強化魔法? 魔法って四つの属性しかないのでは???」


 さりげなく主が興味を引き、勉強に持っていくのがコツだったりする。


「肉体強化魔法、あるいは身体強化魔法と呼称しますが、どちらも意味は同じです。この魔法は文字通り肉体を強化する未分類魔法です。四つの属性に当てはまらない方則宿す未分類は現在肉体強化魔法と魔力の塊を飛ばすだけの魔光だけですね」


「で、で?」


「肉体強化魔法、発動は簡単なんですが停止させるのに時間がかかるため、長時間魔法陣を展開してしまいます。つまりそれだけ弱点をむき出しにするということです。そういった背景があって、肉体強化魔法は正式に魔法と認められていないのだとか。私は気にしないのですが、人によっては拘る人もいるので気をつけてくださいね」


「ふーん。便利そうなのにもったいないですわぁ」


「戦闘には使えませんが、実生活には役立つかもですね。あ、肉体強化魔法といえば第七王女様はこの魔法を使おうとすると()()()()()()()()()のだとか。その辺りに秘密がある……なんてのは穿ちすぎな考えですかね。私はロマンがあっていいと思うのですが」


「ロマン?」


「ええ。第七王女様には他の王女様同様『女傑の血』が流れているのだから、相応の才能が隠れている、なんて」



 ーーー☆ーーー



 第二の塔、地下。

 じめっとした空気や臓物の腐ったにおいに顔をしかめる第四王女。薄暗い一室には木屑や土や鎧や臓物の残骸が乱雑に散らばっていた。つまりはフラグメントに使われていた材料である。その他にも先の事件で暴れた魔導兵器に使われていた材料の残骸が所狭しと転がっている。


 その中心。

 残骸に身を埋めた女に用があったのだ。


「おほほ。相変わらず穢らわしい部屋ですわね」


「んあー? 妹その二じゃん。どうしたってことよ」


 魔導兵器の第二王女リゼ。

 素材はいいはずなのだが、手入れどころか湯浴みすらほとんとしないため伸びまくった金髪はくすみ肌は荒れ放題であった。着衣など元は真っ白な白衣だったはずなのに、見る影もないほどに汚れている。


 引きこもり気質な第二王女。美貌の第一王女に何かあれば王位継承順的には彼女が次期女王となるだなんて考えなくもない光景だった。


 ……そうなった場合は人脈の第三王女が得意の人脈を動かし、『第二王女は女王には相応しくない』という流れを生み出し、王位継承権の繰り上げを狙うことだろう。


 そのために身分に関係なく人脈を広げている、のかもしれない。


「リゼ姉、女の子なのですからもう少し身なりに気を遣ってはどうですの?」


「身なり、ね。興味ないってことよ」


「はぁ」


 思わず額に手をやりため息をつく魔法の第四王女エカテリーナ。興味ある分野であれば猛烈なまでの情熱を傾けるのだが、それ以外は生活に支障が出るレベルで手を出そうともしないのが第二王女リゼであった。


 手持ち無沙汰にとっくに腐っている臓物を指でぷにぷにしている引きこもりへと豪快縦ロールは本題を切り出す。


「まぁいいですわ。それで先の事件の調査の進捗は? 報告では魔導兵器をものの数秒で作り出したという目撃例もあるようですが、そもそもそのようなことができるものなのですか? もしも何らかのトラック、タネがあるというなら嬉しい誤算なのですが」


 あの声はエカテリーナも覚えている。よりにもよってあれだけの事件を引き起こした下手人がヘグリア国の使者を名乗った時は殺してやろうと本気で思ったものだ。


 だからこそ、今度の戦争で殺し合う『前』にできるだけデータを集めておきたかった。


「タネ、ね。そんなのあるってことよ」


「ですわよね、そんな都合のいい話は……ええ!? あるんですの!?」


 嬉しい誤算であった。

 魔導兵器。生物を軸とした才能由来の力たる魔法を誰でも使用できるパワーバランスブレイカー。


 今までは製造者の不足や製造に時間がかかる等の理由でそこまで大きなアドバンテージを握れるような技術ではなかったが、先の事件では魔女一人にあれだけの被害を許してしまうほどの『力』が示された。


 そこにタネがあるのならば、それを崩せばいい。


「私でも無理なほどの高速製造技術なんてありえないんだから、そりゃー秘密っていうかタネがあるってことよ。ってか正確にはこれ魔法兵器()()()()ってことよ」


「……なんですって?」


「魔導兵器は魔石を動力源、外装回路を魔法構築用の回路としている。つまり魔石から搾り取った魔力を外装回路で魔法に変えているってこと。でもこれらの外装には回路なんて組み込まれていない。なんの役割もない()()()()()()()()()ってことよ」


「ですが、現にフラグメントは魔石の破壊と共に機能を停止しましたわ。まさか魔石が魔法を具現化しているとでも?」


「そこまで石っころに詰め込むのは私でも無理だから不可能。ってか魔石も魔力を溜めておく器でしかなかったし」


「では、なんだったのです? 先の事件では多くの兵器が暴れました、魔法を使っていました! あれは何だったのです!?」


 訳がわからないと混乱をあらわにした問いかけに対して、引きこもりは魔石のカケラを取り出し、手の中で弄びながら、こう返した。



「魔石内の魔力を魔法に変えていた、それだけってことよ」



「……は?」


「魔法陣は()()()()()()()ってことかな。本来は必要なかっただろうし」


「待ってください! どういうことです? だからこそ魔導兵器なのでは!? 先の事件で暴れていたのは完全無機物の全自動魔法構築装置だったのですから!!」


「遠隔地から介入した力が魔石内の魔力を魔法に変換、魔導兵器らしく見せるために魔法陣を展開してたってこと。本来魔導兵器は外装回路内部に動力源にして弱点たる魔石を組み込む。その関係で魔導兵器の外に魔法を放つために魔法陣を展開するよう調整してるってこと。でも、今回のは外側に魔石を組み込んでいた。なら魔法陣は必要ないってこと。なのにあえて魔法陣を展開してたことからもある種の思い込みを誘発させたい思惑が見え隠れしてるし」


「外装回路は? 報告によれば周りのモノや人を取り込んでいたとか! もしも遠隔操作で魔法の具現化ができたのなら、わざわざ外装を用意する必要などないはず!!」


「だからそれもカムフラージュのためだって。風か土系統の魔法を使ってってことかな。あたかも周囲のモノや人を取り込み、変質させ、外装回路を作り出したように見せていたってこと。実際には風で周囲のモノをかき集めて、取り込んだように見せていただけかもしれないのに。そうして出来上がった外装がわかりやすく魔石を見せびらかし、わかりやすく魔法陣を展開して魔法を使っているなら、あたかも魔導兵器を数秒で作り出したように見えるってこと」


「な、なら、魔導兵器のように魔石を破壊して機能停止したのは……っ!!」


「単純に魔力切れってこと。外装自体、風系統魔法で寄せ集めて動かしていただけだろうし、元となる魔力源が破壊されれば機能停止するってことよ」


「な……っ。つまり盛大なだまし絵だったと? 情けない話ですわねっ。そのような姑息な手に頼って、己の能力を上に見せようなど───」


「気をつけて、敵は己の力を『下』に見せようとしているってことだし」


「……へ?」


 キョトンと見返してきた妹が本気で心配になったのか、引きこもりはどこか熱が入ったような声音でこう続けた。


「魔導兵器の構築『だけ』なら私でもできる。速度の問題はあれど、既存の技術は既存の方法論で対応できるってこと。でも今回は違う。何らかの方法論で魔石内部の魔力を魔法と変換していたし。基本的に魔法とは己の魂から絞り出した魔力を変換して具現化するものという前提を無視したイレギュラーってこと。だから、本当に気をつけて。敵は他者の力を搾り取って力を増すタイプ、勝てると思った瞬間に『どこか』から力を持ってくることだってあり得るんだし」



 ーーー☆ーーー



 王妃は一人思考に没頭していた。


(スキル『千里眼』も全てを見通すわけではない、と)


『万物見通す清廉なる者』にして『女傑の血』を最も強烈に覚醒させた歴代最強の女傑。実質的なアリシア国の頂点は、だからこそこの国の誇りのために行動する。


 スキル『千里眼』。

 幾多もの未来を見通すそのスキルでもって、王妃は最善の未来を呼び寄せてきた。選択肢は無数にあれど、その中で最善を選べるのならば選ぶに決まっている。


 だから。

 彼女は()()()()()()()()()()()()()()()と誓った。『元』アリシア国の出身だというだけで後ろ指を指されるような惨めな一生を過ごしてほしくないがために。


 どうせ滅びるならば、盛大に。

 どうせ滅びるならば、一矢報いて。

 どうせ滅びるならば、国の価値を損なわないように。


 生き残りの人数を考えるならば、より多くを生き残らせる道だって存在するだろう。みっともなく降伏して、隷属して、国単位で奴隷に堕ちればいい。


 ふざけるな。

 そんなの認められるか。


 だから、足掻け。最後まで戦い抜き、『奴』に一矢報いたという事実を突きつければ、『奴』はアリシア国を捨て置けない。その先の隷属にはまだ希望が残るということは『視えて』いる。


(『運命』をすくい上げるためなら、私がいる限り()()()()()()()()()戦争さえも利用しましょう)


 先の事件も今回の戦争も見通した『千里眼』の先にこそ、最悪の中で光る未来が待っている。その瞳はすでに今回の戦争の『その先』に待つ破滅を見据えているのだ。


 ……ヘグリア国が第一王女を要求してくる、一人でやってくるはずの使者に魔女以外の誰かが混ざっていた、という『視えていなかった』部分もあったが、今更止まるわけにはいかない。


 これは誇りを守る闘争。

 救えるはずの命を犠牲にする悪魔の所業である。


(『奴』が動く前に『運命』を稼働するとしましょうか)


 そのためには───



 ーーー☆ーーー



「むあ……おーファルナちゃん。おはよー」


「あ、はい……おはよう……うあ」


「?」


 毎度のごとく腕の中で真っ赤なファルナを不思議そうに見返すミリファ。


 と、


「ねえファルナちゃん。なんか暗くない?」


「え?」


「ついでに狭い気がする」


 そうなのだ。

 周囲は薄暗く、どう見てもファルナの家ではない。


 四方八方を囲むは木製の壁。そばには布袋の山があり、二人で寝るのがやっとの広さであった。


 それこそ巨大な木箱にでも押し込められたような圧迫感がある。


「ここ、どこ?」

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