表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

85/899

83 創造神様の演説と新たな側近

 1年6月4日


「度々、申し訳ないですけど元フォルター帝国内……いや全世界にいる全員に聞こえるように話してもらえませんか?」


「構わんよ。ワシとしても昨夜の彼らの行為は創造神として残念に思っている」


「それではこんな感じでどうでしょうか?『元フォルター帝国の皆のもの!創造神として失望した。フォルター帝国の国王達が神界のルールに反する数々の悪行をしたことでさえ怒りに震える程なのに昨晩の反乱は何だ?フォルター帝国の国王達の件により今、神々は地上で何が行われているか注視している。ワシもな。神は人の死後、その人が善良な行いをしたかそうでないかを確認する。確認した結果どうするかまでは言えないがな。世界の首脳が集まった国際会議によりフォルター帝国の後始末、無政府状態となった領土の統治を大和王国が行うと決まった事を支持している。国際会議の結果と聖女とリア女王が大和王国国王と結婚する事を好ましく思っていたところを……反乱を起こすとはフォルター帝国はどれほど神を怒らせれば気が済むんだ!自らの罪を認め自首するなどした者は神として良い行いとして評価する。今回の反乱に少しでも関わった者は大人しく自首すればワシの怒りも少しは静まるだろう。元フォルター帝国……今は大和王国トラバント地方だったな。トラバント地方の人々よこれ以上、神を怒らせるような事をしない事を創造神として切に願う」


「な、長いが仕方ないか。あまり神が地上に直接介入するのは問題じゃが、今回の件は死亡した人数が多すぎる。国際会議の決定の支持表明と自首を促す程度であれば問題ないじゃろ」


「長台詞になってしまいましたが覚えられますか?」


「それは神に対して愚問じゃよ」


「そうですね。すみません。長くなってしまった申し訳無さからつい」


「構わんよ


「あのぉ~創造神様」


「ブリタニアさん、どうした?」


「私、昨夜思いっきり怒りに任せてやってしまいましたが死後の評価に影響出ますでしょうか?」


「あぁ、あれは正当防衛の内に入るから問題ない。むしろ罪のない市民を守ったとして評価しても良いくらいじゃ」


「あ、それなら良かったです」


「2人ともこれからも色々と大変じゃろうがこの世界をよろしくな」


「はい!」


「任せてください。多額の給与が支払われる以上、責任を持って取り組みます」


「あなた、給与って何?」


「仕事に対する報酬?」


「それは分かっているけど……多額の給与の方」


「あぁ、それは僕が建国を依頼されていてそれが僕の仕事。それに対してそのこの世界で1ヶ月過ごす毎に毎月、僕の元の世界に多額の給与が支払われるの……多すぎますとは言ったんだけどね」


「それってどれくらい?」


「100億円」


「そ、そんなに!?」


「そう。だから僕は考えたの。この世界は娯楽がないでしょ?」


「ないわね」


「だからインターネットを普及させて、それに接続する機械を普及させて僕の元の世界の娯楽を輸入しようって」


「へー」


「それで、僕の元の世界のとある会社にもう話はしている段階で、被害者2人をそこの会社に就職させてあげようと思っている」


「会社って何?」


「人が働いてお金を稼ぐのを目的とする団体」


「なるほど」


「そろそろ帰ろっか?」


「そうね」


「創造神様それでは失礼します。またよろしくお願いします」


「失礼します」


「またの」



 城に戻ってきた。

 早速、創造神様が演説している。


「ナビィ」


「はい!僕、専属のエテルノを用意して」


「ガーン。ナビィという存在がありながら。ナビィ捨てられる?」


「違うってエテルノ間の連絡要員として1人欲しいの」


「あーなるほど。そういう事ですか。はいどうぞ」


 おぉ、かわいい少女が出てきた。


「こんにちはマスター、よろしくお願い致します」


「うん、よろしくね。君の名前は……ウィンドウ」


「ま、窓ですか」


「そうだけど違うの。ウィンドウという現実世界から別次元へと繋がる窓と言われる石があるの」


「現実世界からエテルノネットワークという別次元へと繋がる……まさに私にピッタリですね」


「1つだけセキュリティ上の理由から僕と行動を共にして見聞きした情報はアップロードしないで欲しい。バックアップは構わない」


「はい。その必要性は重々承知しています。バックアップは本人以外が覗き見る事は禁止されているので大丈夫です」


「うん、ありがとう。僕の側近として働いてもらいたい」


「国王陛下の側近ですか嬉しいです」


「うん、かわいいな」


「ありがとうございます」


「ナビィ」


「はいですぅ!」


「これからエテルノにフォルター帝国時代の領地について調査させるから、その情報を元に各街に役所と警察署、刑務所を作ってもらいたい。可能だろうか?」


「はい、可能です。場合によっては土地が無くて更地にする必要があるかもしれません。その際はご理解をいただき、マンションに住んでもらおうと思います。マンションの管理人はエテルノ、マンション自体の管理は役所が行う事とします」


「それで構わない。頼んだ」


「はい」


「ウィンドウちゃん、トラバント地方で待機中のエテルノに指示を出して欲しい。内容はまずは王都で元フォルター帝国の領地の状況を善良な市民から聞いて欲しい。それを元に各領地、各街に手分けして向かってもらいたい。そしてナビィに指示を出した役所、警察署、刑務所で働いて欲しい……足りない人員はや物資はウィンドウちゃんに連絡してもらいたい」


「頼めるだろうか?」


「はい、了解しました!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ