853 天使臨時会議の終了と休み?
1年10月24日
~約15分後~
「11期生の名前が決まったよ。字幕を空間投影するね。国王補佐官、よろしく」
「光一さん、了解よ」
「先に言っておく。共通する漢字を名前に入れたよ。『音』という漢字をね。意味は月の光のように、優しく穏やかに癒してくれる存在。魅力を放つ存在になってほしいという想いを込めてみた」
「ねぇ?光一さん、またなの?……ナビィは覚悟したから名前をどーぞ」
「それじゃ名前を言うよ?11期生は春月、夏月、秋月、冬月、月彩、月愛、月杏、月依、月衣奈、月卯、月菜、月海、月桜、月音、月華、月輝、月姫愛、瑠月、琉月、月寧、月夢愛、月音、月美衣、月心、月美花」
「フッ…ヒヒ……アハハハハハハハハハハハハハ…………(バンバンバンバンバン)」
「さーやーかー!笑いすぎ!それからテーブルは叩かないの!」
「アハハハ……ハヒヒ…だってさー。アハハハハハハ…もう無理。フハハハハ…春夏秋冬で草!ブフッ、アハハハハハハ……」
「……はぁ。光一さん、分かったけど。容姿はどうする?国王補佐官にお任せする?」
「うん。悪いけど国王補佐官にお任せでお願い」
「そう言うと思って僕とイブちゃんで準備をしておいたよ」
「おー!2人ともありがとう!」
「光一さん、良いんだよ。気にしないで。それより紗也華さんは大丈夫かい?」
「フヒッフヒヒヒヒ、アハハ……だ、駄目ぇ。赤ちゃんは多分、大丈夫だけど。アハハハハ…わ、私が窒息死するわ(バンバン)」
「紗也華~。何なら魔法で笑いを止めようか?」
「アヒャヒ…だ、大丈夫。も、もうすぐ落ち着くと思う……アハハハハハハハハ…………」
「ねぇ?ナビィ、僕さぁ。天使の皆から呆れられていない?大丈夫?」
「…………ネーミングセンスは元々、期待していないから大丈夫だそうよ」
「アハハハハハハハハ(バンバンバン)…ひ、火に油ぁ……ワヒャハハハハハハハハハ…………」
「ナビィ~。それ、大丈夫じゃないと思うけど。まぁ良いよ。自覚はあるから。紗也華が窒息死する前に話題を変えよう」
「そ、そうね。紗也華さんは本当に大丈夫かしら?」
「さぁ?それよりも早く天使を生み出すのを始めちゃって」
「りょうかーい!」
その後、前回の定例会議と同様の手順で、ボットを使いナビィ隊の9期生から11期生を生み出した。
ボットがやってくれるから楽ではあるけど、やっぱり時間がかかるね。
そして、次はナビィ隊の9期生から11期生を倍に増やして、エイド隊の9期生から11期生を生み出した。
更にナビィ隊とエイド隊から倍に増やして、歌織隊と咲織隊生み出した。
ナビィがボットを呼んで、指示を出していたけど若干、指示が面倒そうだった。
指揮官が何号で、何号から何号までの2万人の部隊と指定する必要があったから。
歌織隊は4万3号。咲織隊は6万4号が各部隊の指揮官だ。
……そして、約2時間かけて天使を生み出す作業と、状況説明が完了した。
幹部だけで300人になっちゃったよ。
席を空けて座ると合計で220人。席を空けなければ最大で660人が参加出来る。……あっ壇上の5席は計算に入れていないよ。
つまり、席を空けて座る場合、オーバーしてしまう。いやぁ~ヤバいね。
1つのテーブルに6席あるが、これまでのテーブル毎に2人という座り方では、オーバーしてしまう。
その為、現在、天使の幹部は席を1つ空けて座っている。つまり、1つのテーブル毎に3人だね。
あー!ちなみに紗也華だけど、しばらく笑い続けていたら落ち着いたみたいだ。
いや、本当に窒息死しないで良かった。生きてもろて。
「光一さん、歌織隊は日曜日と月曜日に働いてもらう。咲織隊は水曜日と木曜日に働いてもらうという事で良いかな?」
おっと。考え事をしている場合では無かった。
「うん。それで問題ないよ。ナビィ隊は赤の制服で、歌織隊は茶系の色の制服。エイド隊は青の制服で、咲織隊は緑色の制服。制服の色が近いから丁度良いね」
「了解!歌織隊はナビィ隊と同じ曜日に、咲織隊はエイド隊と同じ曜日にしたのはね。光一さんの言う通り制服の色が理由よ」
「あっ!やっぱりそうなんだ!良いね~」
「そうでしょ?……さて、光一さん。他に何かある?何も無ければ会議を終わろうと思うわ」
「1つだけ相談させてほしい。11月7日に完了予定の今の仕事が終わったら、11月は天使の皆に休んでもらおうと思う。定例会議も無しでどうかな?何かあればナビィかエイド、僕に連絡してもらえれば良いから」
「こ、光一さん!?」
「まぁまぁ、ナビィ。落ち着いて?……ただ、1つ問題がある。今、リップルの部隊が対応しているけど、柔軟に動ける部隊が1部隊どうしても必要なんだ。日曜日と月曜日、水曜日と木曜日にね?……あっ!もちろん、結婚式の日は除くよ。それで……この1部隊をどうしようか?…………あっ!ナビィ隊のリップルどうぞ」
「はーい!案はありますが、幹部全員と議論をしたいと思います!少々、お待ちください」
「分かった。ゆっくりで構わないから、よろしくね」
「りょうかいでーす!」
リップルはそう言うとノートパソコンで何かを打ち込んでいく。
しばらくすると、他の天使もタイピングを始めた。多分、天使間でチャットをしているんだろうな。
~約5分後~
「マスター、お待たせ致しました~!議論の結果、リップルの案が採用されましたので、ご報告致します!」
「皆、ありがとうね。それじゃ、リップルどうぞ」
「はーい!まずは、皆を代表して。お休みをいただきありがとうございます!」
「いえいえ、いつも大変お世話になっているからね。いつもありがとう。皆、ゆっくりと休んでよ」
おー!何か天使の幹部全員から拍手された。感謝の気持ちなのかな?こちらこそなんだけどね。
「はい!それでは案を発表致します!11月の日曜日と月曜日はナビィ隊のリップルの部隊が、水曜日と木曜日はエイド隊のリップルの部隊が担当致します!その代わり、12月は歌織隊のリップルの部隊が日曜日と月曜日に、咲織隊のリップルの部隊が水曜日と木曜日に担当致します!更にお願いがあります!」
「ん?何かな?」
「12月の7日から30日。つまり、12月の2周目以降はナビィ隊のリップルの部隊と、エイド隊のリップルの部隊はお休みにしてくださーい!定例会議も不参加とさせていただけると嬉しいです!」
「うん、大丈夫だよ。ゆっくり休んでね」
「はーい!ありがとうございまーす!……それでですね、マスター?12月1日からの仕事を決めておきたいのですが、お時間は大丈夫ですかー?」
「うん、僕達は大丈夫だよ。11月の定例会議は無しだから、僕としても助かるよ」
「それでは、まず、リーベ王国だけでなく、世界各国の開拓案を考え直してください。我々は急ぐ必要がなくなったのだと認識していまーす。期間の都合により、必要だけど優先順位が低いからと含めていなかった工事!これも含めましょう!開拓案が決まったら、出来るだけ詳細に教えてくださーい!」
「それじゃ国王補佐官、開拓案を考えてもらえるかな?」
「光一さん、僕とイブちゃんに任せて!すぐに終わるからね!…………うん!出来たよ!」
「本当にすぐに終わったよ。流石だね」
「まぁね。ナビィちゃん、頭を貸してもらえるかな?」
「分かったわ……ふむふむ。あーそういう事ね。うん、これなら大丈夫そう。……りょうかーい!幹部に共有するわ」
「うん、よろしくね。僕とイブちゃんとしては300万人で4日。2万人の1部隊が休みになるから、その分を引いた298万人で6日。合計10日あれば全ての作業が完了すると思うんだけど……どうかな?」
「立案と計画の情報共有ありがとうございまーす!我々、幹部で議論してみます!」
「おっ?のぞみ、確かリーベ王国の当初の計画だと、40万人で4日あれば終わる作業だったよね?どこまでするのかな?」
「光一さん、大和王国とリア王国、グラウベ聖国を除いた5ヶ国での工事だね。以前少し話した農業計画に高速道路等、優先順位が低いからと含めていなかった工事を含めた。更に充電道路の工事も含めたよ。ただし、あくまでも開拓案。既存の道路を充電道路にする等は含まれていないんだ」
「工数としてはどれくらい増えたのかな?」
「リーベ王国の当初の計画だと160万人日。実際は国毎に工数が異なるから参考程度に聞いてほしいんだけど、5ヶ国での工事だから5倍して800万人日。それで、変更後の開拓案は5ヶ国での工事。この工数は余裕を持たせて2,988万人日だよ。300万人で4日の1,200万人日、298万人で6日の1,788万人日の合計だね」
「ということは……800万人日で考えると、3倍以上に工数が増えている?」
「まぁそれはあくまでも参考だけどね。でも、3倍までは行かなくとも増えているのは事実だよ?」
「そっか、了解。計画ありがとうね」
「いえいえ~お安い御用だよ」
~約10分後~
「マスター、お待たせ致しました~!議論の結果をご報告致します!特に問題ありません!この仕事は12月1日に開始致します!」
「おー!それは良かった!よろしくね!」
天使の幹部一同、拍手~!
「ありがとう。それじゃ何か意見等があれば手を挙げて……大丈夫かな?それじゃ今日の会議は終了とするね。皆、お疲れ様」
天使の幹部全員が再度、拍手をしてくれた。
その後、それぞれ「失礼します」と言うと去って行った。
……そして僕達が残った。
「ふぅ~。皆、お疲れ様。ナビィ、怒っている?」
「えっ?どうして?」
「事前に相談もなく、天使を長期間休みにした事を怒っているかなぁ~と思ったんだけど……違うなら良かった」
「あー、その事ね。驚きはしたけど、怒ってはいないわ。ナビィは光一さんの考えを尊重する」
「よく言うよ。天使を増やす事に反対したり、名前を聞く度に呆れているのに~!」
「それはそれ、これはこれよ。そんな事よりも今日は仕事を終えましょう?」
「う~ん、色々と言いたいけどまぁ良いや。それじゃ仕事は終了!この後はどうしようか?」
「光一、温泉でまったりしましょう?紗也華は疲れ切っているし、私も少し疲れたわ」
「ナビィはさんせーい!」
「エイドもー!」
「おーい!紗也華~!大丈夫~?」
「……だめー。でも温泉には入る」
「それじゃ、行こうか」
僕達は住居用プライベートエリアの温泉に向かった。
そしてイチャイチャしながら身体を洗い合ったり温泉に浸かってまったりしたり、足湯をしながら会話を楽しんだりした。
紗也華もしばらく疲れを癒やして血行を良くする温泉に入っていたら回復した。流石は天界の温泉。効果は抜群だ。
21時が近くなると温泉から出て1階のレストランに移動。少しだけ待っているとパーティー会場組が帰って来た。
そして、僕達は食事をしながら会話を楽しんだ。
食後もしばらく話をしていると、明日は日曜日だけど、どうしようか?という話になった。
う~ん、どうしようか?
「はいはーい!国王補佐官にしつもーん!」
「ん?ブリタニアさん、何かしら?」
「イブ、光一を11月4日まで休みにしても問題ない?」
ん?休み?何で?
「え、えぇ、問題ないわ。急ぎの仕事はないし、光一さんが休みの間は私とのぞみちゃんで対応可能だから。でも、何かあるの?」
「私は考えたの。光一は結婚式までに全ての妻と一度、2人きりの時間をつくるべきだとね」
お、おう。まぁ確かにね。夫婦円満の為にも大切な事だね。
「あら?ブリタニアさん、良いわね」
「そうでしょ?そこで、明後日の10月26日から11月4日までの間、1日4人の1人あたり3時間。順番に光一と2人きりの時間を過ごすのが良いと思うわ。1人3時間では短いかもしれないけど、許してね?……光一」
「は、はい……?」
何だろう?嫌な予感しかしない。
「何故、敬語なのか気になるけど、まぁ良いわ。時間の都合上、光一はこの期間中、昼食は無しでよろしくね。あなたなら回復魔法を使えば栄養補給が出来るでしょ?夜、誰かと一緒に寝るのは続けるから、正確には1日5人ね。寝坊は認めない。叩き起こすわ」
あっ!何だ~。社畜時代は忙し過ぎて昼食どころか昼休憩という概念が無かったから余裕だわ。
寝坊はまぁ本来、社会人ならしないのが当たり前だから問題ないね。
「りょーかい」
「あら?特に反対とかしないのね?話が早くて助かるけど……?」
「まぁね。その必要性は理解出来るからさ。何の問題もないよ」
「光一、ありがとう。明日の午前中は夫婦全員で温泉に入りましょう!午後は欲求が強い組と一緒にベッドで遊びましょうね?……あっ!そうそう、少しなら時間を過ぎても構わないわ。遅れた分は光一の睡眠時間が短くしたり、夕食も魔法で栄養補給をすれば良いから。光一、何か問題等はある?」
「皆と会話もしたいから夕食の時間は出来るだけ確保する方向でお願いしたいかな?睡眠時間を短くすれば良いと思うよ」
「光一さん、大丈夫ですか?」
「彩花、心配ありがとう。大丈夫だよ。社畜時代に比べたら余裕だからね」
「そ、そうですか」
「それじゃ、イブ。私の意見に賛成か、反対かアンケートをお願いね」
「分かったわ……皆、目の前のタブレット端末に表示したから回答してね」
「私からも皆にお願いするわ」
「……アンケートの結果を発表するわね。ブリタニアさん、全員賛成よ」
一同、拍手~!
「私の意見に賛成してくれてありがとう。後、拍手もありがとうね。それじゃ皆、明日の為にもそろそろ解散しましょう」
ブリタニアの言葉により、今日は解散となった。
そして、レーネと一緒に風呂に入り、ベッドで楽しみ、お喋りして寝た。





