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勇者が不死身すぎてつらい  作者: kurororon
第2部 勇者が不条理すぎてつらい
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第5話 魔王と悪魔はどちらが強いのか

 この世界に戻って3日目の昼過ぎ。ヒメが何気なく質問した。


「そういえば、悪魔殿と父上はどちらが強いのじゃ?」


 いつもの部屋のいつものタタミの上で本を読みながら、のんびりくつろいでいた俺と魔王と王妃とヒメの4人。だがヒメのその一言で、魔王と俺の間に妙な緊張が走った。


「フフフ……どうやらハッキリさせなければいけない時が来たようだね……」


 魔王が本を置き、ゆっくりと立ち上がりながら言った。


「さあ、かかって来て悪魔さん!」

「はいはいお前の方が強い強い」

「えー」

「悪魔殿、本当に父上の方が強いのか?」


 ヒメがじーっと俺の顔を見つめる。そんな純真な目で見つめるのやめてください。

 

「ボクは本気を出した悪魔さんの方が強いと思うよ」

「そりゃ全力で行けば俺の方が強いかもしれんが、お前相手にそれは出来ない」

「やさしい……」

 

 魔王が頬に右手を当てて柔らかく微笑んだ。 


「気持ち悪い……」


 俺は口元を右手で覆って返した。


「本気を出さなければ、悪魔殿より父上の方が強いんじゃな?」

「多分そうだと思うが……」


 魔王は多くの魔法を使うことが出来るが、その中でも特に超高速化が卑怯だと言えた。周囲の時間が停止しているも同然の速度で動くことの出来る魔法。それに対して、俺は何も出来なかった。だが、()()()()()に関しては対抗できる可能性が十分にある。

 面倒ではあるが、それを確認するのもあるいは良いのかも知れない。


「……試してみるか」

「え、なに、やってくれるの? ヨシ! かかって来て!」


 そう言って魔王が両手を上げ、立ち上がったクマのような構えを取る。


「当然だがこんな所で戦うつもりは無いぞ。あとお前のそのポーズで戦意が喪失した」

「ガオーって感じで強そうなのに……」


 この金髪おバカ兄ちゃん、こう見えて13歳の娘がいます。


「それじゃあ、明日地下闘技場でボクと悪魔さんの最強決定戦をやろうか」

「よし、わかっ……ちょっと待って地下闘技場って何?」

「城の地下にある闘技場だよ。時々1対1の決闘や10数人でオーガごっこやったりしてるよ」


 ……オーガごっこ?


「さっそく城のみんなに準備してもらうね。色々仕事あってみんな忙しいかもだけど、それよりも大事なことだからね!」


 あ、これ後で残業や修羅場になるやつだ。


「わーい、楽しみなのじゃー」


 両手を上げて喜びを示すヒメ。なんなの、お前ら親子そろってそのポーズ好きなの? バカなの?

 ちらりと王妃の方を見ると、王妃も両手を上げて微笑んでいた。

 ……怪しい宗教かな?




 そして翌日。俺と魔王は円形の地下闘技場の真ん中で向かい合っていた。2メートルほどの高さがある石壁で囲われた広く平らな地面と、石壁の上で段々になっている観客席。客席はほぼ満員で、後方には身体を丸めて座っている巨人族の姿も見えた。種族の体格差が大きいとこういう建造物は設計が大変そうだなぁ……


『さて、いよいよ始まります魔王様と悪魔様の世紀の大勝負、実況は私、先日城の廊下で「喋らなければ美人なんだよな」という陰口を言っていた男に飛び蹴りをかましたことでおなじみ、私、私です! マリアです!』


 闘技場の上の方から、喋らなければ美人なメイドの声が響く。スピーカーもついてるのねこの闘技場。せっかくのファンタジー世界なんだからもう少し独自の機能を付けて欲しい気もするのだが、魔王がパクリ大好き魔族なのでそういうことは期待できないだろう。

 魔王の背後、観客席の最前列にある特別席らしき所にヒメと王妃、そしてメイドのマリアとメアリが座っているのが見える。マリアは金属製の棒、テレフォンを握っており、それを通じて場内に声を送っているようだ。あと何故かメアリもテレフォンを両手で握りしめている。


『そして解説は私の妹分にして、「メガネはまだ良いんだけどあの三つ編みはイマイチだと思う」と廊下で陰口を叩いていた男が私に蹴り飛ばされたことでおなじみ、メアリ、メアリです! メアリさん、今回の勝負どちらが勝つと思いますか!?』


 本当に喋らなければ良いのに……


『あっ、は、はい、わかりません』


 なんで解説席にいるの?


『ちなみに両者の人気はほぼ互角で、賭け金の払い戻しは魔王様の勝利が1.8倍、悪魔様の勝利が1.7倍、引き分けが3.5倍となっています!』


 ……もしかしてこの闘技場、賭け事で部下の給料を搾取するために運営してるのか?


『さて、そろそろ開始の時間が近づいてきました! 開始の合図はいつも通り王妃様が務めます!』


 王妃が立ち上がって、にこやかに手を振る。それに応えて大きく盛り上がる観客。その様子から察するに、王妃の人気はかなりのものなのだろう。少し、安心した。


「さて、そろそろ始まりだよ悪魔さん」

「ああ」

「みんなが怪我しない程度に全力で行くからね!」


 お前が爆発魔法とか使ったら観客血まみれの大惨事だからな!


『それでは王妃様、開始の鐘をお願い致します!』


 王妃が特別席の背後に備え付けられていた鐘をハンマーで叩くと、その音がテレフォンを通して闘技場の上部から響き渡った。そして場内の熱気が一気に高まる。


「2人とも頑張るのじゃ~!」


 観客の声に混じってヒメの声が聞こえた。応援はありがたいが、職務上の理由で異世界ではあんまり物理攻撃は出来ないんだよね。すまん。


「さて、悪魔さん。長い付き合いだから、ボクは当然悪魔さんの弱点を知っているよ」

「何だ?」

「悪魔さんは魔法に弱い、つまり魔法を使(つか)エレクトウェーブ!!」


 魔王が前方に向けて振った右腕の先から、不意打ちの電撃が俺に向かって飛ばされる。エレクトウェーブ。相手を麻痺させる魔法。前に一度喰らったことがあるが、動けなくなったため危うくトイレに間に合わなくなるところだった。なので回避しないといけないわけだが、速度的に間に合わない。

 電撃が俺の身体を走った。正確には、俺の身体の周囲を、走った。

 俺は何事も無かったかのように、魔王の右側にゆっくりと回り込む。


「あれ……?」


 魔王が首をかしげている。


『おっと、魔王様の電撃魔法が悪魔様には効いていないご様子! これはどういうことでしょうメアリさんっ!』

『は、はい! わかりません!』


 解説ってなんだ?


「それじゃあ……Don't move!」


 魔王の人差し指から光の螺旋が放たれ、俺の目の前で弾ける。ドントムーブ。足を動けなくする魔法。何故か魔王の発音が良い。


「これでどうかな?」


 俺は止まることなく、魔王の右側へさらに足を進める。


「えー」


 魔王が不満そうな声を上げた。ざまあみろ。


「仕方ない、使いたくなかったけど攻撃魔法を使うね」


 魔王が指を立てると、リンゴくらいの大きさの火球が出現した。


「凄い熱い火の球!」

 

 そう言って、魔王が火球を俺に向けて飛ばした。その言葉、グレートヒートファイヤーボールみたいな意味の名称を翻訳機が直訳したのか、それとも魔王が適当に言っているのかわからねぇな!

 火球は俺の目の前で霧散し、魔王はさらに納得が行かないといった様子になる。


『やはり悪魔様には魔法が通じていない模様、どう思いますか解説の王妃様!』


 あ、解説が変更になった。


『……』


 だが王妃は言葉を発することが出来ない!


『解説のヒメ王女!』


 さらに解説が変更になった!


『すごいのじゃ~!』

『ありがとうございます!』


 解説者、皆無!


「ねぇ悪魔さん、前はちゃんと魔法を受けてくれてたよね?」


 受けたんじゃなくて避けれなかっただけだからな!


「もしかして、その気になれば魔法を無効化できるの?」

「まぁ、そんな所だな」


 魔法の無効化。それは今回の俺の身体に搭載されている機能の1つだった。前にこの世界に来た時は一般的な異世界用疑似人体を使用していたが、今回は魂の収集よりも長期間かつ重要度の高い仕事であるため、より強力な疑似人体を使用している。こちらから攻撃することは難しいが、外部からの攻撃に対しては鉄壁の防御があると言えるだろう。


「そうなると、アレを試してみるしかないね……」


 アレ。恐らくアレだろう。アレに対抗できるかどうかを確かめることが今回の決闘を受けた理由であるため、アレを使ってくれなければ困る。ちなみにアレとはアレのことである。


「じゃあ、行くよ」


 不意に、観客席の喧騒が止んだ。魔王以外の全てが静止し、俺自身の感覚も普段とは違うものになっていた。

 なるほど、こういう感じか。

 魔王は俺に向かってゆっくり歩み、俺はそれを目で追った。何気ない動作であるが、今の俺は自分の目を直接動かしているのでは無い。疑似人体を制御する人工知能に目を動かす命令を送り、それに従って人工知能が目を動かすという過程をわざわざ経ている。そうしなければ周囲に与える衝撃を制御出来ないためだ。


「……あれ?」


 魔王が俺の様子に気付いたようで、足を止めた。


「もしかして悪魔さん、見えているの?」

『……』

「見えているのかって聞いているんだけど」

『さあな』

「やっぱり見えているんだね……」


 魔王は俺の全身をじろじろと眺め始めた。なんか気持ち悪い。


「ねぇ悪魔さん」

『なんだ?』

「口を動かさないでよく喋れるね」


 魔王の言うとおり、今の俺は口を動かしていない。別の発声器官を目と同様に人工知能が制御して、会話を行っている。


『超高速化の速度で口を動かすと、色々と面倒なことになる。だからこうするしか無いんだよ』

「悪魔さんって前は魔法も効いてたし、超高速化の時は止まってたよね。やっぱり、前より強くなってるってこと?」

『そんなところだな』


 今回の疑似人体に搭載されている最大とも言える機能。それが『同調加速(シンクロ・アクセル)』だった。周囲で超高速化のような魔法が使われた際、それに同調して疑似人体の運動速度を加速させる。この機能を使うためには疑似人体が加速に耐えられなければならないため、耐久性の高い疑似人体にしか搭載されていない機能である。

 正確には同調加速(シンクロ・アクセル)を使用するために強力な疑似人体が造られたわけだが、その辺りは今の所関係の無い話だ。


「魔法も効かないし、超高速化も使える。もうボクよりずっと強いよね」

『そうかも知れないな』

「ちょっと悔しいけど、仕方ないかな。それより、前から気になってたことがあるんだけど」

『何だ?』

「悪魔さんって魔法は使えないよね。それって、魂を集めていることと何か関係があるの?」

『……』

「今はボク以外誰も聞いてないから、大丈夫だよ。ボクが思うに、魔法を使うには魂が無いとダメで、それは悪魔さんたちにも作れない。だから悪魔さんたちは魂を集めているんだよね?」

『……まぁ、そういうことだ』


 俺は正直に答えた。超高速化の状態であれば、魔王以外にこの話が漏れることは無い。本来であれば異世界の人間に話すべきではない機密であるのかも知れないが、魔王自身が確信している様子であるため、隠すだけ無駄だろう。


「その魂を作ったのが、ボクたちやこの世界を作った人ってわけだね」

『恐らくな』

「でも悪魔さんって魂が無くてもボクたちの使う魔法より強い力が使えるよね? それでも魂が必要なの?」

『外部に与える力は俺たち悪魔の方が強いかもしれないが、実際に働いている力はお前が使う魔法の方が強い可能性があるんだよ』

「どういうこと?」

『俺の右足を見ろ』


 俺は右足を踏み出す命令を出した。右足の裏が地面にそっと触れると、接地した箇所を中心に土がゆっくりと陥没して行き、砂埃が徐々に広がって行く。


「なにこれ? 悪魔さん太った?」

『こんな短時間で太れねぇよ。俺は今、お前の超高速化に合わせた速度で動いている。たとえばお前が普段の1万倍の速度で動いているのなら、俺も1万倍の速度で動いている。そして周囲の物体にも1万倍の速度で触れている。ここまでは良いか?』

「うん」

 

 魔王が分かっているのか分かっていないのか微妙な顔で頷いた。まぁいいや俺だって実の所よく分かってねぇしな!


『もしお前が普段の1万倍の勢いで物にぶつかったらどうなる?』

「えーと……大怪我かな」

『そうだろうな。俺の右足で踏んだ地面がこんな風になるのも、俺が1万倍とかの速度で動いているからだ。だが、お前の場合はどうだ』

「えっ?」

『お前が超高速化で動いている時、地面は崩れるか? 何かに触った時、お前自身は怪我をするか?』

「そう言われると確かに変だね。ボクは物凄い速度で動いたり物に触ったりしてるはずなのに、全然痛くないし物も壊れない。どうして?」

『それは俺たち悪魔にも分からないが……ちょっと確認させてくれ』


 俺はゆっくりと魔王に近づくよう身体に指令を出し、魔王の眼前でしゃがんだ。そして魔王の脚が千切れ飛ばない程度の勢いを人工知能に計算させて、適切な速度で指を動かした。

 右手の人差し指と中指、2本の指の関節が魔王の左足にぴたっ、と触れる。


『どうだ?』

「なにが?」

『痛いとか、何かあるか?』

「別に何も……ただ悪魔さんが触っただけだよね?」

『そうか……』


 俺はゆっくりと立ち上がり、思案する。魔王の超高速化は外部への衝撃を減衰させると共に、外部からの衝撃も減衰させているのだろう。魔王の周囲に何かしらエネルギーを吸収する場が発生しているのか、それとも魔王自身がこの世界の時空とは位相のズレた存在になっているのか。もしくは俺の想像力の範疇を超えた物理現象が起きているのか。何にしても、言えることはただ一つだった。


『うん、全然わからん』

「なにが!?」


 俺の意図が分かっていないらしい魔王がちょっと不機嫌そうな顔になった。バカに説明するの面倒臭いんだけどなぁ……


『俺たち悪魔が超高速化と同じ速度で動こうとすると、それだけ周囲に大きな力がかかる。だがお前の魔法の場合、周囲にもお前の身体にも大きな力はかからない。それが悪魔の力と魔法の違いだ』

「早く動くには強い力が必要で、強い力を使えば周りに与える影響も強くないとおかしい。だけどボクの超高速化は周りに影響をあんまり与えてなくて、それが変だってことだね」


 確かめるようにぴょんぴょんと跳びはねながら魔王が言った。よく考えると重力とかもどうなっているんだコイツ。謎が深まるばかりだ。


「同じくらいの速度で動けても、ボクの魔法の方が難しい力の制御をたくさんしているかもしれない。だから悪魔さんたちは魂を集めて、調べようとしているんだね」

『そうだ。自分たちよりも高い技術力を持った存在がいるのならば、その技術について学ぶ必要がある』

「なるほどね。ボクも悪魔さんからもっと色々なことを教えてもらいたいし、可能性の探究は世界を問わず大事なんだね」

『それが前に進むということなんだろう』

「そうだね」


 魔王が笑う。思えば、魔王と2人だけで話すのも随分と久しぶりな気がした。俺にとっては数か月ぶりくらいなので気のせいなのだが、魔王にとっては14年ぶりくらいだ。多少は懐かしさを感じているのかも知れない。


「それじゃあこの勝負、悪魔さんの勝ちで良いかな」

『その前に少し試したいことがある。合図したら超高速化を解除してくれ』

「分かったよ」


 俺は人工知能に最適な角度、勢いなどを計算させ、右手を何度か左右に振って魔王を(あお)いだ。


「何してるの悪魔さん?」

『気にするな。そろそろ解除してくれ』

「分かった、解除するね」


 その言葉と同時に超高速化が解除され、俺が(あお)いだ空気が猛烈な勢いで魔王に襲い掛かる。


「ふべえぇぇぇぇぇ!!??」


 風に飛ばされて闘技場の壁に背中からぶつかる魔王。超高速化が発動している状態では魔王に外部からの力は通じず無効化されるが、超高速化の解除後に攻撃が当たるようにすれば当然効果はある。風速何メートルだか分からないが、無事魔王が飛んでったので結果オーライだ!


『おぉっと!? 突然魔王様が飛ばされていますっ!! これはどういうことでしょうか解説のお三方!』

『わ、わかりません!』

『……』

『すごいのじゃ!』


 解説しなくていいからもう少し語彙を増やしてください。


『とにかく、勝者は悪魔様に決定です! 私たちに分からない何らかの不思議な力で魔王様を倒した悪魔様に、皆様盛大な拍手をお願いします!』


 場内に広がる喝采、「日頃の恨みを晴らしてくれてありがとう!」「給料を上げない報いだっ!」「急に仕事増やしたから当然ですね!」「俺の今月分の食費がぁぁぁ!!」という声! お前ら俺を祝う気無いだろ!


『賭け金の払い戻しはいつもの場所で行いますので、列に並んでお金を受け取ってくださいまし! それでは本日はありがとうございました、実況は私マリア、解説はメアリさん、王妃様、ヒメ王女の3人でお送りしたつもりです! それとさっき観客席で「こういうことやってるから残念美人って言われるんだよね、あの人」と言ってた貴方と貴方は後でちょっと蹴飛ばさせて下さいっ! それでは次回もお楽しみにっ!!』


 暴走気味の実況と、それを聞かずに「金、金!」と言いながら闘技場を出ていく観客と、がっくりと肩を落としてうな垂れてる観客! まだぐったりしてる魔王! 「悪魔殿すごいのじゃー!」と無邪気に喜ぶヒメ! もうどうすればいいのか分かんねぇ!


 


 後日、王妃とメイド2人が何故か大量のお金を運んでいるのを見かけたが怖いので見なかったことにした。

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