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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
161/510

ノストラダムスの予言に恋をしていた

地球が砕け散って世界が終わるなんてロマンチックね だって永遠になるんでしょ?って笑っていた君の横顔に恋をしていた 僕は内心は君を抱きしめて眠る夜に終わって欲しいなと思っていた


結局ノストラダムスの予言は外れたんだけど恋占いの大切な人との別れがあるでしょうっていうのは当たって君とは別れた


今 君は何してるの? 何も手につかないこの僕は僕という概念に過ぎなくていつか消えるけどちっぽけな思い出だけは2人の間に残ってくれると信じているからまた歩き出せる


人生と夢は一瞬で終わるものですよ と物知り顔で言ってみたけれどテレビドラマを見ていたらそれが真実だって脚本で悲観より客観なんだなぁと大人になってから妙な自信をつけた


単調なメロディーはもう僕は要らない 心を震わせる焔のような旋律に戦慄を覚えたいんだ もう取り戻せないものが増えすぎた 


だが決して消し去れない情熱が死の恐怖から逃れる為のメディスン ノストラダムスの予言に恋をして君に恋をしてそうしていなければ新たな仲間と肩を組んでLast Rondoを聴く事もこの平和を讃える術も無かったんだよね


確かだと確かではないは自分ではわからないから予言もあり そうだな あの頃の終末感と令和の閉塞感は似ている


せいぜい50年と寿命削りながら やっぱりあの時に世界が滅亡してくれていれば楽だったかなと思うくらいには辛いし四面楚歌になっちまったのかもな やり直せないし戻れもしないあの頃にまだ恋焦がれてるから夢は終わってないよと言えるような未来を 新世紀を生きていく

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