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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
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頑張る人へ

頑張る君はとても輝いているよ 楽する事に慣れてはいけない でも無茶するのもいけないよ 君が死んで悲しむ人はいても喜ぶ人はいない 綺麗事ですねって言われるのは承知している


だけど物が壊れたらまた買えばいいけど もし心が壊れたらまた買えばいいとはいかない 修復不可能なくらいの精神的ダメージを受けると 人は消えたいとか死にたいって思う生き物 思うだけならいいけれども実行したら君だけの問題じゃないよ 若者達よ


いつか死ぬからなんて傲慢だ 僕達は死にたがらない方がいい そこそこで無茶せず 才能は君だけの宝物だから大事にして充分に発揮すればいいのさ


人と人との繋がり切る時 僕達は弱気になる でも考えてみて 君が外に出たら人がどれだけ生きて活動していると思うの? それが血の理だ


腐った蜜柑が1つあると全部の蜜柑が腐る 捨てれば良いさ 僕達にはどんなものでもゴミ箱にポイしちゃっていい選択の権利がある だからといって自分の命を捨てろって事では無いよ 分かるけど 経験が数えきれないほどあるから


頑張るのは美しい けれど いつか頑張るのが苦痛になる日は来る 明日をも知れぬ僕達にそんな試練を1人で乗り越える力があるはずがない でも本当の頑張りは1人でやるものだ それに気づいたら少し震えるけれど 僕も君も誰も1人で頑張っていた過去があるはずだ


歳を取ると仕方ないさ 根性以外に武器は無いから 頑なになるのも自分の人生だから踏み込まれたくない領域は誰にでもあるよ


諦めないで夢の舞台を駆け上がれ いつだって主人公は勝たなきゃならないんだ っていかにも昭和生まれみたいで恥ずかしいけど 僕はそう思うよ

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