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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
173/510

VERY BIG LOVE

経験から来る敬虔なる祈り それは決して誰にも汚させはしない 僕の聖域には誰も侵入させてなるものかと意気揚々と守りを堅める詩の怪童


Delicious Way そんなものは無いんだ 愚直な努力のみが道を斬り拓いていく 死屍累々の上の詩碑 そこに名を刻めるならば 僕も死んでもかまわない


Very Big Love とても大きな愛が生まれては消えていくけれどそれが不正解だって言えるのは赤ちゃんだけだ


大人はみんな忙しいけれど心を亡くさないで ここにいるよ 僕達はみんな孤独で決して分かり合えないけれど ここにいるよ


勝者が瀟洒な暮らしをしているとは限らない 敗者は歯医者にも行けないかもしれないけれど その無情に泣くな 笑うんだ 涙を堪えて 笑うんだ 僕達はみんなそんな嘘吐きなんだよね 悲しい事に


防衛しても漏洩していく情報 僕のデバイスは常にサイバー攻撃を受けている…… Ⅹに加工無しで免許証のスクショ晒したからね そりゃそうだろう


愛とはつまり何なんだ? デカければデカいほど失ったら 自殺したくなる ならばそいつは幻の愛なんだろう 男女の繋がりに最高のキモチヨサを求めるんだ 心と心が通じ合ったら愛と愛の間に本当の愛があるんだよね


最終的には消えるから故の闘争よ あの世へ逃走するんじゃねえ 何も遺すな どうせ僕達は消しゴムのカスだ あの学生時代に間違えては消した数式のテストの紙 答えは神くらいしか知らないんだよね


Very Big Love こんなにも僕は愛しているのに 何故消えてしまうの? だいしきゅう僕の涙を拭きとってくれた彼女と一瞬の快楽に溺れたい そんな夢 しがない詩書きのロマンスなんてその程度に決まってるじゃん

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