93 農業の開始と様々な準備
1年6月5日
「学園都市が凄い事は分かった。制圧した北の土地は農業に適していそう?」
「そりゃもう最高ですよ。広大ですし」
「ちなみに北に鉱山はあった?」
「はい、鉄とアルミの巨大な鉱山と油田がいくつか」
「穴を下に向かって掘っていくタイプの巨大な鉱山ですね」
「ですが石油はともかく鉱山の採掘は必要ないのではないかとナビィは思います」
「どうして?」
「マスターのお蔭でダンジョン攻略が簡単になった影響で各種金属が簡単に手に入るので」
「参考までに聞くけど銃でダンジョン攻略しようとするとどうなる?」
「魔物ではなく銃を装備したロボットが現れるようになります」
「それ無理ゲーじゃね?」
「いや、意外とバランス調整されていますよ?何せ創造神様自らそういう設定調整をしたので」
「なるほど今度やってみようかな?ちなみにドロップアイテムは?」
「ロボットですから各種金属と石油が出ますね」
「おー楽しそう。僕のステータスなら弾が当たっても平気だろうし」
「ナビィもそうおもいます(白目)」
「マスターはチートですよね。当たり前ですが」
「ブリタニアも今度やりに行こうよ」
「わ、私も!?戦闘は得意じゃないんだけど」
「……こないだ魔法で敵を殲滅していましたが?」
「分かったわよっ!参加するわ!」
「おーわくわくしてきたっとそれどころじゃなかった今は仕事だ」
咳払いをする。
「それじゃ北の地を開拓して米、醤油、砂糖、胡椒、小麦、大麦、ぶどう、いちご、梨、りんご、梅、さくらんぼアルコール度数の高い酒、緑茶、烏龍茶、紅茶を作って欲しい。そのための人員はエテルノ、各種必要な工場の設置をしてほしい」
「分かりました。お安い御用です」
「どれくらいのエテルノが必要そう?」
「うーん?とりあえず200万人で様子見ます」
「……住居と電気ネット回線も整備してあげてね」
「もちろんですとも」
「地下鉄はどうしようか?」
「広大なので地下鉄の整備は不可能ではないですが止めたほうが良いかと。それよりもエテルノがぶら下がれる高速移動可能なドローンを作ってあげてください」
「良いけどそんな事出来るの?」
「大きなドローン…マルチコプターですね。それでしたら可能です。最初は人間で検討していたものです。しかし上に乗せる訳にはいかないし、人間だと手が持たず落ちると予想され中止された案ですが、エテルノなら可能だと結論が出たものです」
「分かった。それも必要な数つくってあげて」
「はい」
僕なら可能かもしれないけど普通の人はそりゃ無理だよ。
「2人が必要な日数はどれくらい?」
「1日あれば十分すぎる程、余裕です」
「それであれば新京都に日本の広い文房具店みたいなものをつくって欲しいんだけど可能?」
「それは明日の朝までには出来ますね。場所はルビーさんに伝えれば良いでしょうか?」
「うん。コーネリウスさんに『建設費用等は気にしなくて良いのでお願いします』と伝えるように言ってね。あっ1階に大き目の倉庫と洋式トイレ1つと2階に住居スペースを作ってあげてほしい。キッチンとか洋式トイレや風呂とか日本の一般家庭にあるような感じで」
「分かりました!日本のデータを基にナビィとエイドのセンスを発揮しますよ~!」
「おー!」
「ルビーに住居スペースのトイレなどの使い方の説明と後、水は水道代がかかることを伝えておいて欲しい。そんなに高くないので安心してくださいと」
「了解です」
「パソコンとタブレット端末の生産も出来そう?」
「学園都市の技術力で出来ますね。それも工場を作りますか?」
「うんお願いします」
「了解です!」
「その工場は文房具店の次に高い優先度でお願いします」
「何か理由があるんですか?」
「貸し出し専用の銀行も各街に作ってあげてほしくて。金利は年0.4%の住宅ローンを作りたいんだけど。その際にお客様に説明するのにパソコンやタブレットがあれば返済プランをシミュレーションしてあげることが出来るじゃない?」
「そうですね。その為にって事ですね」
「そう。というのも家をリフォームするかアパートに住むかマンションに住むか等、金銭事情に応じて対応してあげたい。風呂も無く井戸から水を汲む生活から脱却させてあげたい」
「なるほど」
「どれくらいで出来そう?」
「2日ください。2日で先日作った銀行と連携させたりしたいので」
「分かった。よろしくね」
「はい!」
「任せてください!」
「それじゃ少し早いけど今日はもう帰るよ」
「お疲れ様でした!作業はナビィ達に任せてください」
「お疲れ様ですマスター!エイドも頑張ります!」
「それじゃブリタニア帰ろうか」
「今日は家でゆっくりお茶でも飲みましょうか」
「そうだね」
そうしてこの日、僕達は早めに家に帰った。





