変態マスク…とメロンちゃん 小話4
感想欄にてものすごく盛り上がったmankai様の変態マスク1話と
メロンちゃんの物語
変態マスクは実はたくさん感想欄にあるのですが、諸事情で1話だけ掲載します。
読みたい方はぜひ感想欄をチェキラッ(古っ)(๑ŐдŐ)b
キャラクターのイメージは皆様それぞれです。ご了承ください。
(変態マスク…) by makai 様
ある日、シャナの部屋から人目をはばかるように1人のメイドが出てきた。
メイド「誰も居ないわね、今のうちに人が来ない所へ!」
そのメイドは、誰にも見付からずに裏庭へダッシュした。
メイド「ハアハア!ここなら安心して、コレを鑑賞することができるわ!!」
そういってメイドがポケットから取り出したのは、パンティだった。
メイド「こ、これがシャナ様のパンティ!しかも3歳児のお姿の時の!なんて素晴らしい!!」
どうやらこのメイドは、シャナのパンティを盗んで来たようである。しかも3歳児バージョンのモノを盗むとは、なかなか業が深いというか、リンスター家のメイドらしいというか。
メイド「お黙りなさい!これは下着泥棒ではありません!!そう!これは、もはやはくことのない3歳児バージョンのシャナ様のパンティを死蔵させないための、いわばトレジャーハンティングなのです!!」
はいはい、わかりました。
メイド「なんか気になる言い方ですけど、まあいいですわ。ああっ!これがシャナ様のパンティ!なんて神々しい姿!そして、ほのかに香るこのニオイ!!」
モノホンのヤバい人になりながら、メイドはパンティのニオイを嗅ぎ始めた。
その時、
?「力が欲しいか?」
メイド「えっ!?今の声はなに!?」
?「我をはいていた人間を守る力が欲しいかと聞いている?」
メイド「もしかして、このパンティが!?そんなバカなことが!ううん、シャナ様のパンティですもの!何が起きても不思議ではないわ!!」
幻聴とか考えずに、パンティが語りかけてくるのを受け入れるメイドだった。
シャナのパンティ「力が欲しいか?」
メイド「シャナ様を守る力が得られるの?」
シャナのパンティ「そうだ」
メイド「欲しいわ!どうすればいいの?」
メイド「力が欲しいなら…我を被れ」
メイド「はい?何言ってるんですか!!」
シャナのパンティ「我を被れと言っているのだ!!」
メイド「出来るわけないでしょう!!大体そんなことしてどうするのよ!!」
シャナのパンティ「我を被ることによって、汝の羞恥心というリミッターが外れ、秘めた力が解放されるのだ!!」
メイド「ほんとに~?」
シャナのパンティ「もし被るなら誓おう!!誓いだ!!我は汝とともに生き汝が警察に捕まるときは、ともに捕まろう!!」
メイド「あなたパンティだから捕まっても意味ないじゃない」
シャナのパンティ「パンティを被る時に、ニオイを嗅いでしまってもしょうがないぞ(ボソ)」
メイド「被ります!!」
あっさり被るメイド。
メイド「フオオオオー!!この香りはー!!」
シャナのパンティ「「そうだ!その香りを引き金に、捨てるのだ羞恥心を!!そして己の力と欲求を解放するのだ!!」
メイド「「オオオー!デザ…グフッ!!」
脱衣が始まろうとしたその瞬間!メイドが大量の鼻血を噴出した!!
メイド「止まらない!ああっ!!このニオイを嗅いでいると鼻血が止まらない!!」
シャナのパンティ「いかん!このままでは失敗する!その力と欲求を抑えるのだ!!」
メイド「なにいっているのですか!!解放しろといったのはアナタでしょう!!それにこのニオイを嗅いで鼻血を止めるなんて不可能ですわ!!」
鼻血で地面に大きな水溜りを作り、出血多量でそのまま己で作った水溜りに倒れこむメイド。
初代変態マスク「ムッ!遅かったか!!」
二代目変態マスク「師匠これは!?」
初代変態マスク「変態性の不適合だ!!」
二代目変態マスク「変態性の不適合!?」
初代変態マスク「そうだ、私やお前のような適合した者は、パンティのニオイを嗅いだ時、力と欲求を解放するのだが、欲求があまりに強すぎると適合できず、鼻血として力が噴出してしまう、それが不適合だ」
二代目変態マスク「助けることは出来ないのですか!!」
初代変態マスク「不可能だ!それに、ある意味幸福なことなのだ!見ろこの至福の表情を!!」
二代目変態マスク「本当だ!なんて幸せそうな顔をしてるんだ!!」
メイド「ウフフ…シャン様のパンティ、いいニオイ…」
初代変態マスク「もはや我らに出来ることは何もない、帰るぞ!」
二代目変態マスク「はい!あっ!その前にこのパンティを外してあげてもいいですかね?」
初代変態マスク「そうだな、せめてパンティぐらいは外しておいてやろう」
そういって、初代変態マスクがメイドの顔からパンティを外した、その時、
メイド2「キャー!!何ですか!アナタ達は!?」
いつまでも帰ってこないメイドを探しに来た、メイド2が現れた。
メイド3「なに!なにがあったの!?」
メイド4「キャー!変態!!」
メイド2の叫び声を聞きつけて、大勢のメイドが集まって来た。
メイド2「大丈夫!?アイツらにやられたの?」
メイド3「ひどいわ!!血まみれじゃない!!」
メイド4「リンスター家のメイドに手を出して、タダで済むと思ってるの!!」
逃がさないように、二人を包囲するメイドたち。
初代変態マスク「いかん!囲まれた!!」
二代目変態マスク「どうしましょう、師匠!!」
初代変態マスク「こうなったら!トウ!!」
そういって、二代目をメイドに向かって蹴り飛ばす初代。
二代目変態マスク「師匠!何すんですか!?」
初代変態マスク「弟子よ、後はまかせた!!」
そういって、二代目を蹴り飛ばして出来た隙間から逃げ出す初代。
二代目変態マスク「そんな!まって下さい師匠!!」
あわてて初代を追いかけようとする二代目。
しかし、
メイド2「逃がすと思っているの?」
メイド3「まずはアナタからよ」
メイド4「遺言は聞かない」
二代目を逃がさぬよう取り囲むメイドたち。
二代目変態マスク「まて、俺たちは何もしてない!信じてくれ!!」
メイド2・3・4「「「そんな格好をしている男を信じるかー!!」」」
処刑開始!!
二代目変態マスク「ギャーーー!!!」
(続き…) by月音様
二代目変態マスク「ま、待て! 待ってくれ! 俺はパンツ窃盗犯じゃない!」
メイド2「遺言はそれで宜しいですか?」
二代目変態マスク「いや、本当だって! パンツを盗んだのはそこぶべらっ!!」
メイド「失敬。季節外れの蚊が頬にとまっていたものですから」
二代目変態マスク「ま、負けるか! 真犯人は「今度はハエが」ひでぶっ!!」
二代目変態マスク「そこの「ゴキブリが」あべしっ!!」
二代目変態マスク「メイ「モモンガが」たわばっ!!」
二代目変態マスク「……くすんくすん、もうおうち帰りたいよぅ」
メイド「心配なさらずともちゃんと還してさしあげますよ、土に」
二代目変態マスク「(目撃者を消す気だー!?)」
- - 変態処理中 - -
メイド2「とりあえず変態は生ゴミに出したけど、アレは幼女萌えの雅を理解しないすくたれ者だから犯人じゃないわね」
メイド「ぎくっ」
メイド3「(犯人じゃないの分かっててあの仕打ちなのか)」
メイド2「シャナ様のカボチャパンツを持ち出したのは……メロンちゃん、貴女ね?」
メイド「はい……(しょんぼり)」
メイド2「ふふ、ヘコむ必要はないのよ。これを御覧なさい!」
メイド3・4「「御覧なさーい!」」
メイド「あぁっ!? そ、それはシャナ様のカボチャパンツシリーズ!?」
メイド2「そう! 今やシャナ様のカボパンはリンスター家メイドの必携アイテム! これを肌身離さず所持している事が忠誠心の証なのよ!」
メイド「で、では、私もシャナ様のおパンツを持っていて良いのですね? その芳しさを堪能して良いのですね? 私はここに居ても良いのですね? 私はここに居て良いんだー!」
メイド2「おめでとう(パチパチ)」
メイド3「おめでとう(パチパチ)」
メイド4「めでたいなぁ(パチパチ)」
メイド「ありがとう! ありがとう!」
メイド2「尚、メイド長に就いた者には奥様・ノーラ様・シャナ様のトリプルパンツ所持が認められるのです」
メイド「一生の夢が出来ました!」
メイド2「ちなみに執事達にはアルバート様の下着が支給されています。当然、携帯の義務も同じです」
メイド「うわ、可哀想」
メイド4「ところでさっきの変態だけどさぁ、もし適合してたらメロンちゃんがあの格好になってたんだねぇ」
メイド2「……なるほど(ジリッ)」
メイド3「……それは(ジリリッ)」
メイド4「……一見の価値、あるよねぇ?(ジリッ、ジリッ)」
メイド「え、あの、ちょっと、みなさん?」
メイド2「大丈夫、大丈夫です」
メイド3「痛いのは最初だけ」
メイド4「優しくシてあげるから」
メイド「や、ちょ、やめ、きゃーっ!!」
わーわーきゃーきゃーもみもみくちゃくちゃ
エル「君達、こんな真夜中に何を騒いでばぶふうぅぅーっ!!!」
メイド「ぼっちゃまぁー!?」
メイド3「あぁあぁ、エルぼっちゃまが大量出血で大変な事に!?」
メイド4「意外と初心だった!?」
メイド2「シャナ様の愛らしさで鍛えられてる私達と違って、鼻血馴れしていないぼっちゃまにあの量はマズいわ。誰か奥様をお呼びして!!」
メイド4「お、応急手当を! 止血するには患部と心臓の間の細い部分を絞める!」
メイド2「首を絞めたら死ぬでしょ。何かを当てて圧迫しておきなさい」
メイド4「当てる物! 何か当てる物! よし、これだ!」
メイド「ひゃあぁぁ!?」
エル「ぶっはあぁああぁぁぁっ!!」
メイド3「ダブルメロンで挟むなー! トドメになるでしょうがぁ!」
数日後――
メイド「ぼっちゃまに嫌われてしまいました。私と顔を合わせるとすぐに俯いてしまって……」
メイド3「いやそれ、思い出し鼻血を堪えてるだけだから」
メイド4「若さよのぅ」
(兄様…) by のな
シャナ「兄しゃま、最近メロンを見ると鼻を押さえるようになりましゅた。何かしましゅた?」
相変わらずメロンちゃんを堪能しながらシャナは首を傾げた。
そんなシャナの御衣裳は本日メロンww
そこへ兄様がやってきて…
エル 「シャナ、母様を…。トリプルメロンっ!?」
声が裏返り、鼻を押さえた兄様は走り去ってしまった・・・。
シャナ「御衣裳にも反応するなんて重症でしゅね(๑≖ˇдˇ≖๑)」
兄様、メロンで精神の修業に入ったそうなwwww
【本日のぼっちゃま】 by 月音様
エル「よし、オレンジは完璧に攻略したぞ。次はいよいよグレープフルーツか。こいつは大物だな」
シェール「なんて言うか、地道だなお前」
エル「放っておいてくれ。それより何か相談があるんじゃなかったのか」
シェール「あぁ、それなんだがな。ほら、シャナがまた小さくなっただろう?」
エル「もうアレが縮むのには馴れたよ。お前にはまたお預けが続く状態で申し訳なく思うが」
シェール「それが……なんだか最近、もう幼女でもいいやって気持ちが」
エル「よし、歯を食いしばれ」
【本日のぼっちゃま】 by月音様
メイド「あれから三日……ぼっちゃまはまだ?」
メイド2「えぇ、不眠不休で最後の修行に取り組まれると」
メイド3「特訓が実を結ぶまで出て来ないって話だから」
メイド4「でも、あまり長くなるとお身体の方が心配だわ」
バーン!
メイド'S「「「「ぼっちゃま!?」」」」
エル「やった……やったぞ! 私はとうとう乗り越えた!」
メイド2「それはおめでとうございます……と言いたい所ですが、最終確認をしても?」
エル「あぁ、望む所だ」
メイド3「では、これを」
エル「ふっ、今の私には夕張もプリンスも恐るるに足らず! 触れても揉んでも鼻血なんか出さない! むしろ大いに楽しむ余裕すらある! こんな風に顔をうずめたって平気だ!」
メイド4「まぁまぁ、ぼっちゃま。ご立派になられて」
メイド2「流石はリンスター家の跡取りですわ」
メイド3「もう、ぼっちゃまだなんて呼べませんね」
エル「ありがとう! ありがとう、みんな!」
メイド「……ぼっちゃま、セクハラです」
シェール「エルはまだ閉じ籠っているのか」
メイド「私はもう気にしてないとお伝えしたのですが、『やっぱりシャナの兄だった自分を痛感した』とおっしゃられて……」
シャナ「兄しゃま、ちっけいでしゅ」
ノル「やはり徹夜明けのテンションで突っ走るものではありませんね」
ディアス「哀れな……」
メイド「ところで誰も教えてくれないのですけど、ぼっちゃまはどうしてあんな修行をされていたのでしょうか?」
一同「………………」
――メロン克服編・完
こういう掛け合いを感想欄でやっておりましたwww
本編は終わりましたが妄想が浮かんだらいつでも遊びにおいでくださいませ♪




