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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
143/510

出会い別れて

深夜のコンビニからの帰り道 両の眼を固く瞑って歩いていた

厳かな祈りか 慎ましい願いか どっちでもありゃせん ただ全てに決着をつけたいだけ


死ぬなよとは言ったものの殺したくなる奴もたまにいる 嫌味な時代だ 昔は良かったななんてたまに思うけれど最近の若者達は病弱の割に楽しそうで羨ましい


瞬間の出会い 円環の別れ 人はいつもそうだ 諦めるしかないのさ 寂しい気持ちは消せはしないと だって もし消したら僕には何も残らないから


酒と女は嗜む程度で良い お金と寿命は無くならない程度で良い どうせ1回きりの人生なんだから破天荒な生き方で早死にするのは勿体無いから


空間の世界 有閑の夕暮れ それらに何を求めても虚しいだけだ 希求された地球だけが真実の理を知っているんだ


早朝の夜勤仕事からの帰り道 両の眼を赤く腫らして歩いていた

無情な悲しみか 底知れぬ悩みか どっちでもありゃせん ただ須らく噛み締めたいだけ


寝言がうるさいバカどもに教えてやろう 僕達にしか出来ない事と言うのはたった1つしかない それは自分で人生の舵をとる事だけだ これは人任せには出来ない


出会い別れて 出会い別れて いつしか会えなくなるんだ 自分と別れてしまうから 辛辣な事ばっかり言ってゴメンな 君達はまだ若過ぎるからほんの老婆心です

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