気の抜ける現場と出張してきたニワトリさん♪
魔王が傷つき、塔の秘密が暴露され、少し平和な日々が続く…
そこまでの間の小話です。
mankai様、今回も力作の小話をありがとうございますっ!
d(ŐдŐ๑)☆スペシャルサンクス☆(๑ŐдŐ)b
今回はニワトリだって恋をするも出張中。
感想欄に載っていた物ですが、今回も纏めてみました。
お楽しみくださいませ♪
(魔王を救え! あったかもしれない編) by mankai様
シャナ「ぐっ!力が足りないでしゅ!!」
ノルディーク「もうやめるんだシャナ!!このままでは、シャナまで死んでしまう!!」
ハーンパパ「無理をするな!お前まで死んでしまうぞ」
シャナ「ダメでしゅ!絶対に助けるのでしゅ!!人命救助なのでしゅ!ん!?…人命救助?」
シェール「どうしたシャナ!?」
シャナ「人命救助といえば…人工呼吸でしゅ、人工呼吸といえば…マウス・トゥ・マウスでしゅ!!」
ノルディーク「何だ!?シャナから凄まじい力が!!」
シャナ「これは人命救助なのでしゅ!!人工呼吸が必要なのでしゅ~!!だから、とっととこの傷を塞いで、マウス・トゥ・マウスをするのでしゅ~!!」
ノルディーク「すごい!もの凄い勢いで傷が塞がっていく!!」
シャナ「さあ、もうすぐ直るでしゅよ!そしたらマウス・トゥ・マウスでしゅよ~!!」
シェール「いや、マウス・トゥ・マウス必要ないし」
(初めの塔の主達に質問したら・・・) by のな
爆発した研究。
魔法フリークな研究者達によって引き起こされた悲劇は、人間に悪影響を及ぼし、次いで精霊をも生み出さなくなったのでは…?
という質問に、初めの塔の主で、魔法馬鹿な研究者達に答えてもらいました。
研究者1「そんなことはない!」
研究者2「我等の研究は」
研究者3「世のため人の為!」
研究者4「世界の為に!」
研究者5「爆発するのだ!」
概ね爆発に関しても、五番目の人が原因ではないかと思います。
ちなみに質問の答えですが、精霊の件は、おそらく否定した…のだと思われます。
(初めの塔の主達に質問したら・・・2) byのな
爆発しましたよ!? そして世界に影響が!!
研究員 「わしらのせいかの~?」
研究員2「いやいや~、わしら作っただけじゃし~」
研究員3「メンテナンスしなかった奴のせいじゃ」
研究員4「そうじゃそうじゃー」
研究員5「自爆プログラム…」
シャナ 「思うに! 絶対5人目が怪しいのでしゅ!」
ヘイン君「間違い探しじゃないんだから…」
シャナ 「ただの記憶では吊し上げられぬこのもどかししゃ!(☄ฺ◣д◢)☄ฺワシャー」
塔の主5人は、原因を作った者達でありながら、難を逃れておりますな…。
(初めの塔の主達って・・・) byのな
初代の主達は、まさに研究馬鹿の、魔法馬鹿集団です。
暇な時は古今東西をして辺り一面を砂漠に変えるような者達です。
研究者1「古今東西」
全員 「「「「「いぇ~っ」」」」」
研究者1「攻撃魔法♪」
研究者2「炎よ走れ」
研究者3「水よ渦巻け」
研究者4「風よ切り裂け」
研究者5「特大魔法」
こんな感じで遊びながら発動した魔法は、大地を揺るがし、大陸の一部を砂漠地帯に変えたとか…
ハーン「俺の住んでいた砂漠の共和国の成り立ちか…」
シャナ「塔の主って…orz」
全てにおいて、怪しいのは5番目ですナ。
彼の人がどこの塔の主であったかは…ご想像にお任せします。
(ニワトリスーツの裏話 ニワトリだって恋をする出張中) by mankai様
シャナ「母しゃま、このニワトリの着ぐるみは、なぜカツラチャボなのでしゅか?」
イネス「うふふ!それはね、カツラチャボはママの恩人(鳥)なの!!」
シャナ「恩人(鳥)でしゅか?」
イネス「そう、パパと結婚する前の、ママがちょっとやんちゃだった頃、盗賊団を殲滅しに行ったら逆に捕まっちゃたことがあったの」
シャナ「やんちゃで盗賊団を殲滅するのも気になりましゅが、なぜ捕まってしまったのしゅか?」
イネス「それがね~!パパも入れて6人の男の人達と一緒に行ったら、パパ以外の5人に裏切られちゃったの!!」
シャナ「えっ!なんででしゅか?」
イネス「う~ん、よくわからないのよね~?なんか『告白したら、速攻で断りやがって!!』とか、『ちょっと触ろうとしただけで、腕の関節を外しやがって!!』とか言っていたわね?」
シャナ「よくわかったでしゅ。ちなみにパパンはその時どうしたのでしゅか?」
イネス「パパは、二手に分かれて相手を挟み撃ちにするため、途中で1人だけ別の道に行ったの」
シャナ「なるほど。で、その道は全然違うところに行く道で、当然パパンは道に迷ったと」
イネス「そうだったみたいね。で、パパはいないし、5人には不意を突かれるし、盗賊団は50人ぐらいいるものだから、さすがに20人ぐらい倒したところで力つきちゃったの」
シャナ「その状況で20人も倒したのでしゅか!?それで、どうなったのでしゅか?」
イネス「そう、あの時はさすがにもうダメだと思っていたら、あのコが現れたの」
盗賊団のボス「手こずらせやがって!たっぷりと可愛がってやるぜ!!」
イネス「くっ!離しなさい!!」
裏切った男A「いままでの恨み、タップリはらさせてもらうぜ!!」
イネス「いや~!」
チキ「コケ?(何してるの?)」
盗賊団のボス「なんだ!この馬鹿でかいニワトリは!?」
裏切った男A「きっとバケモノだ、やっちまえ!!」
チキ「コッコッココケッ!!(バケモノとは失礼な!!)」
チキは、振り下ろされる盗賊たちの剣を足の爪で跳ね返し、嘴や羽で盗賊たちの顔や鳩尾を攻撃し、瞬く間に、残りの盗賊たちを倒していった。
盗賊団のボス「あべし!!」
裏切った男A「ひでぶ!!」
チキ「ココ、コ~コココケッコケッコ(また、つまらぬ者をつついててしまった)」
イネス「ああっ!ありがとう!助けてくれたのね!!」
チキ「コ~コッコ?(大丈夫?)」
チキがイネスの様子を見ようと近づいたその時、
アルバート「イネスから離れろ!この魔法生物!!」
チキの後ろから現れたアルバートの剣がチキを切り裂こうとした、その瞬間!!
チキ「コケコッコー!!(甘い!!)」
チキは大きく跳躍し、アルバートの肩に飛び乗った!!
アルバート「なに!あっ!イテッ!つっつくな!やめろ!ハゲるからっつくな!!」
チキ「コ~コココココケッ!コケコエコココケ~!!(後ろから攻撃するとは卑怯者め!でこぼこハゲ頭になれ~!!)」
イネス「ああっ!待って!止めてあげて!アルバートも早く謝りなさい!!」
そして、アルバートに事情を説明するイネス。
アルバート「そうだったのですか、誠に申し訳ない!」
チキ「コッ、コココケッコ(ん、わかればよろしい)」
イネス「ところでアルバート、さっきこのカツラチャボちゃんを魔法生物と言っていたけど、魔法生物ってなんなの?」
アルバート「魔法生物とは、神から特殊な力を授けられた異世界の生物のことだ」
イネス「異世界!?このコ違う世界のコなの!?アナタなんでこの世界に?」
チキ「コケココッケココ!コケッコッコーココケッー、コッコッコココケーコッ!(実は道に迷ってるの!ユリウスのところに戻りたいのに、ココから出れなくて困っているの!)」
アルバート「なるほど、では、あの月に向かって行ってください。空間に歪みがありますので、そのまま行けばこの世界から出れるはずです」
チキ「コッ!?コココケッ!!(本当!?ありがとう!!)」
アルバート「いや、こちらこそイネスを助けてくれて礼を言います!」
イネス「助けてもらって、ありがとう。なにもお礼が出来なくて、ごめんなさい」
チキ「コココ、コケッケコココ!コッ!コケコッコー!(ううん、助かったのはコッチだよ!あっ!お礼にコレあげる!)」
そう言って、チキは自分の尾から羽根を一枚抜き取って、イネスに渡した。
イネス「まあ!綺麗!!ありがとうカツラチャボちゃん!!」
チキ「コケコココッケ!コケコッコー!!(チキの名前はチキだよ!バイバイー!!)」
そう言って、チキは月に向かって走って行った。
空に浮かぶ三日月は、なぜか大きな満月となり、チキを照らしていた。
イネス「とまあ、こんなことがあったのよ」
シャナ「ふえ~!不思議なこともあるんでしゅね~!夢みたいな話でしゅね!!」
イネス「本当の話よ。だって、その着ぐるみには、あの時の羽根を縫いこんであるし。それにね」
シャナ「それになんでしゅか、母しゃま?」
イネス「パパの頭に、あの時のハゲがまだ残っているもの!!(笑)」
アルバート「もう忘れてくれー!!(泣)」
(後日談) by のな
シャナ 「という話を聞きましゅた。父しゃま、乙女のピンチに遅れたのでしゅか?」
アルバート「…まぁ、否定はできない」
シャナ 「ダメダメでしゅねぇ~。それから、母しゃま盗賊20人倒したってホントでしゅか?」
アルバート「あぁ…まぁ…うん」
シャナ 「なんでしゅか…。まだ何かあるのでしゅか?」
アルバート「…あの後、裏切者を再起不能にな…orz」
シャナ 「裏歴史でしゅ…((유∀유|||))」




