806 異世界妻の誕生日とお楽しみ
1年10月7日
異世界組全員の誕生日が判明したからまとめて行こうと思う。
■リーベ王国
アルバートさんは3月8日、エイリーンさんは6月17日、ブリタニアは4月23日、ハミルトンくんは1月11日。
■グラウベ聖国
シャーロットとエリザベスは7月5日。
■リア王国
リアは9月13日、レーネは9月10日。
■ヒンメル王国
シルヴィーさんは7月10日、エルヴァンさんは5月28日、エリザベトは11月5日、エリアナは5月16日。
■ティア王国
ゴードルフさんは2月11日、クレメータさんは10月11日、アーロルフくんは8月23日、クレマリーは11月17日
■オース王国
ニコランドさんは2月5日、ハーマイラさんは9月19日、ロミオくんは6月9日、ジュリエットは7月1日
■ドワーフの国
デルバートさんは1月30日、アウレーナさんは9月29日、パウラは7月20日、テアは3月27日。
■天使
ナビィは12月28日、エイドは1月28日
こうやってまとめてみると改めて思った。……人の誕生日ってやっぱり、偏るなぁってね。
特に7月の人が多いなぁというのが率直な感想だった。まぁ仕方ないよね。逆にキレイにバラけていたら気味が悪いと思う。
さて、僕がこうやって考え事をしている間も話は進む。
「ハミルトン、誕生日に結婚式をしよう!」
「いやいや、チョット待ってください、お父様。誕生日で結婚記念日が同じというのは寂しいではありませんか」
「お、おぅ……そ、それもそうだな」
あぁ。アルバートさんとエイリーンさんは結婚記念日が分からないからなぁ。多分、それで戸惑ってしまったのだろう。
「分かりました。1月15日に結婚式にしましょう」
「お、おぉ!ではその日に結婚式と譲位で良いな!」
「はい。構いません。……ですが、そんなに早く譲位したいのですか?」
「私は今すぐにでも譲位してしまいたい程だ!」
「こ、国王陛下……」
「い、いやぁ……お父様。そんなにですか?…で、ですが国民との約束でもあります!結婚式までは……譲位するまでは国民の為にもしっかりしてくださいよ。宰相さんも困っているではないですか?」
「国王陛下、恐れながらハミルトン王子殿下のおっしゃる通りです。よろしくお願い致します」
「そ、そうだな。すまない。誕生日が分かったり、ハミルトンの結婚式と譲位の日が決まったりして色々と嬉しくて……ついな」
「コホンッ……国王陛下も王妃陛下も外出しましたのでお身体を洗いたいのではないでしょうか?」
「あっ……そ、そうだな。宰相。エ、エイリーンはどうだ?」
「そうね。私も汗をかいたから身体を洗いたい気分ね」
「それではお身体を洗っていただき、その後にお2人で会話を楽しみながら、お仕事をされてはいかがでしょうか?二人キリで色々と会話をしたい事もあるかと存じます」
「おぉ!そうだな。流石は宰相だ!気が利くなぁ。それでは皆、悪いが失礼する。光一くん、申し訳ないが仕事が溜まっていてなぁ。夕食が遅くなるかもしれないから、また明日、来てくれると非常に嬉しく思う」
僕はそこまで鈍くないから察した。カードを発行しに行く前からそういう雰囲気になりかけていたしな。
まぁ僕も他人をどうこう言える立場ではない。ここはゆっくりと楽しんでもらおう。
「はい。お仕事お疲れ様です。それではまた明日、来ますね!」
「うむ、申し訳ない。それではブリタニアもまた明日」
「はい。お父様、お母様。お二人でごゆっくり会話を楽しんでください」
「は、はは。……ハミルトンも悪いなぁ」
「いえ、お父様。僕も初音ちゃんと今後について、ゆっくりと二人だけでお喋りがしたかったので丁度良いですよ」
「そ、そうか。それなら良かった。では皆、改めて失礼する」
「私も失礼するわね」
アルバートさん達は部屋から出て行った。
「それじゃ、光一お兄さん。また明日ね。僕達も失礼するよ」
「うん。また明日。お疲れ様~」
「光一お兄さんとお姉ちゃんもお疲れ様です。失礼します」
「ぐむむ……ハミルトン、ま、また明日ね」
「はい。お姉ちゃん。いつもありがとうございます。それでは今度こそ失礼致します。初音ちゃん行こう!」
「うん!お父さんとブリタニアさん、失礼するね」
そう言うと2人も去って行った。
2人も何がとは言わないけど溜まっているね~。
……あっ!ちなみにナビィ設計のこの家は防音と防犯対策もバッチリだ。各部屋に鍵もあるからね。
「光一とのぞみ、帰りましょう?それじゃ失礼するわね」
「ブリタニア、そうだね。また明日、来ます」
「それじゃ光一とのぞみ行くわよ!」
「僕はオッケー!」
のぞみの声が聞こえたと思ったら、僕達はマンションの僕の部屋に来た。
あれ?1階のレストランじゃないの?
「それじゃぁ光一、あ~そび~ましょ~!」
あー。そういう事ね。納得。
「そうだね、ブリタニア。それじゃのぞみ、また後で」
「了解。ごゆっくり~」
そうして僕達は夕食の時間まで楽しんだ。
ブリタニアが「身体を洗うのは面倒!」と言うから、最初と最後にクリーン魔法を使ってね。
「ふぅ~満足したわぁ。光一、ありがとう」
「いえいえ、こちらこそ。いつもありがとうね。ブリタニア、愛しているよ」
「光一、私も愛しているわ」
「ブリタニア、余韻ぶち壊しで申し訳ないんだけど……そろそろ準備しないと皆が待っているかも」
「あ~この状況で余韻とか期待していないわ。だから気にしないで。……っていうのは半分は嘘で半分は本当。そうじゃなければとっくに準備している。だけど、光一の言うことも分かるから気にしないで」
「理解してくれてありがとう。本当は2人キリでゆっくりと、お喋りしたいところではあるんだけどねぇ。……魔法使って良い?」
「魔法?良いわよ。ちなみに話題は?」
「そんじゃ使うね~」
僕は魔法で僕とブリタニアを宙に浮かせて服を着せて行く。
「わぁっ!……あ、相変わらず凄いわね。特に下着とか難しいと思うんだけど」
「まぁ僕はイメージして魔法を使っただけで後は自動だから。それで話題だったね。話題は歌についての感想とかだね」
「……だけって。まぁいつもの事だから良いわ。歌ね。どれも良かったわ。私の名前が出た時は驚いたけどね。しかし凄い歌詞だと思うわ。世界を支配って……したい?」
「僕は世界を支配したくはないんだけど……今、それに近い状態なんだよね。でもまぁイギリスという国は本当に世界を支配しかけたからね。だからさっきも言ったけど地球では英語が世界的に使われていたりする。アレに比べれば本当にこの世界は小さな世界だよ。だって8カ国しかないんだから。とは言え魔物の領域を解放しても統治下に置こうとは思わないんだけどさ」
「よっし準備完了!理由だけ聞かせて」
「1つ目の理由は人口が少なすぎて開拓しても無意味だから。今の大和王国でさえそうでしょ?」
「そうね。大阪が良い例ね」
「2つ目の理由は開拓して代官を置いても僕には管理しきれないから。イブとのぞみなら可能だろうけどね。しかし、国王が管理しきれなければ問題。リア王国とグラウベ聖国でお腹いっぱい。統治しきれなければ失敗する。だから人口の問題が無くてもやらない」
「なるほどね」
「3つ目の理由は子どもに国境線を決めてもらいたいから。まぁ言ってみれば丸投げだよ。流石にその国の大きさは無理だと思ったら止めるけど」
「それもそうね。まぁ大和王国はかなり巨大な国だと思うけど」
「はぁ……そうなんだよねぇ。地球のアメリカみたいに州をつくっても良い程だよ」
「まぁ、各省庁が管理しているみたいだから、今は問題ないんじゃないかしら?問題化してからでも良いと思うわ」
「そうだね。そうするよ。さて行こうか」
「うん!」
僕達はリビングに向かった。
「のぞみ~お待たせ~!」
「……おぉ!光一さんとブリタニアさん、お疲れ様。ブリタニアさんの顔を見た感じだと、感想は聞くまでもないね。満足したみたいで良かったよ」
「えっ!顔に出てる?」
「出てるね。まぁ良いんじゃないかな?それよりそろそろ行こうか。皆、二人の帰りを待っているよ。準備は良いかい?」
「僕は大丈夫」
「わ、私も多分、大丈夫」
「まぁバレても怒られないって。ずる~いって話にはなるかもしれないけど。まぁ良いから行くよ!」
のぞみがそう言うと僕達は1階のレストランに移動した。





