小話とこけこっこ+イラスト
mankai様による小話と、くろわんこ様の小話を感想欄より頂きました。
ありがとうございます! 何でも拾っちゃうのなです♪
そして、今回はこけこっこ小話に、イナミ様よりイラストを頂きましてお届けいたします!
皆様ありがとうございます! d(ŐдŐ๑)☆スペシャルサンクス☆(๑ŐдŐ)b
(デュラハンと、父様が被った例のかつらの行方…) by mankai様
デュラハン(生首)「ボディよ、いいかげんに機嫌を直してくれ!」
デュラハン(生首)「なに?このカツラをつけてくれれば戻るだと!?よかろう、つけてみよ!」
デュラハン(生首)「これでよろしいですわね!これでアナタは戻って来るのですわね!って!なんなんですのこの口調は~!?」
デュラハン(生首)「これは白の塔の主に貰った、女遊び防止用の魔具だ、ですって!!なんて余計なことをするのよ!!そしてボディはなんでそんなに興奮してるのよ!?」
デュラハン(生首)「なんですって!?その魔具をつけたワタクシを見ていると、なんだかムネがドキドキしてくるですって!?って!アナタ、目がないからワタクシのこと見れないでしょう!!」
デュラハン(生首)「さあ!早く合体しよう!!って、イヤー!!気持ち悪いから、近づかないで~!!」
(ケルベロスの行方…) by くろわんこ様
瓦礫と共に吸い込まれ…
そして、シャナがレイゼンに襲われるその少し前…
「ちょっと!なんなのよ!やだぁ、身体中、埃と砂まみれで汚れちゃってるじゃない〜!」
「…ここどこ…?」
「むふー!むぐー!」(←瓦礫に頭が挟まっている)
そこにシャナの危機を知らせる電波がビビッときた!
「主が…危険…」
「急ぐわよ!」
急に動いたため挟まっていた瓦礫からは抜けたが、その上にあった別の石が頭に直撃。
「ぶべっ!?」
てな感じのことがあったり?
きっと、この時の石が原因で頭達は弱っていたのでしょう!
そしてベロちゃんの謎へと続く事態に…(のなの見解でした)
(とあるニワトリ攻撃により禿げができたらしい父様のその後・・・) by mankai様
裏町の片隅にある寂れたバー。そこにフードを目深に被ったパパンが入っていった。
魔王「遅かったな?」
パパン「すまん、シャナ達にバレないよう外に出るのに時間が掛かった」
そう言って、魔王の横に座るパパン。
パパン「それで、例のモノは?」
魔王「コレだ!」
魔王は小さな紙の箱をカウンターの上に置いた。
パパン「こ、これが!あの伝説の!?」
魔王「そうだ、我らの最後の希望だ!」
パパン「しかし、本当に効くのか?」
魔王「人によって、効く効かないはあるが、俺は親父のせいで危機に陥った時に、コレのおかげで危機を脱した」
パパン「それほどのモノか!!しかし、本当にコレを分けて貰ってよいのか?」
魔王「構わん、シャナの父親だしな。それに」
パパン「それに?」
魔王「同じ男として見すごせん」
パパン「感謝する!早速家に帰って使わしてもらう!!」
礼を言い、ブツを手に立ち去るパパン。
魔王「健闘を祈る!」
立ち去るパパンの後姿に、魔王は手に持った酒を捧げた。
希望に満ちた顔で帰路につくパパン。その手にある紙箱には、こう書かれていた。
「〇UP」と。
(こけこっこの裏側) by のな
「じゃ~んっ。見て頂戴レオノーラ、これは母様が交渉して勝ち取ったボイスレコーダーなるモノよ」
にっこり微笑む母様の、ボイスレコーダーを出す仕草がなんだかシャナに似ていて微笑ましく、レオノーラはふんわりとほほ笑む。
「まぁ、何がおかしいの? いいこと、これはね、とても貴重なものなの。あ、ついでにこんなかつらも付けてもらえたのよ。誰かに試さなくちゃ・・・。やはり父様とエルネストかしら?」
コロコロと会話が動く様はシャナそっくり、いや、シャナがやはり母に似ているようである。
「かつらはとても楽しみね、母様。でも、そのボイスレコーダーというのはどういうモノなのですか?」
コテリと首を傾げる仕草に、執事達が心の中で「イエスッ」とガッツポーズを作っていることなど知らないレオノーラは、小さな魔道具に興味津々である。
「これはね、こう使うのよ」
母様は魔道具の横にぽこっと出ているボタンをカチリと押した。
「あなたの秘密を知っている…」
小さな魔道具から響いたのは母様の低い声。
「か、母様、秘密って?」
「あ、あら、いやだ。交渉の時の声が入ったままだったわ…。それは気にしなくていいのよ」
執事達は無表情で立っているが、心の中では(「秘密ってなんだ!」「奥様が脅しを!」「魔道具より気になる!」)と大騒ぎしていたことは誰も知らない。
「今のは忘れて、ノーラ、こけこっこと言ってくれるかしら?」
「こけこっこ?」
首を傾げながら言うそのこけこっこも破壊的で、執事の一人がガクリと膝を折る。が、その醜態は主達に気がつかれないよう、メイドが壁を作って隠した。
「そうよ、愛の言葉を貴方のディアス兄様に話している気持ちでね」
「あ…愛の言葉ですか?」
レオノーラの頬は紅色に染まり、火照る頬を押さえつつ、母様の促しにしたがって…。
「こ…こけこっこ」
その破壊力に、メイド達まで蹲り、執事達は鼻を押さえてハンカチを赤く染めるのだった。
そうしてできた魔道具は、この数日後、とある食堂で威力を発揮し、その食堂ではこけこっこを聞きたがる男性客で溢れ、食堂の主はボイスレコーダーを譲ってもらって設置したらしい。
そして、その食堂は、いつの間にか『トキメキの食堂』などという微妙な二つ名で呼ばれ、男達に愛されるようになったそうな…。
めでたし、めでたし?
いつものようにイメージは人それぞれですので、私のイメージはこんな感じ、と思いついたらいつでも感想欄に遊びに来てくださいませ。
もちろん読むだけも大歓迎です。
最近結成した妄想で暴走する妄想し隊も元気に暴走中です♪
ちょっぴりアダルト(?)なネタも、全て皆様の妄想と想像にお任せするという怪しい物語も時折発生。
ぜひお楽しみください♪




