表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

814/899

811 魔法のバランス調整を神界で提案

 1年10月10日


 僕とブリタニア、のぞみは創造神様のプライベートエリアに来た。

 イブは商業ギルドに行っているから不在だ。


「おぉ~!光一くんにブリタニアさん。のぞみもよく来てくれた」


「創造神様、お邪魔します」


「私もお邪魔します」


「お邪魔するね」


「まぁまぁ、とりあえず座ってゆっくりしていってほしい」


「それでは失礼します」


「私も失礼しますね」


「僕も失礼するよ」


 僕達が座ると生命神さんが現れた。


「創造神様、光一くん、ブリタニアさん、のぞみちゃんもお疲れ様です。お邪魔しま~す」


「おぉ!お主も来てくれたのか!」


「はい。光一くんとお喋りしたいですからね」


「ワ、ワシとじゃないのか……まぁ良い。光一くん、どうかしたかね?」


「はい。恐れながらこの世界のバランス調整についてご相談したくてですね」


「おー!面白そうな内容だね~」


 生命神さんは楽しそうにニコニコしているなぁ。


「おっなんじゃ?」


「せっかく魔法がある世界なので、活用しないともったいないなぁと思ったんですね」


「ふむ、そうじゃな。悪用されると困るが便利に使ってもらえるとワシも嬉しい」


「はい。それでまずは獣人は魔法が使えない者が多いというのは、チョット気の毒だなぁと思いました。いくら身体能力が高いという優れた特徴があっても全く使えないというのは、もったいないなぁと思うんです」


「ふむふむ」


「他の種族も同じです。生まれつき魔法が全く使えない。いくら努力してもそれは変わらないという人がいるのは気の毒です。種族間のバランス調整として、魔法の最大威力や魔力量に差があるのは良いと思うんですが……例えばですよ?攻撃魔法レベルの高威力の魔法はともかく、生活を便利にするチョットした生活魔法レベルなら丸一日使える様にしてあげてほしいんですね」


「ふ~む」


「例えばですよ?僕が拡声魔法と言っている魔法って、オンラインゲームのチャットと同じなんですよね。基本的には全体チャット、グループチャット、個人チャットでしょうか?ですので全員が拡声魔法を丸一日使える程度のバランス調整をしても良いのかな?って思うんです。オンラインゲームではバランス調整をしょっちゅう行っていたりします。ご検討いただけないでしょうか?」


「まぁ確かにな。アイテムボックスが使える、使えないだけでも大きな違いじゃな。本当はそれぞれの種族の強みや、弱みを助け合う事で補ってほしい。と思ったんじゃが……。当然の事なのかもしれないが、種族毎に国をつくってかたまってしまったからのぉ。攻撃魔法はともかく生活魔法が使えないのは確かに不便じゃな。う~む」


「創造神様、攻撃魔法は個人の魔力量から、生活魔法は空気中の魔力を使うというのはどうでしょうか?判別方法は魔法の行使によって、他の対象にダメージが発生するかどうか。という事でどうですか?攻撃魔法が消費する魔力量は魔法の威力に比例するカタチで」」


「うむむ……魔法神に相談しよ……」


「お待たせしました!皆様!」


「いやいや、魔法神ちゃん。まだ呼んでないから待ってないし!」


「しょぼーん。……じゃぁ帰ります」


「いやいやいやいや、待って!帰らないで!悪かったから!」


「そうですか?じゃぁ残ります」


「何で僕、謝っているんだろ?」


「まぁまぁ、とりあえず座ってもらってじゃな」


「はい!失礼します!」


 創造神様、お話は全て聞いていました!生命神さんの案が良いかと思います。それから権限レベル0の人は1にするのと、全体的な魔力量の調整等をしようかと思います。例えばです。以前は攻撃魔法を普通に使ってダンジョン攻略していたのに、今回の調整によって攻撃魔法が数発しか使えず、冒険者生活を引退……なんて事にならない様に!改悪なんて言われない様、細心の注意を払ってバランス調整をしようと思います。最悪、問題が発覚したら、光一様のおっしゃる様にまたバランス調整をさせてもらいます!創造神お任せいただけないでしょうか?」


「すまんのぉ。大変じゃないかの?」


「いえいえ、部下と協力して準備を進めて、準備が完了したらバランス調整を実行します。明日の13時には完了すると思います。完了したら創造神様にご報告させていただき、その後、光一様にもご報告致します」


「あー。それなら光一くんには僕から報告するよ。13時頃に創造神様のプライベートエリアの会話を聞いておくから大丈夫。創造神様への報告が終わったらゆっくり休んでよ」


「分かりました。それではそうさせてもらうのでよろしくお願いします」


「うむ。了解じゃ。悪いがよろしく頼んだ」


「うん?光一くん、何ポカーンってしているの?」


「……いやぁ。思ったよりもすんなりと話が進んだなぁと思ってね」


「まぁ内容は理解出来るモノだしね。それにまぁよく獣神が今まで文句を言って来なかったなぁと僕は思うよ?」


 あっ獣神が現れた。腕を組んで仁王立ちしている。カッコいい。


「生命神よ。ワシか?そりゃ思うところはあったがな。しかし創造神様を相手に文句を言う訳にもいかんだろう?」


「おぉ!獣神か!よく来てくれた!」


「おー!獣神久しぶり~!いやぁ思っていたなら言いなよ」


「ワシだと光一様のように説得力のある上手い言い方は出来んからなぁ。それにワシの立場から創造神様に言えんだろう?」


「いやいや、言ってくれて構わんよ。むしろ言ってくれた方が助かる。エルフの神なんてしょっちゅう文句を言って来たし平気じゃよ」


 おぉ!今度はエルフの神が現れた。相変わらずとても美しい神様だなぁ。


「あら?それじゃ一つ言わせてもらっても良いかしら?」


「うん?おー!エルフの神か。なんじゃね?」


「エルフは魔法が得意という種族の特徴を維持してもらえると嬉しいわ」


「はい!もちろんです!ご安心ください!」


「あら?魔法神ちゃん、ありがとう。悪いけどよろしくね」


「はい!お任せください!」


「はぁ。と言ってもこれまでのエルフは、魔法を上手く使いこなせていなかったのだけどね。光一様のお蔭で今後は改善される事を期待するわ。それじゃ失礼するわね」


 エルフの神さんは去って行った。急に現れて急に消える神だね~。


「獣神よ。あんな感じで言ってもらえれば構わんよ」


「承知した。それではワシも失礼する」


 おっ。獣神さんも去って行った。


「光一様、他にご要望等はありますか?」


「う~ん?……今の所は大丈夫。ありがとう。よろしくね」


「はい!それでは早速、仕事を始めます!失礼します!」


「よろしくのぉ~」


「はい!創造神様!」


 魔法神さんはそう言うと去って行った。


「それじゃ僕達も失礼しますね。意見を聞いていただきありがとうございました」


「いやいや、構わんよ。また何かあったら気楽に言ってもらいたい」


「分かりました。生命神さんもありがとう。明日、よろしくね」


「うん。また明日、会おうね~」


「改めてそれでは失礼します!」


 ブリタニア達も挨拶をしたのを確認して、僕はマンションに帰った。

 レストランに戻ると皆、揃っていた。

 そろそろ夕食にするかもう少し待つか話していたところの様だ。


 ハロメンは今日は水曜日でレストランが休みだから、配信をしていたみたい。

 他のメンバーは配信を観たり、庭をお散歩したりして過ごしたらしい。

 夕食に丁度良い時間になったから夕食を摂りながら、今度は僕達の今日の一日を話した。

 すると皆から「こいつまた仕事しているよ」って顔で見られた。仕方ないじゃんね。

 そして先程の天界での話をすると更にドン引き。まつりから一言。


「もう世界神になれば?」


 恐らくこの会話を創造神様と生命神さんが聞いているから、必死で否定したね。

 まだ、色々と忙しいからとか何とか言ってね。


 そして妻との約束通り、食休みが出来た頃、皆で2階の温泉に行き身体を洗い合ったりイチャイチャしたり、温泉に浸かりながらまったり会話を楽しんだりした。

 そして最早ここ最近の日課となっている、欲求が強い妻と夜遅くまで避妊具をつけてベッドで遊んだ。

 まつりが「今から寝れば皆、遅刻せずに済む!」と言って皆で寝た。

 ……服?面倒だから誰も着てないよ。まぁクリーン魔法でキレイにしたから良いでしょ?僕のベッドだし。

 さぁ~て。おやすみ~。今日も色々と楽しかったけど疲れたぁ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ