第36話・付記 あくまさんのあたまのなか?
個体識別番号:101CME13
異世界群番号:01F3及び01F4
語句項目数:2
以下の項目は当該個体が知覚した文書の内容を自動的に要約したものであり、信憑性の評価は行わないものとする。
また項目情報の最終更新から異世界標準時間での36時間が経過した場合、総合語句記録への統合を行う。
・不死者騒乱
01F3において女神歴1400年代に発生されたとされる戦闘及び破壊行為の伝承を指す。高い魔力と不死性を持った人型の個体が村々を襲撃し、数百人以上の民間人および2000人以上の兵士を殺害した後、女神の力によって消失したと伝えられている。
・第6次勇者討伐戦
項目名は便宜上のものとする。01F4において魔歴1448年に発生した勇者の出現とそれに伴う一連の戦闘を指す。女神に召喚された勇者によって荒土の王が統治する領地内の村が襲撃を受け、その討伐のため荒土の王と金屑の王を中心とする混成部隊が編成された。当時の金屑の王及び荒土の王の奮闘により勇者の討伐には成功するものの、戦闘の前後において民間人107人、兵士274人が犠牲となった。また、犠牲となった兵士の中には当時の金屑の王とその妃、荒土の王の息子3人なども含まれており、このことが後に荒土の王の領地で権力闘争が激化する要因となったと考えられている。この討伐戦の後、大魔王と各領地の王によって01F3への侵攻計画と軍備の増強が急速に進んでいった。




