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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ペイシェント
101/510

Longer Longer Alone

アロンガール 寂しくないか? 君はいつも1人だね 笑顔の裏に涙など無さそうに芯の強そうな瞳を男は狙ってるんだぜ? いい加減 全部開いちゃえよ その門


僕がKEYになるかい? なんて臭い台詞さりげなく織り交ぜて口説く僕はまぁ遊び人だけど

1人でいるなら2人にも3人にもなった時 楽しいだろ? 僕も孤独だから知ってるよってまた口説く オチないか 苦笑いするしかねえな


仕事は忙しいか? 風邪引いてないか? コンタクトレンズ痛いからってかけている眼鏡の奥の瞳はキラキラ光っていて宝石のようだね もっと距離を詰めて見つめ合いたいって気持ちは恋心なのかお兄さんキャラで格好つけてるのか もはや分からない


淫らに乱れる君 見てみたいけど 彼氏いるもんなぁ…… たぶん 妄想ばかり広げるのはもうよそう 強引に唇を奪ってしまえば僕のモノだと イキって 景気だけ良い男が僕なんだよね


心が遠距離恋愛で迷子だよ またいつか会おう 1人の夜に君想えば もっと孤独を究めて 愛の詩を君の耳元で囁けるような 名作を作るよ


今はまだまだ雛鳥 これからが真価を問われる いつか飛び立てるか? この鎖を引き千切って本当は1つになりたいのよ 言えないだけでさ


そんな意気地無しの僕だから鬱っぽく俯くと? そう思う? 全然違うね Longer Longer Alone 女色を排除し 詩に命を賭けて書き続ける 死ぬまでとは言わない 明日死ぬなら言うが もっと長く1人で煮詰めていく作戦に僕の知能からして勝ち目しかありえないのだ 

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