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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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辛くとも健康で長生きしてね

世界に詩を届けられる所まで来たから折角だし言うよ 辛くとも健康で長生きしてね それが僕の今の願いかな 男だから魔法少女にはなれないし随分とまた大きく出ましたねって嫌う人もいるだろうけど 僕はもう諦めたからどうでも良いかな 書き続ける理由って何なんだろうって問い それは自分を疑うビョーキなんだけどね


お母さんと昔話したんだよ 病気が無くなって誰も死なない世界になれば良いねってね 母はもう死にましたが 未だに泣く事もあります 闘病しながら綴る仕事はまぁまぁ辛いですけど大人はみんな辛いのさ だから嗜好品かセックスか もしくはいっそ覚醒剤でも大麻でも拡声ダイマだ 気持ち良い事やれよ 勝手にすればいい 僕は本当にクズだからこれ以上生き恥を晒したくないしやらないけど 


快感よりも歓喜 僕はそっちの道を行きたいんだ 死ぬまでにこのデカい頭に月桂冠をかぶりたいってまだまだ野望も言う事もデカいじゃんって苦笑する


それもこれも生きとし生けるもの 迷いながら 傷つきながら 殺しながら 生きているから 最新のスマホ買ってからアイデアの回しが良くなったので こっからだ ブースト更にかけて 命賭けて 詩道を邁進していくし小説も童話も書きたい


創作は素晴らしいよ 凍った心 身体 あたためて溶かしてくれる 享受しなきゃね 人生が楽しくないかい? 明日ラッキーデイなら良いねって青い心 歌うんだ ソウルの輝きが大切なんだよ


いつか終わる時 全てが終わる時 それはいつなんだろう? 残酷な神様のテーゼに金縛りに遭ってタイピングするのは指が痛くてしょうがないけれど 痛みこそ共通言語って好きなバンドが歌うから 僕も助かっているよ 


筆ノリが悪くなった事はそんなにない 父が生きているからね みんな優しくしてくれるしギフテッドでしかも多才に産んでくれた僕の家系に感謝はしている


いつか地獄に落ちる 僕は罪深い 人を殺してしまったから 自分という人をね ざっくり言うとオーバードーズです 全然気持ち良く無かったな 苦しくも無かった 目覚めたら父が病室で泣いていて抱き締めてくれたね ただそれだけ 


タイトル馬鹿丸出しでゴメンな 人生楽しんじゃってゴメンな 自ら命を絶った人々よって 僕も死に損ねたから他人の心配をしている暇は無いけれど もう人生残り少ないからメッチャ凄いスルーパスならバンバン出せるぜ 父方も母方も名家だったからね 


最後まで呪って行くよ 生きている事を罵って行くよ 最期は多分耐えきれぬ苦しさだろうが誰もが超える壁だからね 辛くとも健康で長生きしてねって優しくしたり冷たくしたりいかにもオスだなって感じでそれに惑い続けるのだろう

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