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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
163/510

Happy,Fun,Love

他のみんなが幸せそうに見えた 別に不満は無いんだよ ノイローゼ気味なのがなかなか治らないってだけで 


東京に住む魔人は砂塵のように でもみんなNo. 1を目指しているんだろう そんな大それた野望は僕はまったく持った事がない


人類の生からの解放によって邂逅を願う者の喪失の痛みも僕には分からない 何も分からないのかな? って疑問は子供じみている 僕の見てきた地獄絵図は芸術じゃないから


弱い奴は強いんだ 必然群れるから 僕は強すぎたようだ 孤独ではないがせいぜい3人くらいかな? 友達と呼べるのは 


1人は母は亡くなったので父なんだが でも若いが友達認定してくれている子もいる その子達がメッチャ強いから 僕は助かるんだよね その子達には常によく食べ よく眠り よく遊び 幸せになれよと言っている


僕が死んでも何も変わらない 総人口の1 そうだ 僕が欠けたとしても歌われる事も無いのさ だが父が死んだとなると話は全然変わってくるんだけどな 大黒柱は彼で罪を清算して死ぬだろう そういうお方だから分からなくなるんだ


僕だって負けるつもりなんてない 幸せになりたいさ でも文豪の遺志を継ぐには自分を犠牲にしてそれを諦めなくてはならなかった 僕を生かしてくれて死ぬ前に狂わせてくれた あれらの書物の作者に胸を張って天国で「僕 頑張りました」って言えるように 母に「寂しかっただろ? 来たぜ」って言えるように


あなたにはこの世界がHappy,Fun,Love って感じられているなら僕は壊さない 祝福するよ いつかそんな詩が書けたら良いな まだ少し猶予ありそうだぜ? 見ていてくれ 生まれた場所は違えども命を賭けて戦っている同志よ

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