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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル
33/510

涙のように汗をかきたい

キスの後の君の涙はなんだったの?

って聞かなかったけど聞けなかったけど答えられる涙なら最初から流さないよね


よく眠れた夜にはいつも君が隣にいた よく眠れなかった夜にはいつも君は隣にいなかった

抱きしめても決して1つにはなれない心と身体 それが凄くもどかしいし寂しい


2つでしかないならば人生っていう名のトラックで手を繋いで走って一緒に同じ色の汗をかきたかった 僕は上手くいかない時ひたすらに堪え続けたさ 憤死するほどにね


涙のように汗を描きたいけどマンガじゃないから流れるし無色透明で描けない それでも君と泣きながら笑いたい


明け方の金色のグラウンド 風 土埃 放課後の橙色の教室 机 椅子 


涙を流して全て浄化せよ 汗をかいて全て浄化せよ 僕達の心は歳をとるほど黒くなるから嘘だって加速させなきゃ生きていけないよ


涙で汗を描くことは雨上がりの虹が綺麗すぎるから今はカメラで切り取るだけにしよう


飲み水にも事欠き涙を忘れてひたすら汗かいて仕事をしても満足に食べられない人もいる 共感する事は同じステージに立たないと出来ない   


苦しい時、辛い時はひたすら涙を流して忘れよう 涙は心の動いた証だし

苦しい時、辛い時はひたすら汗をかいて忘れよう 汗は体の活きた証だし

そして僕は自分の傷は自分で癒したい 涙腺も汗腺も人を繋げる線ではない事に気づいたから 完成した絵画にダメ出しして捨てるよ 何度でも夢は描けるから

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