過去に決別を
馬鹿だろうが 阿呆だろうが 私は勉強を止めない いつか頭が良くなって認められたいから 最終学歴専門学校卒では就職先もあまり無くハロワに行った結果 ブラック会社掴まされた あの頃からもう1人では正しい判断なんて出来なかったんだろう
詩を書く事を宿命づけられたというほど没頭しなくなったけど私はこの人生を仕上げる 鮮やかな夢色に染めてから死にたいんだ 覚悟があればいつだって自由なんだけど統合失調症という病気になってから不安が強くてどうにも決め切れなかった いつも今度こそはと意気込んでいた
今 ペンをとっているのは真夜中だ 詩を書く理由があるとすれば2つ 好きだからと存在証明の手段だと思う 他には1円にもならない詩を書き続ける理由が無い 初めて詩を書いたのは20歳だと思うけどその頃から他人と私は何か違うと感じていた
社会不適合者だったんだよね 性格がひねくれていて友達はたくさんいたけどその中に女性は1人もいなかった 今は違うけど当時は物凄い女嫌いでいつも女のいない世界に行きたいと思っていた 若い頃の私には女には肉体関係を結ぶ以外の存在価値は無かった
今は結婚を諦めてどうにか自分にお金を使うようにしている それで良いんじゃないかな? 女に性を求めず年老いていくのは自然現象だし いまだに滅茶苦茶エッチだけど 自意識高い系オジサン目指して妄想するのは楽しいしな 私だって身を焦がすような恋をたくさんしたかったけども
新たに始める新世界の創造 いつだってこの瞬間からスタートしたいんだ 忍び寄る影を振り切って出来る事にベストを尽くす 振り返れば複雑な思いで全てに困り顔 そんな記憶ばかり集めて鬱っぽくなっても今や知っている人はみんな去って行った 笑い声残して
残響する死にたくないも無理な相談だ まだ未来があるって希望的観測を何度も何度も「それは妄想だ」と切り捨てていつも恐れていたんだよ いつか自分が意味になるまでわがままに他人を振り回して嫌われて1人になっていき死ぬ時はどうせ葬式すら上げてもらえないんだろう
ここまで来たは捨ててこれから行く そうは言っても私には1年だって長い旅程だ 禿げた頭を撫でれば現実と時の流れは残酷だなあと悲嘆に暮れた 才能なんて無いんだから それでも誰かに届いて欲しかった 他に自分にやれる愛と優しさの讃え方を知らないんだ
もう上は見ない 辛くなるだけだ 頑張って下さいは対等に声かけあっていたいけれど彼等はプライドが高すぎる 詰まらない世界には関係していたく無いな きっと大切だと私が認めている人は私の事を見ていてくれているんだろう 別れあれば出会いあり 癇癪持ちの私は罪無き人を傷つけ過ぎたから自分も傷だらけ
そろそろ許されたい 代償も対価も覚悟している だけどいつだって出掛けりゃ家への帰り方すら忘れる私が1人でそれを払うのは死ねと同義なんですけどね 完璧な人生 そんなもの求めた罰なのだろうか? 見果てぬ夢を叶えるにはどうすれば良いのか たぶん私が存在している限りその方法を探すのだろう




