表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/32

気の抜ける現場と出張してきたニワトリさん♪

魔王が傷つき、塔の秘密が暴露され、少し平和な日々が続く…

そこまでの間の小話です。

mankai様、今回も力作の小話をありがとうございますっ!

d(ŐдŐ๑)☆スペシャルサンクス☆(๑ŐдŐ)b

今回はニワトリだって恋をするも出張中。


感想欄に載っていた物ですが、今回も纏めてみました。

お楽しみくださいませ♪

(魔王を救え! あったかもしれない編) by mankai様


シャナ「ぐっ!力が足りないでしゅ!!」

ノルディーク「もうやめるんだシャナ!!このままでは、シャナまで死んでしまう!!」

ハーンパパ「無理をするな!お前まで死んでしまうぞ」

シャナ「ダメでしゅ!絶対に助けるのでしゅ!!人命救助なのでしゅ!ん!?…人命救助?」

シェール「どうしたシャナ!?」

シャナ「人命救助といえば…人工呼吸でしゅ、人工呼吸といえば…マウス・トゥ・マウスでしゅ!!」

ノルディーク「何だ!?シャナから凄まじい力が!!」

シャナ「これは人命救助なのでしゅ!!人工呼吸が必要なのでしゅ~!!だから、とっととこの傷を塞いで、マウス・トゥ・マウスをするのでしゅ~!!」

ノルディーク「すごい!もの凄い勢いで傷が塞がっていく!!」

シャナ「さあ、もうすぐ直るでしゅよ!そしたらマウス・トゥ・マウスでしゅよ~!!」

シェール「いや、マウス・トゥ・マウス必要ないし」




(初めの塔の主達に質問したら・・・) by のな


爆発した研究。

魔法フリークな研究者達によって引き起こされた悲劇は、人間に悪影響を及ぼし、次いで精霊をも生み出さなくなったのでは…?

という質問に、初めの塔の主で、魔法馬鹿な研究者達に答えてもらいました。



研究者1「そんなことはない!」

研究者2「我等の研究は」

研究者3「世のため人の為!」

研究者4「世界の為に!」

研究者5「爆発するのだ!」


概ね爆発に関しても、五番目の人が原因ではないかと思います。

ちなみに質問の答えですが、精霊の件は、おそらく否定した…のだと思われます。




(初めの塔の主達に質問したら・・・2) byのな


爆発しましたよ!? そして世界に影響が!!


研究員 「わしらのせいかの~?」

研究員2「いやいや~、わしら作っただけじゃし~」

研究員3「メンテナンスしなかった奴のせいじゃ」

研究員4「そうじゃそうじゃー」

研究員5「自爆プログラム…」


シャナ 「思うに! 絶対5人目が怪しいのでしゅ!」

ヘイン君「間違い探しじゃないんだから…」


シャナ 「ただの記憶では吊し上げられぬこのもどかししゃ!(☄ฺ◣д◢)☄ฺワシャー」


塔の主5人は、原因を作った者達でありながら、難を逃れておりますな…。



(初めの塔の主達って・・・) byのな


初代の主達は、まさに研究馬鹿の、魔法馬鹿集団です。

暇な時は古今東西をして辺り一面を砂漠に変えるような者達です。


研究者1「古今東西」

全員  「「「「「いぇ~っ」」」」」

研究者1「攻撃魔法♪」

研究者2「炎よ走れ」

研究者3「水よ渦巻け」

研究者4「風よ切り裂け」

研究者5「特大魔法」


こんな感じで遊びながら発動した魔法は、大地を揺るがし、大陸の一部を砂漠地帯に変えたとか…


ハーン「俺の住んでいた砂漠の共和国の成り立ちか…」

シャナ「塔の主って…orz」


全てにおいて、怪しいのは5番目ですナ。

彼の人がどこの塔の主であったかは…ご想像にお任せします。






(ニワトリスーツの裏話 ニワトリだって恋をする出張中) by mankai様


シャナ「母しゃま、このニワトリの着ぐるみは、なぜカツラチャボなのでしゅか?」

イネス「うふふ!それはね、カツラチャボはママの恩人(鳥)なの!!」

シャナ「恩人(鳥)でしゅか?」

イネス「そう、パパと結婚する前の、ママがちょっとやんちゃだった頃、盗賊団を殲滅しに行ったら逆に捕まっちゃたことがあったの」

シャナ「やんちゃで盗賊団を殲滅するのも気になりましゅが、なぜ捕まってしまったのしゅか?」

イネス「それがね~!パパも入れて6人の男の人達と一緒に行ったら、パパ以外の5人に裏切られちゃったの!!」

シャナ「えっ!なんででしゅか?」

イネス「う~ん、よくわからないのよね~?なんか『告白したら、速攻で断りやがって!!』とか、『ちょっと触ろうとしただけで、腕の関節を外しやがって!!』とか言っていたわね?」

シャナ「よくわかったでしゅ。ちなみにパパンはその時どうしたのでしゅか?」

イネス「パパは、二手に分かれて相手を挟み撃ちにするため、途中で1人だけ別の道に行ったの」

シャナ「なるほど。で、その道は全然違うところに行く道で、当然パパンは道に迷ったと」

イネス「そうだったみたいね。で、パパはいないし、5人には不意を突かれるし、盗賊団は50人ぐらいいるものだから、さすがに20人ぐらい倒したところで力つきちゃったの」

シャナ「その状況で20人も倒したのでしゅか!?それで、どうなったのでしゅか?」

イネス「そう、あの時はさすがにもうダメだと思っていたら、あのコが現れたの」


盗賊団のボス「手こずらせやがって!たっぷりと可愛がってやるぜ!!」

イネス「くっ!離しなさい!!」

裏切った男A「いままでの恨み、タップリはらさせてもらうぜ!!」

イネス「いや~!」

チキ「コケ?(何してるの?)」

盗賊団のボス「なんだ!この馬鹿でかいニワトリは!?」

裏切った男A「きっとバケモノだ、やっちまえ!!」

チキ「コッコッココケッ!!(バケモノとは失礼な!!)」

チキは、振り下ろされる盗賊たちの剣を足の爪で跳ね返し、嘴や羽で盗賊たちの顔や鳩尾を攻撃し、瞬く間に、残りの盗賊たちを倒していった。

盗賊団のボス「あべし!!」

裏切った男A「ひでぶ!!」

チキ「ココ、コ~コココケッコケッコ(また、つまらぬ者をつついててしまった)」

イネス「ああっ!ありがとう!助けてくれたのね!!」

チキ「コ~コッコ?(大丈夫?)」

チキがイネスの様子を見ようと近づいたその時、

アルバート「イネスから離れろ!この魔法生物!!」

チキの後ろから現れたアルバートの剣がチキを切り裂こうとした、その瞬間!!

チキ「コケコッコー!!(甘い!!)」

チキは大きく跳躍し、アルバートの肩に飛び乗った!!

アルバート「なに!あっ!イテッ!つっつくな!やめろ!ハゲるからっつくな!!」

チキ「コ~コココココケッ!コケコエコココケ~!!(後ろから攻撃するとは卑怯者め!でこぼこハゲ頭になれ~!!)」

イネス「ああっ!待って!止めてあげて!アルバートも早く謝りなさい!!」

そして、アルバートに事情を説明するイネス。

アルバート「そうだったのですか、誠に申し訳ない!」

チキ「コッ、コココケッコ(ん、わかればよろしい)」

イネス「ところでアルバート、さっきこのカツラチャボちゃんを魔法生物と言っていたけど、魔法生物ってなんなの?」

アルバート「魔法生物とは、神から特殊な力を授けられた異世界の生物のことだ」

イネス「異世界!?このコ違う世界のコなの!?アナタなんでこの世界に?」

チキ「コケココッケココ!コケッコッコーココケッー、コッコッコココケーコッ!(実は道に迷ってるの!ユリウスのところに戻りたいのに、ココから出れなくて困っているの!)」

アルバート「なるほど、では、あの月に向かって行ってください。空間に歪みがありますので、そのまま行けばこの世界から出れるはずです」

チキ「コッ!?コココケッ!!(本当!?ありがとう!!)」

アルバート「いや、こちらこそイネスを助けてくれて礼を言います!」

イネス「助けてもらって、ありがとう。なにもお礼が出来なくて、ごめんなさい」

チキ「コココ、コケッケコココ!コッ!コケコッコー!(ううん、助かったのはコッチだよ!あっ!お礼にコレあげる!)」

そう言って、チキは自分の尾から羽根を一枚抜き取って、イネスに渡した。

イネス「まあ!綺麗!!ありがとうカツラチャボちゃん!!」

チキ「コケコココッケ!コケコッコー!!(チキの名前はチキだよ!バイバイー!!)」

そう言って、チキは月に向かって走って行った。

空に浮かぶ三日月は、なぜか大きな満月となり、チキを照らしていた。


イネス「とまあ、こんなことがあったのよ」

シャナ「ふえ~!不思議なこともあるんでしゅね~!夢みたいな話でしゅね!!」

イネス「本当の話よ。だって、その着ぐるみには、あの時の羽根を縫いこんであるし。それにね」

シャナ「それになんでしゅか、母しゃま?」

イネス「パパの頭に、あの時のハゲがまだ残っているもの!!(笑)」

アルバート「もう忘れてくれー!!(泣)」



(後日談) by のな


シャナ  「という話を聞きましゅた。父しゃま、乙女のピンチに遅れたのでしゅか?」

アルバート「…まぁ、否定はできない」

シャナ  「ダメダメでしゅねぇ~。それから、母しゃま盗賊20人倒したってホントでしゅか?」

アルバート「あぁ…まぁ…うん」

シャナ  「なんでしゅか…。まだ何かあるのでしゅか?」

アルバート「…あの後、裏切者を再起不能にな…orz」


シャナ  「裏歴史でしゅ…((유∀유|||))」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ