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魔物と戦うためにっ おいちゃん・・・

いつものように感想欄より

mankai様 月音様 ありがとうございます~!

d(ŐдŐ๑)☆スペシャルサンクス☆(๑ŐдŐ)b


時々出てくるおいちゃんは、のなの短編伝説のおいちゃんのおいちゃんでございます。

今回出てくるカイ君も伝説のおいちゃん2より。コラボですな♪


(戦いにはおいちゃんを…) by 月音様


イネス「バトルパートまでの猶予は後2回よ。みんな、気合いをいれてね!」

メイドA「えぇ、何としてもそれまでにシャナ様の最終装備を完成させなくては!」

メイドB「シャナ様のためなら、二徹三徹どんと来いです!」

メイドC「必ずや完成させましょう! 最弱竜着ぐるみ、ニワトリ着ぐるみに続く、この――」


「「「「“伝説のおいちゃん着ぐるみ”を!!」」」」


シャナ「いやでしゅうううぅぅぅぅぅぅっ!(泣)」



(戦いにはおいちゃんを…2:かなり伝説のおいちゃんテイスト♪) by 月音様


メイド「シャナ様、見てください。“おいちゃん着ぐるみ”を装備した時に配る飴ちゃんが出来たんですよー♪」

シャナ「へー、何味でしゅか?」

メイド「もちろん、『シャナ味』です!」

シャナ「……は?」

メイド「シャナ様が入ったお風呂の残り湯が原料です。シャナ様のお出汁たっぷりですよ♪」

シャナ「にゃんでしゅかそれはぁあぁあぁぁぁぁぁっ!?」


ノル「全部ください」

メイド「えー、全部渡したら無くなっちゃうじゃないですかぁ」

シャナ「ちょっとしょこぉおぉおぉおおぉぉぉぉっっ!!」



(ノルさん…おいちゃん…?) by のな


戦いにはおいちゃんを…2より


メイドさんコワッッ!!

シャナのお出汁たっぷりとな!!?(lll゜ω゜)ヒイィィィ!!


シャナ「ましゃか…メイドしゃんとは仮の姿!しかしてしょの実態は!」


メイド「ふふふふふふ、さすがはお嬢様。私の変装を見抜くとは…

    そう! 私が!」


ゴクリとシャナが喉を鳴らしてつばを飲み込むと、彼女はばっと服を脱ぎ捨て!


メイド達「汚れ物は回収しまーす」

??  「思わぬ伏へ~い」

シャナ 「何かがその服の中でもがいてるでしゅよ」


もしやおいちゃんという名の…おいちゃんが中に?


ノル  「ざんね~ん。実はこっちが~」

ノルさん「シャナ、何か見ました?」


シャナ 「あ、あり? ノルしゃん、今ノルしゃんが二人・・・?」

ノルさん「気のせいですね」


にっこり微笑むノルさんの背後では、偽ノルさんことおいちゃんが地面に突っ伏して動かぬ人となっていた。




(突っ込み隊魔法担当…の記録) by月音様


メイド「(ピコーン!)ハッ、たった今シャナ様が幼子姿で御目覚めになられた!?」

学友1「いや、なんでわかんのよ。この学園からリンスター家までどれくらい離れてると思ってるの」

メイド「ふふふ、伊達にシャナ様のぷりてぃなお姿を愛でるためだけにメイドとして潜り込んではいませんよ」

学友1「なにそれ怖い」

学友2「私としてはむしろ、姿まで感知してる所に疑問を呈したいわ」

学友3「誰もメイド服で闘ってる事にはツッコまないんだね。そう、ツッコまないんだね」

メイド「(キュピーン!)ムッ、シャナ様がこちらに向かっておられます。到着されるまでに少しでも“お掃除”しておきませんと!」

学友1「だからどうしてそこまで詳細に……ハァ、もういいわ。この割り切れなさは魔物にぶつけるから」

メイド「フフフフ、魔物どもよ、シャナ様の迷惑になる前に根絶やされなさい。earth to earth,ashes to ashes,dust to dust……Let ruin SYANA's enemy!(どぉぉぉんっ!!!)」

(((こ、怖ぇ……)))


*


学友1「急患お願いします!」

 ? 「どうしたんだ。そのメイド(?)さん、血まみれじゃないか」

学友1「それが、シャナの姿を見た瞬間にいきなり鼻血を8ガロンくらい噴いちゃって」

 ? 「良くわからんが、とりあえず治療だな(ちゃきっ)」

メイド「ドリルは……ドリルは嫌ぁ……」



その後、彼女は学園にて広範囲魔法による魔物殲滅を始めるのであった…(ナレーション:のな)


(突っ込み隊魔法担当の記録…2:まさかの真実) by月音様


メイド「はぁ~、おっさん姿でもシャナ様の愛らしさは損なわれませんね~♪」

学友1「いや、どう見ても微妙でしょアレ」

学友2「さすがにハゲヅラはちょっとね」

メイド「フッ、これだから素人は」

学友2「え、なにそのドヤ顔」



学友1「ところでさ、シャナのクラゲぐるみを見て思ったんだけど、魔力に反応して動く触手が作れるならディアス先生の義手とかも作れるんじゃないかな?」

学友2「あー、たしかに出来そうだね」

メイド「そんな!? ディアス様の片腕を触手にして、レオノーラ様にあんなコトやこんなコトをだなんて!?(鼻血)」

学友3「おーい、ちょっと誰かこの子黙らせてー」



学友1「で、結局ソレはなんなのよ」

メイド「まい同士です(ぎゅうっ♪)」

学友2「そんなお爺ちゃんっぽい羊、よく抱っこできるわねぇ」

学友1「え? 羊っぽいお爺ちゃんじゃないの?」

学友3「間を取ってマトンでどうかな」

学友1「肉!?」

ひつ爺5「(ビクゥッ!)」



学友3「それにしてもあんたの爆破魔法、ちょっと強力すぎない?」

爆殺メイド「私の場合、周辺の質量物質からフロギストン(燃素)を抽出して使っているので、少ない魔力消費で火力を確保できるんですよ。『ぶちまけ君』の場合は弾道に真空のレーンを構成しているので、空気抵抗ゼロでの加速による速度が威力と貫通力を稼いでいるというのもあります。そうですね、およそ音速の八倍くらいでしょうか。ちなみに真空レーンは弾道の補正にも使えるので、“精密な乱射”なんてものが可能なのです。また、燃素には『火や熱で破壊出来ない』という特性がありますので、純結晶化した燃素で身体の表面を覆えば至近距離でも爆破魔法を使えるという利点があります」

学友2「うん、とりあえず分からない事が分かった」

学友3「真似できそうにない事が分かった」

学友1「したくもないけど」

学友2「きっとあれだよ。マニアにしか理解の及ばない領域なんだよ」

学友3「たしかに、普段の生活上では何の役にも立たないって所がマニア的だよね」

爆殺メイド「失敬な、朝の悪党退治で建物が崩壊するのだってほとんどが私の仕事ですよ(えっへん)」

学友'ズ「「「お前が犯人だったのかッ!!」」」



(戦いにはおいちゃんを・・・3) by mankai様


 屋敷の外へ出て行くシャナ達を見送る、ママンとメイド達。

メイド「奥様、おめでとうございます!ついに究極の着ぐるみを完成させましたね!!」

ママン「そうね、これで着ぐるみ道を究めたと言っても過言ではないわ」

?「それはどうでしょうか?」

 喜びに沸くママン達に、水を差すような声が掛けられた。

メイド「何者です!?」

 ママン達の背後に、何時のまにか金髪の男が立っていた。

カイ「私の名は、カイ・ラウンド。あのおいちゃん着ぐるみのモデルをよく知る男です(親戚なのは黙っておこう)」

ママン「そう、あの方をよく知っていると言うのですか。ならば、問いましょう!あの完璧なおいちゃん着ぐるみのどこに問題があると言うのです!!」

カイ「たしかに造形は完璧です。至高の出来といっていいでしょう。しかし!大切なものを忘れているのです!!」

ママン「ありえないわ!この完璧なおいちゃん着ぐるみに何が足りないと言うの!!」

カイ「あの着ぐるみに足りないもの、それは寿司折りです!!」

ママン「寿司折りが何だと言うのです!?」

カイ「わかりませんか?ならば、寿司折りを手で吊り下げながら千鳥足で歩くおいちゃんを想像してみなさい!!」

ママン「ハッ!」

カイ「理解できたようですね。そうです!寿司折りを手で吊り下げながら千鳥足で歩くおいちゃん!これこそが、フォーマルなおいちゃんなのです!コレを忘れて姿かたちを似せたところで、そんなものは本当のおいちゃんではない!!」

カイの言葉に衝撃を受け、地面に突っ伏すママン。

ママン「わたしは、わたしは、何という過ちを!!姿かたちを似せることばかり考えて、大切な事を見失っていた!!」

メイド「奥様!?」

カイ「わかっていただけたようですね。そうです、姿かたちを似せるなどというのは瑣末なこと、本当に大切なのはモデルにした対象の、本質を表すことなのです!!」

ママン「こんな。こんな未熟な作品で、着ぐるみ道を極めたなんて言うなんて!私はなんて愚かだったのでしょう!!」

カイ「奥方、確かにあなたは過ちを犯しました。ですが人はやり直す事が出来るのです」

ママン「そうですわ、そうですわね!こんなことで落ち込んでいるヒマはありませんわ!わたくしは、ようやくのぼりはじめたばかりだったのですから!!」

メイド「その意気です奥様!!」

ママン「ありがとう、アナタ達も付いてきてくれる?」

メイド「もちろんです奥様!着ぐるみ道を究めるためならば、どこまでもお供いたします!!」

ママン「では、いきましょう!このはてしなく遠い着ぐるみ坂を!!」



(戦いにはおいちゃんを…4) by のな


メイド1  「ではこれは必ずシャナ様にお届けしますわ!」

イネス(母)「頼みますね」

メイド2  「お任せください奥様! メイド隊は魔物ごときには負けません!」


 そして飛び出すメイド達。

 館の前の魔物は粗方片付けられ、時折残党がやってくるくらいになったようだ。


カルさん「おや、どちらかへお出かけですか?」


 突然背後に現れたカルさんにびくぅっと一瞬脅えたメイド達。


カルさん「そう言うことならお供いたしましょうっ。

    なにしろ私、活躍できておりませんので、まだ優秀さをアピールしてないのですっ!」

ディアス「それはともかく、あいつらを追うならば急ぐぞ」

ナーシャ「こちらは結界を張っておきましたので大丈夫よ。アルバート、こちらはよろしくね」

パパン 「お任せください我が君」

ノーラ姉「・・・あの、羊と共に流されていったセアン様は…」


ディアス「放っておけ」

ナーシャ「そうですよノーラ。さ、学園に急ぎましょう」


メイド1「いえ! お嬢様の気配は城に向かっておりますので!」


ディアス「・・・シャナレーダーは標準装備なのか」


呆れながらも、その言葉に従い城に向かうディアス達であった。



そして、本編に続きます…。

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