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みそしるといわし雲と そして ぼくたち

まえがきは割愛させていただきます。

本編が短いので、本編のみでお楽しみください。


温かいみそ汁を 飲むとホッと 心が安らぐ


じっと見つめていると


優しいみそ汁の中に


何か模様が 見えてきた


その雲のような つぶつぶを見てると


何か奇妙な気持ちになる



肌寒い秋の空 見てるとフッと 心が寂しがる


じっと見つめていると


ふわりと浮かぶ 雲の中


何か模様が 見えてきた


そのいわしのような モコモコを見てると


何か奇妙な気持ちになる



動的平衡とか 散逸構造とか


そんなふうに呼ばれる それは


大昔 脂肪酸とか リボ核酸とか


命の源を かき混ぜ 組み立てたらしい



だからなのかな


なにか そこに


温かさを感じたり


懐かしさを感じたり


息をすることを 忘れてしまうような 常しえを感じたり



ぼくたちが 忘れてはいけない なにかを


思い出せと 話しかけてくれているのかもしれない



何億年も 何兆回も


かき混ぜ かき混ぜ かき混ぜ



十万のサイコロ 全て 一が出るよりも


もっと もっと もっと 根気強く



だから ぼくたちは もっと 笑って 生きていかなきゃ


だから ぼくたちは もっと 辛抱強く 生きていかなきゃ


だから ぼくたちは もっと 手を取り合って 生きていかなきゃ



きっと今 母は ぼくたちを見ている



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

子供の頃に、空に浮かぶいわし雲を見た時、

なんでこんな雲の形になるのかなと不思議でした。

大きくなった時、ベナール対流を知り、そうか!と。

さらに年を取って、どうやら生物を構成する

基本の分子構造は、この対流の中で作られたのかも

ということを知り、なんか見え方が変わってきて、

もっと不思議に思うようになりました。

確率的には限りなく0に近いらしいですが、そこには

カラクリがあるような気がしています。

(私の書いたSF小説「ガロワのソラの下で」では

それを必然と書いています。)

成るべくして成っていると思うのは、我々が存在して

しまったからなのでしょうか。そんなこんなを

考えているとなんだかお腹がモゾモゾします。(笑)

ちなみに太陽の中にもこのベナール対流が起こっている

ので、実は我々とは全く違う生命がいたりして。

もう妄想しかしてない人みたいですみません。(笑)


あとがきは割愛させていただきます。

読んでいただき、ありがとうございました。


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