146 ~Infinity~
後100年生きられないのは分かっている だいたいその間に大切な人がどんどん死んでしまうしな 産まれて来た意味を己に問いただす けれどまぁ神の落とし子か親の玩具だって
そういう諦めや皮肉を詩に出来るのは奇跡的な事と言える 僕がここに生きているのもね 人生はそんなに悪いものじゃない
あんまり悲観しない方が良いよ なんでもありの世の中ってさ誰かが無責任に言い放った 僕はそんなにアノミーな人ではないと思うからそんな事は言わないけど
地球上ではいつも子供と悲しみがたくさん生まれている事に何も感じなくなって鈍麻しちゃうのかな 歳をとると
Infinityな愛を配っていたつもりだけど あくまでつもりみたい 助けてくれる人はいなかったから音楽を聴くんだけどね
100年後も歌は消えないだろう それを聴きたいけど 叶わぬ儚い夢よ せめてせいぜい楽をして生きて行きたいんだけど衝動が破壊せよって言う だから何も所有していないって事は素晴らしいのさ 壊す物が無いんだから
無我夢中で駆け抜ける73年後も僕は確実に生きていない 算数も分からないけれど僕達はみんな2分の1だ 穴の空いた心を埋めてくれるのは 誰? いるなら声が聞きたいよ 話がしたいよ
幸せもInfinityに配っちまえ くたばっちまえなんて家族にしか言った事が無いな それも許されないなら喉を潰してくれ 歌手じゃないしな
五里霧中の生だからこそ可能性は無限大だと言い切りたい 僕達は絶対成し遂げられる 若い君達が立ち上がれば不可能な事なんて1つも無いよ 希望とそれへの期待ばかりだ 頑張れよ




