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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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黒いベッド

死に際に病院のベッドでもしも神様が願いを叶えてくださるのならば僕は祈る みんないつも笑顔で楽しく幸せに生きてねって それはそう遠くない未来に訪れるだろう 脳内の歪みが限界突破して恐怖に打ち震えても 


何も考えられない痛みと苦しみの中でもう命を諦めざるを得ないならば自分の事はどうしようもこうしようも無い そういう人はたくさんいる でも生きている事のありがたみ 人の優しさ 幸福 全部知らないで終わるとしても 意義は絶対あるのだ


救いたいと 救われたいとそれすらも贅沢なんだと孤独の極みで思えるのならばその人の人生は偉大だと言える 残酷な暗黒の中で光があるとすれば人に感謝してありがとうございましたと首を垂れる事のみだろう それは敗北ではない 


明日を希求する事を続けながら 僕達は死という悪魔に抗う どこにも所属しなかった馬鹿げた人生だって無駄ではないんだよ 


思い出は走馬灯のように流れると言うが人は生きたがるし死にたがる その矛盾の中でひたすら生き残りたいと思えども宿命には逆らえないが 絶望でも希望でも人は新しい時代に興味を持って生きてそれから死ぬべき 


その風景はまだ僕にはあまり分からないけれど多分楽に死ねるんじゃないの? と言うか死んじまえば何も感じないから楽だって なげやりに虚無っていかんなと自戒して 後悔して それでも良いんじゃないですかねって歌を口ずさみながらせめて涙振り切って走り続けたいのさ まだ生きているから


人の歴史はとんでもなく長くこれからも殴り合ったり抱き合ったりして 生とは矛盾であるといつも苦笑しながら痛みを堪えて前進するのみだ それで何かは実るからたまに死に方に思いを馳せろ 人類の命の花よ咲き誇れ


世界はとんでもなく広く明日が来るのかすら不明瞭だからこそ人生からひたすら学べ 井の中の蛙大海を知らずじゃダメだよ お節介だけどね 他人の事なんてどうでも良いんだよね 最後は誰もが衰えて病床で終わるんだ

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