表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
530/535

あとがき

後書きという名の謝罪と感謝と言い訳です。


【はじめに】 


まず最初に……感謝と謝罪を述べたいと思います。


 このような拙い、そしてやたらと長い小説をここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 本当は適宜修正しつつ書けばよかったのは分かっておりました。

 ですが私の執筆環境及び実力において、読者のみなさんに一つ提供できるものがあるとすれば、それは「止まらず、投げ出さない」ことだけでした。

 それ故に更新頻度こそ試行錯誤しながらでしたが、ただひたすらに書き続ける事でどうにかそれだけは読者の皆様にお届け出来ました。


 ……などと偉そうな事を言っておりますが、はい……完結? したとは言い難い終わりであることは分かっております。


 言い訳になりますが、なぜこのような「グーシュの戦いはこれからだ」エンドになったのかの解説をしたいと思います。



【この作品について】 


 約五年前。

 自分は中学生の頃から思い続け、そして挫折し続けてきた「小説を書きたい」という思いを現実のものにするべくあれこれと妄想しておりました。

 

 この「地球連邦軍様、異世界へようこそ(以下略)」という小説は、その過程で考え出した「自己知識だけで軽く書ける練習小説」をコンセプトにした設定を下敷きにしたものです。


 ……当時の自分の考えの甘さに眩暈がしますが、当時はこれを本気で思っていました。

 

 軽く説明しますと、「ひょんな事から地球連邦軍に入隊した元冒険者のファンタジー世界出身の少年が、SF装備と魔法知識のハイブリットという特性を活かして様々な世界で戦う」という自分の好きな別ジャンルクロスオーバー物として考えていたのです。


 この基本設定の下、有名作品のパロディ的な異世界と地球連邦軍が戦う短編的なものを練習で書こう、という構想でした。


 が、全然書けませんでした。

 もともと小説を書いたことが殆どなかったことに加え、上記以外の設定が組織や艦隊、師団の編制しかないのだから当然です。


 で、これではいかんと一念発起した自分が考えたのが「とりあえず適当な文章を投稿してみよう」という行き当たりばったりな考えでした。

 なろうやカクヨムの投稿方法を勉強しつつ、書いて見て必要な設定を見極めて世界観を構築してみようという考えでした。


 こうして投降したのが2020年の1月17日。

 当時のタイトルは「ある日、地球連邦がやって来て」。

 古橋秀之先生の名作のパロディタイトルです。

 内容は上記の設定における元冒険者の少年の上司であるとある異世界の元皇女様の過去話でした。

 本設定が無かったので、適当に書けるからチョイスした……と記憶しています。


 この段階において、自分は小説家になろうの投稿方法は分かったので続きは書かずに放置するつもりでした。読む人間もどうせいないだろうと思っていた事もあります。


 ですが、当時20人ほどの方がこの作品を読んでくれていました。


 長年憧れていた、自分の作品の「読者」を意識した自分は、何も考えていないのに続きを書こうと決意してしまいました。


 こうして始まったのがこの小説です。


 皇女様……グーシュリャリャポスティがどういう人物なのか……設定メモには「クシャナ殿下みたいにカリスマがある」として書かれていませんでしたので、書きながら考えました。

 ルーリアト帝国という国も「普通のファンタジー世界の国」としか設定が無かったので書きながら考えました。

 この設定からどうしてあのような特異な皇女と国になったのか頭を抱えますが、かくして行き当たりばったりに始まったのがこの小説なのです。


 ……その後、紆余曲折を経てどうにか全体のプロットを組んだ自分は、何があろうともグーシュリャリャポスティが故郷を追われて地球連邦軍に入るまで書き切ろうと決意。

 こうして、一心不乱に書き続け……五年という馬鹿長い期間をかけてどうにか皆さんにお届けできた次第です。

 


【今後について】 


 という事で一旦完結したこの作品ですが、続きも書く構想はもちろんあります。

 ですが、この五年で実感した事があります。


 私には文章力、表現力が不足しています。


 そのため、一旦修行期間を設けたいと思います。

 具体的には3万から4万字程度の短、中編小説を書きつつ、きちんと構想を練ってまとまった作品をきちんと推敲した文章で書く練習をしたいと思っています。


 こちらの方はまだ構想段階ですので、準備出来次第ご連絡します。


 後、こちらの小説もまだ完結設定はしません。

 以前にも述べた設定解説類や短編をいくつか書きたいと思っています。


 とりあえず次回更新では「上田拓は愛がほしい」を書きたいと思いますので、もう少しだけお付き合いください。


【追伸】


特に感謝を述べたいのが漫坊(元yasagure)さんです。

この方の素晴らしいコミックが無ければ、ここまでこの作品を続けることは不可能でした。

本当に、感謝しかありません。

ありがとうございました。

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

ぜひよろしければ感想やご意見、質問、読みたい設定解説や短編の希望などお聞かせください。


次回更新は1月14日の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ