859 ギルドランクとシステムと商売
1年11月7日
「ルフレンスさんは仕入れをどうしているの?市場内で取引に参加する感じかな?」
「確かにそうした方が安く仕入れられるんだけどね。僕は夜中から朝方にかけて参加なんてしたくない。それに目利きのスキルとノウハウが要求される売買に参加するのは面倒。かと言って能力がある人を雇うのも非効率的」
「あー、確かにね」
「そう。だったら、仲卸業者という専門家に任せた方が良い。そして販売管理システムには助かっているよ。タブレット端末やパソコンから、簡単にネット発注が可能だからね。前日の15時頃に発注すれば翌日の朝に店に商品が届くからありがたい。しかも、午前3時までなら追加発注や修正が可能。いやぁ本当に便利で良いよ」
「おぉ、それは良かった。しかし商業ギルドは売買手数料を取っているの?ランク毎に手数料が異なるのも含めてどうなのかな?」
「それは商業ギルドの運転資金の為みたいだよ。その代わりに積極的な雇用を促す為にも、Aランクまでのギルド会員は被雇用者側だけでなく、雇用主側も依頼料を払う必要が無くなったね。他にも様々なサービスを無料で受けられるようになったよ」
「他には例えば何だろう?」
「例えば無料でギルド職員さんに相談出来たり、最近、掲示のルールが追加されたんだけど、それに使用可能な看板の発行サービスとかだね。どんな看板かと言うとAランクは金の板、Bランクはステンレスの板、Cランクは銅の板、Dランクは木の板。どれも正方形の板だよ。板を差し込む器具の取り付け工事は、光一さんの会社の社員さんが店に来てやってくれたね。板は簡単に取り付けや、取り外しが出来るから便利だよ」
なるほど。表札みたいなものかな?
「お客様はその表示を見て、お店選びの参考にしていただいたり、お店を信用していただける。だから、ランクが上がるのは非常に重要になったね」
「やっぱり、イ~ブ~?不公平じゃないかな?ランクによって手数料もだけど、店の信用度に差が出てくるのは」
「まぁランクを上げて、それを維持し続ける動機づけの為に必要なのよ。店の信用度については、地球にもあるでしょ?格付けとか3つ星等の評価システムがね。それと同じ事よ。地球では企業間取引でも信用は重要視される。消費者もそうだと思うわ」
「う~ん。しかし手数料の差は……?」
「販売管理システムの仕様上、同じ仲卸業者の場合はどの店舗でも同じ価格で販売する事になっているわ。つまり、CランクのA店とAランクのB店は同じ価格が表示される。正確には同じ価格と、それに手数料を加えた価格が表示されるわね。ネット通販サイトの税抜価格と税込価格と同じ様なものよ」
「そうなの?」
「そう。地球では大手さんが大量発注して、安く売るという事をしているでしょ?それに不公平だと言う人いる?問題ない範囲で商業ギルドの内部事情を話すと、Cランクまでは簡単に上がるの。商業系大学を卒業すれば良いという条件からもそれは明らかだと思うわ。地球と違い大学は行こうと思えば経済的負担無く行けるからね。ただし、Cランクまでは少しでも問題を起こすと簡単に降格処分になる」
「あっはい。スミマセン。ちなみに店を持っているDランクも降格処分になるの?そしたらどうなるの?」
「謝る必要はないわ。店を持っているDランクも降格処分になるわよ。その場合は店を閉める事になるわね。だから、そうならないように真面目に働くか、商業系大学に行ってCランクになるかよ。ちなみに、年会費と手数料だけの単純計算だとね?DランクからCランクへの昇格は、年商62.5万円未満だと損をするわ」
「年商って1年間の売上だよね?人件費等の経費を含んでいない金額。年間62.5万円で生活出来ないよね?……あー、つまりそれだけ簡単にランクが上がるという事か。もしかして、商業ギルド的にはDランクは飾りに近い?」
「その通り。だからDランクは木の板なのよ。ついでにCランクからBランクへは、年商2.2千万未満だと損をするわね。ここから何が分かるかと言うと、それだけ簡単にはBランクになれないと言う事。それから手数料に差があっても、年商2.2千万未満でBランクになると逆に損をする可能性があるという事よ」
「2千万!?な、何でそうなるの?」
「Cランクだと年会費5万で本店含め店舗毎に登録料として1万がかかってくる。手数料は5%。ここでは1店舗だけ保有しているとして考えて、年会費と登録料の合計が6万で計算するわ。そしてBランクは年会費50万。店舗登録料は無し。手数料は3%ね」
「う、うん」
「年商2.2千万の場合、CランクもBランクも年会費や手数料等の合計が年間116万かかってくる。そう、CランクとBランクで手数料の差は2%だからね。Cランクの年会費と登録料の合計6万と、Bランクの年会費50万の差。この差が大きな影響を与えてくるの」
「あー。年会費の差かぁ」
「ただし、DランクからBランクなら手数料の差は5%と大きいから、980万で良いわ。まぁそれでも1千万近いけどね」
「うわぁ……Bランクにはそれだけの力が必要なのかぁ。そうなるとAランクが怖い」
「BランクからAランクだと1億ね。ちなみにCランクからAランクだと4.8千万よ」
「1億と5千万!?」
「ただし、年会費と手数料の合計は前者は350万、後者は246万だからね。まぁ利益に余裕があるのなら、Aランクになってしまっても良いと思うわ。まぁ大きな店であればある程、人件費や食品冷却サービスの利用料等の経費がかかってくるからね。手数料の差があっても儲かるかどうかはまた別問題なのよ」
「そっか……しかし、このルールって世界共通なのかな?商業ギルド儲けすぎていない?大丈夫?ギルド会員が暴動を起こさないと良いけど」
「世界共通のルールよ。世界各国の主要な商業ギルドで会議をして決まった事だからね。商業ギルドはルール変更により、安定した収益を得られるようになった。これにより資金に余裕のある商業ギルドは、国内で資金不足のギルドに資金を融通する決まりになっているわ。どの町の商業ギルドでも、ギルド会員が充実したサービスを受けられるようにね。それでも余った場合は、国内で資金不足の冒険者ギルドへ。それでも余ったら国に納めるというルールになっているの。商業ギルドとその会員も、冒険者ギルドとその会員にお世話になっているからとね」
「え?ルフレンスさん、知ってた?」
「会議をした件までは知らないけど、その他の内容についてはルール変更の説明の際に知ったね。暴動の心配はないと思うよ。商業ギルドから色々なサービスを受けられてお世話になっているし、商業ギルドでのお金の流れは会員サイトで公開されているからね」
「え?そうなの?」
「うん。グラフ等で分かりやすく表示されるし、見ようと思えばギルドマスターの給与や、名前は非公開だけどギルド職員毎の給与まで見る事が出来るよ。まぁ、システムがお金の流れに不審な点がないか確認してくれているみたいだし、細かい情報まで見るのは面倒だから僕はシステムが確認した結果だけ……つまり『問題なし』表示か、そうでないかを確認しているね」
「イブそうなの?」
「えぇ、先程言ったシンクラの機能改善要望にあった、モノやお金の見える化の一環ね。『商業ギルド自体が信用問題を起こすわけにはいかない。不正対策をしたいから見える化してもらえないか?』と言われたわ。そこで私は『構わないけど確認するの面倒でしょ?見える化もするし、それを商業ギルド会員に公開すれば良いと思うけど、不審な点がないかの確認はシステム側にもさせる』と伝えたの」
「あー、確かに商業ギルドで不正が発覚したら致命的だと思う」
「まぁそうね。そこで色々な機能を実装したわ」
原則、ギルドでの現金取引を禁止し、電子決済端末を無料で設置。ギルドは決済手数料が無料。これによりシステムで、お金の流れを管理しやすくなった。
電子マネーアプリをアップデート。アプリからデビットカードを選択すれば、顔等により本人認証後デビットカード決済が可能。電子マネーをチャージしなくて済む。なお、チャージする際のみ本人認証が必要な電子マネーも存続。
世界中の人々に機能紹介をした際に低額取引は電子マネー、高額取引はデビットカードという使い分けをオススメした。
全てのギルド職員や、Aランクまでのギルド会員にシステムへの口座やメールアドレスの紐付けを義務化。給与の支払いはシステム上で行う。支払う側は口座情報を知る必要も無ければ、システム上で見る事が出来ない仕様。振り込み手数料がかかる場合は原則、振り込む側が負担する。ただし、ギルドに対して振り込みの場合はギルド側が負担する。これはシステムで自動的に行われる。
振り込み状況はシステム上で振り込んだ側と、振り込まれた側の両方が確認出来る。なお、振り込まれた側はメールで通知が飛んでくる。また、ギルド側もギルド会員である雇用主から、被雇用者への給与の支払い状況を確認出来るようになった。
ギルド会員から商品をギルドが買い取った際等も、システム上から口座振込を行う。
……等など様々な機能を追加。
ただのプログラム。ボットレベルで自我も何もない……だけど地球では人工知能と呼ばれるプログラムが、お金の流れに不審な点や無駄遣いがないかを自動的に確認する。
「……という感じだけど、これは基本的に冒険者ギルドも同じよ」
「おー、冒険者ギルドもなんだ。冒険者は口座振込を嫌がりそうだけど……?」
「それがそうでもないのよ。今は電子決済の時代だからね。現金を渡されても自分で口座に入金する必要があるということで、面倒だったみたいよ。電子決済はお釣りが出なくて、トラブルもない上、便利だと冒険者からも好評。そういう訳で今回、面倒だった部分が改善されて、嫌がるどころか歓迎されているわ」
「な、なるほどね」
「それから、商業ギルドと冒険者ギルドで仲が悪いという事もないの。さっきも言った通り、お世話になっているからね。商業ギルド側は冒険者ギルド側から商品を購入させてもらっているし、逆に冒険者ギルド側は商品を買ってもらっている。物価や供給の安定の為に農家や冒険者から、卸売市場での適正価格よりも高く買い取っていたりもするわ……稼げず生活出来ないからと辞められたり、不人気な職業になっても困るからね」
「そこまでしているの?今度は逆にギルドの運転資金が大丈夫か心配になってきた」
「ふふっ、忙しいわね。商業ギルドに年会費を多く払うと貢献度が上がるのはこの為なのよ。私達、大和王国の国王補佐官や財務省としては、この多く払った年会費も必要経費として考える方針でいるわ。この方針は世界各国にも認めてもらったから、ニュース番組で伝えさせてもらった」
「つまり、国に納めるよりも商業ギルドに納めた方がメリットがあるんだね。でもイブ?ギルドは非課税にしたのに、ギルドから国に納める事になったら実質、課税している事にならない?」
「ギルドとしてはギルド会員が充実したサービスを受けられて、それによって社会に貢献する事が出来て、ギルドマスター含めギルド職員もある程度の給与がもらえれば十分らしいわ。ギルド職員の給与は会員に公開されているから、誰が見ても明らかに異常な金額の給与にはしませんよと……高い給料にして暴動を起こされたりするよりも、安定した生活の方が良いからね」
「まぁそうだろうね」
「だから、余ったお金は国に納めますとなったの。不必要にお金を持っていても仕方ないし。国側としては年会費を必要経費とする事で、国に入って来るお金が減るかもしれないけどそれで良い。お金にならない町からギルドが撤退するとか、サービスが切り捨てられるとかされる方が困るから」
「それもそうだね。だから非課税にしたんだけど……それでは不十分か」
「そう、場合によっては国が予算編成してギルドや冒険者等を支援する必要が出てくる。税金で支援するなら国営化という案も出たけどメリットがない。勝手にやっていてくれた方が楽で良い。国営化すると業務効率化とかサービス向上とかしなくなるし、予算編成が面倒」
「だから年会費を必要経費にしたと。ギルドに必要な分をそこから取ってもらい、余った分を国に納めてもらった方が楽だから。普通は競争のない独占状態だから、無駄遣いしたり努力しなくなるものだけど……見える化しているし、サービスが低下とかすると会員からキレられるかな?」
「まぁそういう事だけど、キレられるだけで済まないでしょうね。クビになるわ。そうよね?ルフレンスさん」
「うん、そうだね。例えばギルドマスター含めギルド職員が明らかに態度が悪いとか、システムが頻繁に無駄遣いを指摘しているのに改善しないとか、正当なサービス向上要求に従わない場合等、ギルド職員に問題がある場合は解職請求をする事が出来るとギルドルールにあるから。ギルド会員なら誰でも出来るけど、Aランク以上の方が良いね。Aランク以上なら周囲の理解を得やすいし、発言力があるから他の町や国のギルドに相談も出来る」
「もしも居座ったり争いになったら?」
「居座る可能性があるのは基本的にはギルドマスターだけど、正当な解職請求なら他の町のギルドが動いてくれる事になっているよ。調査して認められれば新しいギルドマスターが来るね。それでも居座ったら警察の出番かな?争いになったら裁判だね。僕もAランクになったから、ギルドに問題がないかの確認をするようにしているよ」
「な、なるほど……ヤベェ。僕は何もしてないわ」
「大丈夫よ。光一さんの代わりに私がチェックしているから。と言ってもシステムが問題を検知したら私に通知する仕様になっているだけなんだけどね。まぁ光一さんの場合は国王だから良いのよ。あまりやると逆に問題になりかねないわ」
「それもそうか。現場にいるわけでもないし、国が介入するのも問題になるよね。Aランクの皆さん頼んだ」
「うん、光一さんはそれで良いと思うよ」
「そっか。それで……話は変わるけど4億リーベは回収できそう?」
「税金次第だから何年とまでは言えないけど、問題無く回収できると思うよ。店の増築前は推定年商約2億リーベだったけど、増築後は推定年商が約6億リーベになったからね。まぁ人件費や原価等の経費があるから単純に約4億リーベ利益が増えた訳ではないんだけどね」
「えっ!?約2億でも驚きなのに約6億になったの!?」
「でも従業員の給料は月30万リーベ。24人で年間8,640万リーベ。今後、従業員が29人になったら年間1億400万リーベになるから」
「そ、そんなにするの!?そりゃ従業員も真面目に働くわ。ところでトーマンドさんと、ルフレンスさんは2人共Aランクになったの?年会費2人で300万リーベも払うのは無駄じゃない?」
「うん、2人共CランクからAランクになったね。まぁ無駄と言えばそうなんだけど名誉だから。それにお父さんが店主で僕が店長という事にすれば、店主と店長の両方の名前とランクを店に掲示する事が出来て見栄えが良い。本店は両方掲示する義務はないんだけどね」
会社だと会長と社長みたいなものかな?う~ん?違うかな?まぁ良いや。
「そ、そっか」
「後は年会費と手数料の差もあるね。店の増築後もCランクだと、僕とお父さんの年会費と売買手数料の合計は推定で年間約3.2千万だけど、Aランクだと年間約1,6千万で済む。それだったら2人分、Aランクの年会費を払うよ」
「お、おぉ。Aランクでも年間、そんなにするんだ」
「うん、でも店の増築前から比べると年間推定で約500万リーベ負担が増えるだけなんだよね。年商が約4億増えたのに約500万で済むんだからありがたいよ」
「そうなんだ……」
「ふふふっ光一さん。だからCランクからAランクになれたのよ。推定年商が約6億リーベ。それでCランクというのもおかしいし、CランクからAランクにしてもギルド側は損をしない。それどころか約500万リーベ得をする。流石は商業ギルドね。貢献度は今後に期待というところかしら?」
「へー。商業ギルドなりの投資かな?」
「あーそうなのかな?確かに今は難しいけど、投資した分が回収出来たら年会費を多めに払う予定ではいるね」
「今回、増築によりスーパーになったし、Aランクになったけど近隣の店舗よりも安く売ったりするのかな?」
「いやぁ出来ないね。さっきも言った通り経費がそれなりにかかってくるし、投資した分を回収しないといけないから。どうしても近隣の店舗と同じ価格帯になるよ。Aランクの店主と店長がいる店として、お客様に安心して買い物をしていただくと共に、品揃えの良さで勝負する方針だね」
「そっか。それじゃコーヒーは止めたのかな?」
「スーパーマーケットさんはコーヒーマシンを置いていないけど、うちは出入り口付近に複数台置かせてもらったよ。マグネット商品って知っているかな?」
「うん、売場で顧客を引きつけるような魅力ある商品のことだよね?」
「そう。店の出入り口は表通りと裏通りに1つずつというのは変わらないんだけど、表通りから見て店内の右側面にお会計をする場所があるんだ。そして出入り口も両方、右側面付近にある」
「あー、事務所やマンションの出入り口、駐輪場がある方だね」
「そうそう。それでコーヒーのカップがある冷凍ショーケースは、レジの前にある。両方の出入り口から中央付近にね。店内に入ったお客様は壁伝いに移動することが多いから、そこに配置したんだ。そして、乳製品、ドリンク類は店の最も奥に配置。魚や肉も店の奥の方だね。こういう商品がマグネットになってくれる」
「あぁ分かるわ。肉の近くに関連商品があって、つい買ったりするね」
「そうだね。コーヒーカップのついでに冷凍食品やアイス、スイーツを買っていただいたりするよ。うちはお客様に来ていただく為に出来る事は何でもする方針。先程、話に出た駐輪場もそうだね。家が少し遠いお客様にも来ていただけるようにってね」
「それじゃ儲かっているのかな?」
「お陰様で今の所は順調だよ。本当にありがとう!」
「いえいえ、それじゃぁ……後でと思ったけど今の内に。イブ、良い仕事した。お疲れ様」
「少しでもお役に立てたなら光栄だわ。関わったエテルノにも私から伝えておくわね」
「うん、ありがとう。それからナビィ~。関わった部下にルフレンスさんの感謝の言葉と、僕からも感謝とお疲れ様と言っていたと伝えてもらえるかな?」
「りょうかーい!ナビィは何もしていないけど気分が良いわね」
「それは良かった。いやぁこうして感謝してもらえると僕も何もしていないけど気分が良いよ。ありがとう」
「こちらこそありがとうなんだけど、そう言ってもらえると嬉しいよ」
「うん……あっ、防犯面は大丈夫?」
「大丈夫だよ。事務所にディスプレイ型パソコンを10台設置して、店の内外に設置されている防犯カメラの監視等を、10人の人工知能にお願いしているから。それと、オススメされて店の出入り口付近に『お客様に安心して買い物を楽しんでいただく為、当店では防犯システムを導入しております』と書かれたポスターを貼っているんだ。そのお陰なのか今の所、特に問題ないね」
「そっか。それなら良かったよ」
「うん、従業員は全員が若い女性だからね。夜中に外に出なくても店内からマンションに帰宅出来るのはとても良いよ。いやぁパソコンも本当に便利でね。発注したりするのによく使っているよ」
「うん、やっぱりそうね。商業ギルドが全員、若い女性を紹介したのは仕事内容もそうだけど、防犯上の理由が大きいみたいよ。従業員の生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるように配慮しているという事で、高く評価されているわね」
「あーそういう事だったんだ。それなら納得だし、高く評価されているのは嬉しいね」
ほぉ~ん?若い女性となると気になりますな。





