860 ルフレンスが結婚?騙された?
1年11月7日
「24人雇ったんだよね?気になっている女の子いたりしないの?」
「は、はひぃ!?」
「あー!そうなの!光一お父さん聞いて!」
「ほうほう?聞く、聞く」
「お兄ちゃんったらね!自分と同じく日曜日と水曜日が休みで、しかも自分と同じB組のベネディットという名前のエルフの女の子をチラチラ見ているの!絶対に気になっている子だから、職権乱用で自分と同じにしたんだ!」
「や、やだなー。人聞きの悪い事を言わないでよ。ベネディットさん本人の希望によるもので、僕と一緒なのは偶然だよ。リ、リリアナ?違うんだよ?僕は君の事を愛しているからね」
「あら?ルフレンス?気になっている事は否定しないのね?」
「い、いや……その…ですね……」
「ふふっ、愛してくれているのは知ってる。私と同い年で可愛くて性格も良い子だと思うわ。あなたが好きなら私は別に構わないわよ?ただ私からは1つだけ条件。私を捨てたり、飽きたりしないでね。悲しいから」
「絶対に捨てたり、飽きたりなんてしないよ。永遠に愛し続けるから安心して……認めてくれるのは嬉しいんだけどね。お父さんとお母さん的には駄目でしょ?」
「私は別に駄目とは言わない。夫婦間の問題であり、リリアナさん次第だと思うぞ」
「ルフレンス、お母さんも反対したりしないわよ。お父さんの言う通り。それに、私も良い子だと思うわ」
「いや、でもさ。ベネディットさんの気持ちの問題もあるからね。嫌でもベネディットさんの立場では雇い主に断りにくいでしょ?結婚してくれたとしても、結婚後に他の従業員がどう思うか心配だし……」
「あー。お兄ちゃん?ベネディットさんもお兄ちゃんの事をチラチラ見ているよ。アレはどう見てもお兄ちゃんの事が好きだね」
「え?そうなの?いや、でも違ったら嫌だし……」
「ルフレンスよく言うわよ。私には『結婚してください』って言ってきたじゃないの」
「まぁ、そうなんだけどね」
「それにB組で気付いていないのは、あなた達だけよ?私も気付いていたけどね。面白いから気付かないフリをしていただーけ」
「え?マジで?まだ数日しか経っていないのに皆、気付いているの?」
「お兄ちゃん、アレで気付かない人がいたら、その人はよっぽど鈍感な人だよ」
「でもだよ?ベネディットさんの親御さんが認めてくれるかなぁ?」
「ん?……まぁ聞いていないか。リリアナさんと同じよ。時期も殆ど同じね。リーベ王国の王都に住んでいるような若いエルフの女性は基本的には皆、同じよ。家から逃げ出してリーベ王国に亡命。そして親は事件を起こしたからいない」
「あの~イブ?そういう事例は割と特にヒンメル王国であったと聞いているけど……どうして亡命先が僕の国じゃないの?」
「さぁ?本人の希望だから。まぁ『リーベ王国で良いです!』って感じの子が多いんだけど」
「あっ!私と同じなんだ~!言ってくれれば良いのにって言えないか。光一さん、どうしてリーベ王国なのかと言うと消去法かな?グラウベ聖国は貧しいと聞いているから無し。ティア王国は獣人の国だから無し。オーエス大陸はよく分からないから無し。大和王国は凄い国だけど、建国から1年未満だから仕事があるか不安で保留。そんで悩んだ結果、仕事はありそうだし、じゃぁリーベ王国で良いです!になるのよ」
「……僕、思うに仕事はうちの国の方があるんだけどね」
「本当にそうね。リーベ王国の場合、仕事はあってもエルフだと雇ってもらえなかったから。でもルフレンスと出会えたから結果的には良かったけどね。まぁどこかで同じ大陸から出たくなかったのかもしれないわ」
「そっか。まぁあまり知らない国に行くのは不安だよね。分かるわ……それで?ルフレンスさんは何を悩んでいるのかな?」
「はひっ!?……いや、どうしたものかなと」
「う~ん?今日、お休みなんでしょ?ここに呼んだら?」
「いやいやいやいや、ここに呼んだら尚更、断れないでしょ?それにベネディットさんもお忙しいかもしれないし」
「それなら僕が嘘を言っていないか見破るから大丈夫だよ。連絡だけしてみたら?」
「私から連絡するわ。彼女、忙しいどころか暇みたいでね。人工知能とお喋りしているから。それじゃ行ってくるわね」
「えっ!?チョット待っ……行っちゃったよ」
ルフレンスさん、頭を抱えているね~。面白い事になってきたかも。
~約5分後~
「お待たせ~連れてきたわよ」
「ふぁっ!?こ、ここが天界?……えーっ!偉い人達がいっぱいいる。あっ!こ、国王陛下と王妃陛下。は、初めましてベネディットと申します。あのぉ~。また私、何かやってしまいましたか?」
おー!可愛いエルフの子だ!可愛すぎて可愛いしか言えないわ。
「初めまして。敬語じゃなくて良いからね。僕が許可したんだから恐れ多いとか面倒な事を言わないでね」
「……不敬だとかで私、地獄行きになったりしません?大丈夫ですか?」
「う~ん?多分、大丈夫じゃないかな?」
「た、多分じゃ困ります~!」
面白い子だな。うん、気に入った。
「冗談だよ。へーき、へーき。気楽にね。あっ。僕の事は名前で呼んでね」
「そ、それじゃ光一さん、よろしくね。ヒィ~!死んだ!私、絶対に死んだ!」
「いや、生きてもろて。それじゃ、まずはルフレンスさんの隣が空いているから座ってもらって。ルフレンスさん、後は任せた」
「えっ!?」
「あっ!店長~!どういう事ですか~!?」
「えーっと。嫌なら断ってもらって構わないし。断ったからって嫌がらせとかしないから安心して聞いてもらえるかな?」
「は、はい…?」
「僕はベネディットさんの事が好きです!結婚してください!」
「え~!?……死んだ。今度こそ私、死んだ。いや、店長は既に素晴らしい妻がいるじゃないですか~!私、リリアナさんに消されてしまいますよぉ~!」
「失礼ね。私、そんな事しないわよ。事前に私があなたとの結婚を認めたの!そうじゃなかったら、言う訳ないでしょ?」
「あっ!それもそうですね。失礼しました。いや、でも……えぇ」
「嫌なら良いんだ。諦めるから。それで……どうかな?」
「い、嫌じゃないですよ。正直、私も店長の事は好きですが……私ではその…相応しくないと思います」
『本当です』
「うん、嘘は言っていないみたいだね」
「チョット、神様~!心を読まないでくださいよ~!」
「いや、心は読んでないよ?この指輪の効果」
「だとしても止めてくださいよ~!何か恥ずかしいので!」
「まぁ、必要な事が確認出来たから止めるよ。あー、ルフレンスさん。ベネディットさんに色々と教えてあげなよ」
「うん、ベネディットさん。実はね……」
ルフレンスさんは亡命して来た事等の事情を知っている事と、リリアナさんと同じ境遇である事。エルフの寿命について等を話して行った。いやぁ~、ベネディットさんは反応が面白いね~。
「……という訳で、相応しくないとか思う必要はないよ。結婚してくれるかな?」
「色々と驚きの連続でしたよ。まさか、店長をチラチラ見られている事まで皆にバレていたとは思いませんでした。迂闊です。あー!超恥ずかしいぃ!……分かりました!結婚してください!お願いします!」
「やった!ありがとう!それじゃお互いこれからは、さん付けは無しで名前で呼ぼうね。敬語も無し」
「わ、分かった。それじゃ……ルフレンス、末永くよろしくね。リリアナも仲良くしてもらえると嬉しいなぁ」
「うん!こちらこそよろしく!」
「ベネディット、もちろんよ。仲良くしてね」
「私とも仲良くしてもらえると非常に嬉しい」
「そうね。ベネディット?私とも末永くよろしくね。私達の事は義理とかではなく、本当の両親だと思ってもらえると嬉しいわ」
「はい!お父さん、お母さん。こちらこそよろしくね!」
「はいはーい!私、マドレットの事もよろしく~!」
「うん!マドレットちゃんもよろしく。いやぁ~温かい家庭で良いわぁ」
「それじゃ皆、2人の結婚を祝い拍手~!」
今回、結婚した2人以外の全員が盛大な拍手をした。
僕の妻の中には「いえーい!」「おめでとー!」等と声をかける子もいた。
「皆さん、ありがとう」
「私からもありがとう!いやぁ~凄いわ。国王陛下、それも神様や王妃陛下の全員とお会い出来ただけでも光栄なのに……結婚を祝ってもらっちゃったわ」
「う~ん?……おっ!誰だろう?気が利くね~!」
「僕だよ。光一さん、言っておくけどね。今、アイテムボックスに入っているので全部だからね?」
「十分だよ。ありがとう。それじゃ……はい!(ガチャガチャガチャン)これあげるね~!2億リーベはトーマンドさんとアメリエットさんに。先日、1億リーベしか渡せなかったからね。3億リーベはルフレンスさんとベネディットの結婚祝いに」
「光一お父さん?本当に横領したお金じゃないよね?」
「のぞみ、違うよねぇ?」
「うん。色々なサービスや商品で稼いだものだね。お陰様で景気が良いからね~。これでも氷山の一角だよ」
「大変、ありがたいんだけども……光一さん、こんなに頂いても使い道がないのだが」
「こ、光一さん、お父さんの言う通りだよ」
「ヤベェ……流石は世界一の大国の国王だわ」
「それじゃアメリエットさんの永い人生と子どもさんの為、ルフレンスさんも自分達の永い人生と子どもさんの為に投資すれば良いんじゃないかな?例えばそうだね……大阪に支店としてスーパーマーケットを持つとか。というかルフレンスさんは4億投資したばかりでしょ?それが殆ど戻って来たと思えば良いんじゃないかな?」
「いや、実は大阪の一番良いと思った場所に、売り場面積が1,700平米のスーパーマーケットを購入させてもらったんだよね」
「え?」
「地上35階、地下1階建てのマンションでね。1階がスーパーマーケットとマンションの共用部分。2階もマンションの共用部分。3階から34階が住居で1,088戸。地下1階が駐車場とゴミ置き場。各階にゴミステーションというものがあるみたいだね。エテルノの管理人さんが各階から、ゴミ運搬専用のエレベーターでゴミを回収して、地下1階のゴミ置き場まで運んでくれるとか」
「……」
「35階は展望室とゲストルーム。そして屋上には展望テラス。広大な庭もあって、敷地面積は2万平米!これで17億リーベで良いって言うんだから安いよね。スーパーマーケットの年商目標は21億円!」
「私の夫もヤベェ……」
「おまっ!思いっきり使っているじゃねーか!本店の増築に4億、支店に17億で合計21億って!僕が先日、渡した全額使っているじゃん!使わないとか言っていなかったっけ?今回、使ったのが21億だから年商目標も21億なの!?」
「いやぁ~、あんな素晴らしい宣伝動画をみたらね。『ここは投資するしかない!』となってつい。それに貯蓄していても経済が回らないと思ってね。年商目標は売り場面積や、立地等を考慮したもので偶然だよ」
「イ~ブ~ちゃーん?僕、聞いていないんだけど?」
「光一さん、私だって聞いていないわよ!マドレット?どういう事かしら?」
「ヒィィ!いや、お兄ちゃんがイブお母さん達には言わないでくれって言うからさ~。関係するエテルノには私からその旨を伝えたの。だから怒らないで~!」
「はぁ……まぁ良いわ。光一さん、そういう事だから私のせいじゃないわよ」
「それなら仕方ないね。それで?マンションの部屋はどうするの?流石に千人も従業員要らないでしょ?」
「住居は各階に34戸あるんだけどね。33階と34階の各階34戸、合計68戸だけもらったよ。後は国のものだね」
「……あの~?本店の増築の為に約100平米の建物を土地付きで4軒買ったよね?4億リーベでね?」
「うん、そうだね」
「大阪のスーパーマーケットだけどさ。売り場面積が1,700平米なんだよね?」
「そうだけど?」
「国王なんだけど部下に任せているからさ。マンションの部屋をいくらで売るのか知らないんだ」
「まぁそうだよね」
「でもさぁ?マンションだけど……1,088戸中、68戸だけなんでしょ?後は国のもの」
「うん」
「それ実質、売り場面積の1,700平米を17億リーベで買っただけだよね?つまり100平米あたり1億リーベ。本店の増築は迷惑料込みで約100平米あたり1億リーベで買っている。迷惑料無しで100平米あたり1億リーベってさぁ……高くない?騙されてない?大丈夫?広大な庭ってそれ実質、飾りみたいなものでしょ?」
「や、やだなー。だ、だとしてもだよ?68戸あるから。それも上の階ね。全部屋、管理費無料で空き部屋の管理までしてくれるんだから、お得だと思うよ」
「イブはどう思う?」
「はぁ~。私の方でも確認したわ。良くも悪くも適正価格よ。35階建てだけど、35階は共用部分。その下の34階と33階を丸ごと所有し、管理費は永遠に無料。そして34階と33階に空き部屋があれば維持管理もする。そういう契約になっているわね。だから高いわけでも騙しているわけでもないわ」
「良くも悪くもというと……悪い方は?」
「誘致計画の対象外になっている点ね。ルフレンスさん達はお金を持っている。そして立地の良い場所に、売り場面積が1,700平米のスーパーマーケット。十分に利益になるはずであり、安く売る必要はないと担当者は判断したの」
「つまり、お得でもなんでもないと。誘致計画の対象外になっている分、むしろ損をしているとも言える?」
「まぁそうね。マンションの34階と33階を除き、マンションとその庭について、実際の所有権は国にあるわ。契約書にもそう書かれているはずよ?国はマンションの部屋を売却して稼げるし、毎月、管理費も入ってくる。そのお金で管理業務をするというわけね」
「あーやっぱり?」
「そう。担当者はこう考えたの。『ただまぁ17億リーベも払ってくれたから、34階と33階の管理費を永遠に無料にしたりと、少しだけならおまけしても構わないか。残りの1,020戸から管理費が入ってくるし問題ない』ってね。だけど、ルフレンスさん達としても悪い話でもないわ。マンションとその敷地。これの運営や維持管理をする手間がないのだから」
「本当に良くも悪くもって感じだね。毎月、管理費を払わないで済むけど、安くもないと。まぁ毎月、お金を払い続けるよりは良いのかな?」
「う、うん。そうだね。初期費用が高くても、維持費がかからないのは大きいと思うよ。うん」
「あれ?イブお母さん、もしかして私達……騙された?」
「はぁ~、マドレット。だから騙してはいないわよ。あなた達が勘違いしていただけでしょ?」
「詐欺師は皆、そう言う」
「あなたねぇ?元はと言えば私に相談しないのが悪いんでしょ!私に相談していれば誘致計画の対象にしていたわよ!別に対象にする事自体は特別扱いとかではないわ!むしろ逆!足もとを見られて対象外になったの!だけど、私は担当者に怒ったりする気はないわ!国益を最大限にするのが彼女の仕事だからね!他人を詐欺師と言う前に!まずは自分の落ち度を反省しなさい!この大馬鹿者!」
「ひぃぃ。はい!すみませんでした!」
「ルフレンス?」
「は、はい!お父さん、本当に申し訳ありませんでした!」
「はぁ、まぁ良い。次からは気をつけるように」
「はい!もちろんです!あのぉ~イブさん?本来ならおいくらなのかな?」
「ルフレンスさん、半額以下よ。17億も投資可能な人なんて、そうはいないから当然でしょ?」
「は、半額以下!?」
「仮に8億とすると、9億多く払った事になる。マンション、68戸分の管理費が月3万円だとすると……約37年分を前払いした事になるわね」
「約37年分も!?」
あっ!ルフレンスさんがショックのあまり倒れそう。
「あー、分かったわ。お詫びというのも違うけれど……こうしましょう?今、あなた達はリーベ王国にマンションも含めると約1,000平米の土地を持っているわ。売り場面積は800平米ね。多く払った9億リーベで900平米を買って本店の売り場面積を1,700平米のスーパーマーケットにしない?」
「いや、でも……」
「条件は基本的には大阪と同じ。35階建ての同じ建物を建てる。34階からと30階を丸ごと所有し、管理費は永遠に無料。そして34階から30階に空き部屋があれば維持管理もする。日照権等の理由により庭も同じ広さ。大阪と違うのは32階からと30階もあなた達に所有権がある事。店舗と34階から30階の電気代を無料にする事。34階から32階は各階1部屋にする事。この合計3部屋はあなた達、家族が住めば良いと思うわ。子どもの人数次第だけど、あなた達の子どもが大人になったら、各階8部屋にして、合計24部屋にしても良いと思うわよ?」
「うわぁ……ヤベェ」
「ちょっ、ちょっと待って!そ、そんなに広い部屋要らないよ。そ、それに3階も何に使えと……」
「沢山、子どもが生まれても困らないようにしたのよ!察しなさい!」
「い、いや。でもリリアナとベネディットも流石にそんなに子ども生みたくないと思うし……」
「あら?ルフレンス?私は『沢山の子どもを生んで社会に貢献したい』って言ったじゃないの。そうね……具体的には8人かな?」
「リ、リリアナ!?そ、そんなに生むの!?」
「うん。だからルフレンスは沢山、稼ぎなさいよね!」
「あっ!そんじゃ私も頑張って8人!」
「えっ!?ベネディットまで!?」
「う~ん……私が6人生めば丁度、24部屋かな?あなた?まだ頑張れるかしら?」
「お、おぉ。私はまだまだ大丈夫だ!」
「お母さんまで!?」
ヤベェ……生命神さん、人口増加の為にバランス調整やり過ぎてない?大丈夫?
「ルフレンスさん、従業員は最大何人の予定なのかしら?」
「う、うん。従業員は最大80人かなと思っているよ。僕を入れて81人」
「分かったわ。それじゃ所有権は34階からと28階に変更。28階から31階は従業員用で各階20部屋。合計80部屋にしましょう」
「あ、いや、ありがたいんだけど大丈夫?というかそもそも土地の確保はどうするの?」
「ブルーローズテクノロジー社で土地を購入して建設。運営、維持管理はブルーローズテクノロジー社が行うわ。ふ~ん。そうね。区画整理をすれば3棟、並べて建つかな?区画整理の関係で庭が更に広くなるわね。3棟建てるし住居階は各階、全て20部屋にしましょう。住民の快適度優先ね。店の駐輪場は店の前で、敷地と敷地の間は歩行者と自転車用の道を造る。行けるわ!」
「あのぉ~?いつ頃に完成しそうですかね?」
「ん?ルフレンスさん。そうねぇ……うん!交渉対象の家に全員居るわね!今からうちの社員が交渉するわ。今日中に交渉を済ませて、明日中には工事を完了させたいわね。最終確認だけど、この方針で良いかしら?それとも返金する?」
「いえっ!そ、その方針でお願いします!何ならこのお金も要りませんから!」
「光一さんの厚意は受け取っておきなさいな。それに店が安定するまでそれなりの資金が必要でしょ?私達はルフレンスさんのお陰で新サービスをいくつか開始して、かなり稼いでいるわ。そのお礼でもあると思っておけば良いのよ」
「そ、それではありがたく受け取らせてもらうよ。光一さん、ありがとう」
「私からも光一さん、本当にありがとう」
「いえいえ、イブも言っていたけどお礼でもあるからね。気にしないで」
「それじゃ今回も危ないから私が預かるね!」
「マドレットちゃん、ありがとう」
「私からも、マドレットちゃんよろしく頼む」
「うん!後で銀行に預けに行こうね!」
いやぁ~無事に受け取ってもらえて良かった。





