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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
プレイヤー
505/510

病み人よ、眠れ

病み人のオブセッション ドクターに見咎められても表現の自由を守れ 反撃を喰らわせて怯ませろ とりあえずその静謐な場所で眠って眠って起きたら歌え 誰も住んでいないアパート 正体は破産した管理人一家の心中事故物件 幽霊を見るぞ 屍鬼祓い師をコーリング


全部妄想ですよねって言われても開き直れ 弁は立たなくてもいい 被告席に立つ前に呪いを溶かせ 傷つけるのは傷つけられた人の特権で階級によっては罪が軽くなることもあるが 消えない犯罪者の烙印を捺されたら生きていくことがどれほど辛いか 世界が平和であるように祈った方がマシ


寂しいか? 仙人掌の花が咲くまで我慢できないか? ぼっち民で団結できる寄合 参加せよ プライドなどかなぐり捨てて誰かの傘下に入り氷雨を凌げ ストレスフルな我々大人に雨の中隣町まで走る体力があるわけないだろ アル中なんだから ドラッグストアのお酒コーナーのヘパリーゼじゃもう手遅れよ


ボウガンに番えた暴論 二十四人のビリー・ミリガン 狂人と罵られてもプーチンよりはマシだ 焦るな 呼吸を整えろ 私達はみんな祝福の子だ 祈れ 案外 笑顔騒がしい世界だ 雨が降っても槍が降っても外に出た方が気が晴れるんだけど無理な時もあるよね


ひとりぼっちの君へ贈る詩 だいじょばないで構わない ケチンボって言われるかもしれないが節制し尽くして貯金しておけ 他人の目はもう気にするな 賢者動く時 必ず愚色あり 襤褸切れ纏って落ちぶれたように見せかけて牙を磨げ いつか気力が宿るその日までただ眠っていなさい

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