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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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言葉の貧窮問答

なんの話題性も注目度も無いクソポエムをいつまで書き続けるのだろう? 夢とか呼んでたけれど無残に敗北して自分の無力さを恥じるばかり 


みすぼらしい恰好をして路地裏のゴミ捨て場でコンビニ弁当を漁っていた過去よりはもちろん今の方がマシなんだけどね 衣食はまだ全然足りてないから礼節は知らないけど


芥川も貧乏だったしな さすがに賞になるだけあってラブレターには高邁な精神が感じられたけどね 彼も結局は病気と世間に負けたんだけど 奥さんは死に際してお父さん良かったわねって言ったくらいだから相当辛かったんだろう


詩人も孤独でな 僕を1人にしないで Scrambleで駆けつけてくれ エッグでも交差点でも無いよ 僕はずぶ濡れのドブネズミ Thunder rumbled in the distance.  たまに不安になるけれど……


強かでありたいなら 強かでありたいから 僕達は自分でめっちゃハードルを上げる それに挫折したとしても たとえ死んでも 後悔の無いように生きたいから構わない 人生は修行だ 人を愛していけ そう両親から教わった


無数の言葉を無数の人が話す それに可能性を見出せたら 詩は決して無力ではないと僕は信じているから書くんだろうな いくらやっても空っぽだからたまに諦めたくもなるけれどそんな時こそ緊急発進の時だ 


この地球は常に回る その偉大さの前に僕達は惑うけれど生きているなら急ぎ全力を出せ 惜しむな 捨てていけ 大事なものなんてほとんどないさ 人の命とプライドくらいだろう


笑って生きていこうって昨日決めたのに 今日また朝から泣いている君よ 1人ぼっちなんだね 僕をすぐに呼び出してくれ 暇だからすぐに駆け付ける ハンカチで涙を拭いてあげるから もう泣かないで心をキラキラさせてギリギリ生き残れ 


何があっても誰かには明日がある 若い君達の可能性に僕は賭けるよ そして讃えよう 戦えって何度でも立ち上がる者達を 僕もその片隅で回る小さな水車だ 雨によって動くね

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