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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
183/510

遠くまで来た

1円も貰って無いのに仕事だと抗弁 でもそれで良かったんだ 自分のプライドを守る事で安心したいだけだったから


僕は別に文筆をやりたくてやってるわけじゃない と言えば嘘になるかもしれないな 創作者 クリエーターでありたいって思いは昔から 国語王だったからね 本を読むのも嫌いじゃなかったけど でも純文学だけだよ


詩も純文学なんですか? と問われると 霊性の問題だと言えるし個々人好き勝手書いているから最早何が詩であるかを定義出来なくなっているけれど 僕は新現代詩を書いている でも懐古主義と現代合理主義 つまり温故知新みたいな 好奇心だけかな?


この先どうなるか それは誰も知らない 僕の詩が映し出す活動写真 そうだな 活動写真と言えばしっくり来る新現代詩の標榜に 路傍のホームレスみたいな人になる可能性もある将来へ よ! 調子どうだい? みたいに自分の心に問いかける心の余裕 失いたくないね


失いたいものは無いのに 人は基本的に喪失で真実を知る 僕が王座に就けている理由はまだ何も喪失していないから?


でも母は死んだし 父だってと思うと世の中は金かなとも思う時もあるね でも節約する楽しみは10代の頃に味わった 大量の資金はあったけど貸しただけで浪費はしてない


僕の人生は借りパクで語れない 常に先陣を切り戦塵となる事をいとわなかったつもりだけど 本気なんて言葉や 正義なんて言葉や 大袈裟な事を言うガラじゃないんだよ 非常にミニマムな世界で生きているから十数年の間も休まず詩に情熱を注ぎ 愛していられるんだと思うよ 


スロットルはいつも全開で まだだと遠くを見るのさ そこに 何も無くとも 僕は生まれた事を誇りたいんだよね


成功したって失敗したって禍福は糾える縄の如し 野次を飛ばしてくる驢馬が多いみたいだけど こっちはスタミナとセンスじゃ負けないよ

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