850 情報通信技術神、撮影、そして数日
1年10月21日
おっ!情報通信技術神が生み出された。
髪は茶系の色……栗色と言うのだろうか?瞳の色は青色。白人。欧米人って感じの神だ。
イケメンで高身長、細身の男性。服装は下は薄い青色のジーンズに、上はネイビー色のTシャツ。眼鏡をしている。
……地球でパソコンやスマホ等を売っている、果物の名前の会社の店員みたいだなぁと思った。
「……創造神様。私は情報通信技術神ですね?頑張らせていただきます」
「うむ、よろしく頼む」
「僕は生命神だよ~。よろしくねー!」
「あっ、僕は世界神でエテルノの神でもある、光一だよ。早速お世話になるけどよろしく。詳細は魔法神ちゃんから聞いて」
「私は魔法神で今回、システム監査神にもなった上級神よ。今、メールで情報通信技術神さんの業務内容と権限について、それから直近のタスクについて、メールで送ったから確認してね」
魔法神ちゃんが敬語じゃないところを初めて見た。かわいい。
「おー!皆さん、ありがとうございます。そして、あなたは私の上司ですね?何とお呼びしたら良いでしょうか?」
「魔法神……?」
「いや、魔法神よ。お主も上級神になった事じゃ。名前を付けたら良いとワシは思う」
「名前……ですか?それでは…光一様!私の名前を決めてもらえませんか?」
えっ?マジで?ネーミングセンスがない僕に聞く?
「さっき、ブリタニアに拒否された様に僕、名前のセンスないんだけど良いの?」
「はい!私は光一様に名付けていただければ何でも構いません!大変、光栄に思います!」
いやいやいや、そこまで言われるとハードルが爆上がりするんですが!
「チョット待ってね……そ、それじゃ。エルザでどうかな?」
「わー!良い名前です!ありがとうございます!気に入りました!」
よ、良かったぁ~。気に入ってもらえて本当に良かったー!
「光一、私も良い名前だと思うわ。分かった。私達の子どもだもの。光一、一緒に名前を考えましょう?」
「ブリタニア、ありがとう!嬉しいよ!でも、僕はネーミングセンスがないからさ。ブリタニアの考えを尊重するよ」
「私としてもそうしてもらえると助かる。光一、よろしくね」
「うん。こちらこそよろしく。……それで、エルザちゃん。名前を気に入ってもらえて良かったよ」
「はい!今後はエルザを名乗って行きます!そういう事だから情報通信技術神さん、エルザでよろしくね」
「承知しました。エルザ様、よろしくお願い致します。メールもありがとうございます。私は早速、仕事を始めようと思います」
「おぉ、情報通信技術神よ。生まれたばかりなのに頑張るのぉ。それじゃよろしく頼む」
「あっ!チョット待ってね。どうでも良い事だけど聞いても良いかな?」
「はい。光一様、何でしょうか?」
「眼鏡をしているけど……視力が悪いの?」
「あぁ、これですか。伊達メガネですよ。この格好ならシステムエンジニアっぽいかなと思いましてね」
「そういう事ね。答えてくれてありがとう。引き止めて悪いね。僕からもよろしくね」
「いえ、お気になさらずに。仕事の方はお任せください。重要な仕事を私にさせていただき、大変、感謝しております。それでは、失礼致します」
「うむ、何かあったら相談するんじゃぞ?」
「はい!承知しました!」
情報通信技術神はそう言うと去って行った。
「それじゃエルザちゃん。撮影に行こうか?」
「……え?私もですか?」
「当たり前じゃない。本人がいなくてどうするの?」
「わ、分かりました!頑張ります!」
「それでは創造神様、生命神さん。失礼しますね」
「うむ、光一くん。お疲れ様。よろしくの」
「光一くん、まったねー」
皆も挨拶をし合うと、ナビィの案内で「光一の業務用PA」にある、記者会見室に移動した。
「それじゃ撮影をお願いするよ」
「オッケー。僕に任せて」
僕は魔法神ちゃんと並んで演台に立った。
「例え間違っても、そこだけ撮り直せば良いから気楽にね」
「のぞみ、ありがとう。僕は準備出来たよ」
「私も大丈夫です!」
「それじゃ始めるね。5,4,3,2,1……」
「世界中の皆、こんにちは。こんばんはかな?……まぁ良いや。今回は神としての立場から重大発表をするね。良い発表だから安心して最後まで聞いてね。僕の隣にいる子の紹介をする前に、僕の重大発表を済ませちゃうね」
エルザちゃんに待たせてしまうけど、許してもらおう。
「僕はエテルノの神だったけど今回、正式に世界神と色欲の神にもなったよ。とは言え今後も引き続き国王として活動をして行くから、そこについては安心してほしい。今後ともよろしくね」
僕は軽くペコリと頭を下げる。
「それじゃ次はエルザちゃん、よろしくね」
我ながら雑なフリ方だなぁ。
「はい!光一様ありがとうございます。世界中の皆さん、こんちには。私は魔法神で今回、システム監査神になったエルザよ。よろしくね。名前は光一様に名付けてもらったわ。私は今回、システム監査神になった事で上級神になったから、この世界では3番目に偉い神になったの」
いやぁ~マイナーな神から大出世ですなぁ。平民から国王になって、神のそれも上級神になった僕に言えた事でもないけど。
「あまり知られていないと思うけど。私は魔法神として魔法関連のバランス調整や、魔法の安全な使用等など、魔法を管理する仕事をしているわ」
「横から失礼するね。エルザちゃんの言う通りでね。世界中の人々が魔法を使えているのは、実は魔法神であるエルザちゃんのお蔭なんだ。良いかな?僕の元いた世界の人々は魔法が使えない。でもこの世界では使える。魔法が使える事を当たり前の事だとは思わないでほしい。エルザちゃんが魔法神として頑張ってくれているお蔭なんだ。先日、世界中の全ての人が魔法を使える様にバランス調整した事にもエルザちゃんは関わっている。だから、皆。時々でも良いから魔法が使える事に……エルザちゃんに感謝してくれると嬉しい」
「光一様、ありがとうございます!あっ!そうそう。光一様がナビィ様とエイド様にお願いをして、グラウベ聖国の神々の銅像がある所に、私も銅像を設置していただいたの。良ければ私の銅像も大切にしてもらえると嬉しいわ」
うん。エルザちゃんは本当に嬉しそうに話していて、こっちまで嬉しくなってくるね。
「さて、システム監査神って何だ?という話だけど、簡単に説明すると神界にもサーバーがあって、システムが動いている。そのシステムの変更を承認。システム利用者が不正をしていないかの監視等をするの。だから、直接は世界中の皆さんに関係のない仕事ではあるけど、とても重要な仕事だと私は思っているわ」
「再度、横から失礼するね。地上でも皆、電車やタクシー等、様々なサービスを利用しているでしょ?それらのサービスは、地上の様々な場所に設置されているサーバーの中で動いている人工知能が運用管理をしている。もしも障害の発生や、悪い人が何らかの不正行為をして、その様々なサービスが止まったり、暴走すると困るよね?地上の場合は人工知能が優秀だからその心配はない。だけど、天界のシステムは非常に重要。エルザちゃんそうだよね?」
「はい!光一様、天界のシステムが暴走すると非常に危険です!大問題です!」
「うん。場合によっては地上を大混乱に陥らせてしまうよね。なら天界のシステムも人工知能が運用管理をすれば良いのでは?と思うかもしれないけど、そうもいかないんだ。だから情報通信技術神が運用管理している。でも、そんな非常に重要なシステムを情報通信技術神だけに任せるのは危険。そこでエルザちゃんの出番」
「はい!光一様、私の出番です!情報通信技術神さんと私で、二重に確認しながら天界のシステムを運用管理すれば安心です!お任せください!」
「うん。この様にエルザちゃんは真面目で、人々に知られていないかもしれないけど数々の実績もある。システム監査神という仕事は直接は、世界中の人々の役には立っていないかもしれないけど、実は非常に重要なお仕事。そういう訳で皆、エルザちゃんをよろしくね」
「光一様、ありがとうございます!魔法神は分かるけど、システム監査神ってよく分からないって人もいると思う。私はそれでも構わないわ。上級神であり、この世界で3番目に偉い神が魔法神をしていると思ってもらえれば十分。今後も魔法神として世界中の皆さんの魔法を使った生活を支えて行くからよろしくね!私からは以上!」
「皆の応援は無駄にはならない。僕達、神々の力になる。だから、応援よろしくね~。僕達、神々は世界中の人々の為に頑張るから。それでは今回はこの辺で失礼するね。またね~」
「また機会があれば会おうね!改めてよろしくね~」
「……カット。はい。オッケー。問題ないよ。お疲れ様」
「のぞみ、ありがとう。あー疲れた。エルザちゃんもお疲れ様」
「はい!光一様、改めてありがとうございました!」
「うん。感謝の言葉を素直に受け取っておくよ。僕からも今後とも色々とよろしくね」
「こちらこそです!気付いた事があれば何でも言ってください!」
「了解。その時はよろしく」
「はい!それではありがとうございました。皆様、失礼致します!」
「またね~」
僕がそう言うとエルザちゃんは消えた。
「光一さん、世界神と色欲の神に正式になった事、改めておめでとう」
「おめでとー!」
「ナビィとエイド、ありがとう」
「光一さん、今日は色々とあったわ。仕事を終えてゆっくりとしましょう?」
「そうだね。ゆっくりと雑談でもしよう。ブリタニアと紗也華、悪いけど遊ぶのは明日でお願い」
「あら?せっかくお祝いをしようと思ったのに」
「そうね、ブリタニア。残念だけどその分、明日、楽しみましょう」
「そうね!光一、明日の昼食にお祝いのパーティーをしましょう。そして、明日は一日中、遊ぶわよ!」
「お、おう。どちらも嬉しいけど……僕、体力が持つかな?あっ!地上で異常がないか、ボットに監視させたりしないと」
「光一さん、それは明後日にしましょう?あーいえ、ナビィに言ってくれれば代わりにボットに指示を出しておくわ」
「それじゃお言葉に甘えて。とりあえず火星と同じく、地上で異常がないかの監視だけで良いや」
「分かったわ。それじゃ住居用のプライベートエリアに移動しましょう。監視用のボットはそっちの方が良いわ。あっ!ちなみにだけど、雑談で業務用プライベートエリアの運用状況とか、仕事の話はしないからね?」
「は、はーい。かなり気になってはいるんだけど仕方ない。子どもが生まれた後の事も考えて仕事とプライベートの切り替えはちゃんとしようっと」
「エイドもそれが良いと思う~」
「それじゃ住居用プライベートに移動するわよ!」
ナビィの声と共に、僕達は住居用プライベートエリアに移動した。
そして、ナビィがボットを生み出して命令。僕達は雑談を始めた。
21時を過ぎるとパーティー会場組が帰って来て、皆、「おめでとう」と言ってくれた。
そして、しばらく雑談をして、解散をすると僕は鏡子と一緒に寝た。一緒に身体を洗い合ったり、避妊具を付けて1回戦して寝た。
1年10月22日
ブリタニアの宣言通り、皆で朝から遊んだ。
午前中は妻、全員で大浴場に行き、身体を洗い合ったり軽くイチャイチャしたりした。
そして、温泉に浸かり、ゆっくりと会話を楽しんだ。
昼食は寿司パーティーだ。皆でお寿司を食べながらワイワイと楽しんだ。
いやぁ~楽しかったね。
午後はハロメンで欲求が強くない組はゲーム実況等の配信や、配信の準備をした。
欲求が強い組は順番に避妊具を付けて楽しんだ。終わった頃、僕はヘトヘト。一日中と言われたけど、夕食までにしてもらった。
夕食は何と!うな重とケーキ。僕が「食材はどうしたの?」と聞くと、全て業務用プライベートエリア産だとイブに言われた。
食材が良いのか、調理方法が良いのか……あるいはその両方なのかな?かなり美味しかった!
食後は雑談タイム。しかし、テーブルだと席を移動しないと全員と会話出来ない。正直、面倒。
その為、食休みをしたら皆で温泉に入って会話を楽しんだ。皆とかなり、楽しんだ。
温泉で解散して、夜はレーネと一緒に寝た。僕はヘトヘトだし、レーネも今日は満足したと言うから色々とお話をした。
しばらくお話をしていると疲れが出て、ウトウトして来た。レーネに「ゴメン。疲れが出て来たから寝かせて」と言うと……。
レーネは笑いながら「気にせずにゆっくり寝て。何なら寝坊しても大丈夫よ。私から皆に伝えておくから」と言った。
僕は「ありがとう……」と言うと眠りに落ちて行った。
1年10月23日
「んぅ……?」
あれ?レーネの気配を感じない……?
(バッ)
慌てて飛び起きたけど、レーネがいない!と、時計は?えっ?……13時?
あーやらかした。と、とりあえず急いで着替えよう。
………………よしっ!着替え完了!念の為にクリーン魔法をかけてっと。オッケー!
「イブ~!聞こえる~?」
あっテレビが点いた。
『……光一さん、おはよう。大丈夫?』
「おはよう、イブ。僕は大丈夫だよ。ゴメン。寝坊した」
『レーネさんから事情は聞いているわ。夜更しとかした訳ではないけど、疲れているみたいだから寝かせてあげてって』
「うん。本当に別に朝まで遊んでいた訳ではないんだ。ただ、本当に疲れが出ただけで」
『私のボットちゃんからも何時頃に寝たか聞いているから大丈夫。昨日は色々と大変そうだったものね』
「信じてくれてありがとう。それで、皆は?」
『午前中はブリタニアさん、紗也華さん、ナビィさん、エイドさんの4人でゲームをして遊んでいたわ。ただ、待っているだけというのも暇だからってね。今はマンション1階のレストランで昼食を摂ったところよ。だから、1階に降りて来てもらえれば大丈夫』
「了解。ありがとう。すぐに行くね」
『了解よ。それじゃまた後で』
テレビが消えた。さて、行きますか。
僕は転移魔法で1階のレストランに移動した。
「皆、おはよう。待たせてゴメンね」
「あっ!光一おはよう。ゴメン。先に食べちゃった」
「紗也華、寝坊した僕が悪いから気にしないで良いよ」
「分かった」
皆も「おはよう」や「大丈夫?」とか声をかけてくれた。
「うん、大丈夫。日中、遊び過ぎたね。寝坊しちゃった」
「光一が大丈夫なら良いの。急ぎの仕事もないし気にする事はないわ」
「ブリタニア、ありがとう。そんじゃ、いただきます!」
「光一さん、ブリタニアさんの言う通りでね。急ぎの仕事はないから今日はゆっくりと休んでも良いんだよ?」
「うん!美味い!……のぞみ、大丈夫。指輪の効果で肉体的にも精神的にも完全回復したから」
「僕が言っているのはそういう事ではなくて、たまにはノンビリしなよって話だよ」
「うん。光一、今日はゆっくりしよ?」
「紗也華、そう言われても……何をすれば良いと思う?」
「久しぶりにD-Systemで女子校に通う?」
「あっ!紗也華、それ良いわね」
「ナビィも賛成!」
「エイドも~!」
「という事で決定ね?光一に拒否権はなーし」
「紗也華、分かったよ」
「それじゃ21時に目が覚める設定にするよ。光一さん、無理せずに完食しなくて良いからね?スライムちゃんの餌にするから」
「……大丈夫。ホットケーキ2枚ある内の1枚しか手を付けていないから。……1枚だけ完食して、残り1枚はアイテムボックスに入れる。そして夕食で食べるよ」
「そう?分かったよ」
「……よし!オッケー。皆、お待たせ!」
「それじゃ皆、行きましょう?」
「イブ、了解。よろしく」
「うん、任せて」
僕達はイブの転移魔法でD-SystemのType-Bがある部屋に移動した。そしてベッドに入り夢の中に落ちて行った。
「んぅ……」
朝かな?……いや、違う。そうだ。D-Systemでゲームを体験して、21時頃に起きたはずだ。
「皆、お疲れ様。異常がない人は手を挙げて……うん。全員ね。ありがとう」
「分かっているとは思うけど、念の為にね。皆、お腹は空いていないだろうけど、軽く食べた方が良いよ」
「それじゃ皆、レストランに移動しましょう?」
イブはそう言うと転移魔法を使った。僕達は遅れまいとゲートをくぐり、レストランに移動した。
パーティー会場組は既にレストランに戻って来ていた。僕は昼の残りを食べたし、ブリタニア達も軽く食べていた。
そしてしばらく雑談をして、解散。夜はエリザベトと寝る。
風呂場で身体を洗い合ったりイチャイチャしたりして、ベッドに移動。避妊具を付けて1回戦して、クリーン魔法で浄化。
しばらくお喋りをして僕達は寝た。





