788 第二回国連総会開始
1年10月5日
昨夜はブリタニアと一緒に寝た。
悩みを聞いたら、しばらくハミルトンくんと会えなくなるのが寂しいとの事だ。
ブリタニアは本当にハミルトンくんの事が好きだなぁ。
国連総会の時間間際になった。
僕は国王補佐官と紗也華、ぼたん、ナビィ、エイド、異世界組の妻と次期国王と次期女王?と一緒に会場の建物前に来た。
パウラさんの件、怒られたらどうしようね。
「おぉ!初めて来たけど凄く立派な建物ね!」
「ありがとう。ぼたん。国王として嬉しく思うよ」
「それじゃ皆、私に付いてきてね~!」
「「「「「はーい!」」」」」
僕達はイブの案内に付いていく。
前回と同様に2階へ階段で行き、そして少し歩いたら見た目が豪華な両開きのドアの前に来た。
おぉ~!これこれ。懐かしいなぁ。今日も警護兼ドアを開ける要員なのかな?2人のエテルノがいる。
「案内ありがとう。久しぶりだなぁ~。それから2人ともいつもお疲れ様」
「「国王陛下もお疲れ様です!」」
「うん!相変わらず良い敬礼だ!」
「「ありがとうございます!」」
「2人ともお疲れ様」
「お母さんもお疲れ様です。ドアを開けますね」
「ありがとう」
2人がドアを開けた。おー懐かしい光景だ!
「中に入った所で少し待ってね」
イブの言う通りにドアの中に入った所で少し待つとゲートが現れた。
「お待たせ致しました。リア女王、アクアです」
「わー!久しぶりね!あー。アクアからしたらそうでもないかな?まぁ良いわ。今日はよろしくね」
「はい。こちらこそよろしくお願い致します!事情はお母さんから伺っています。ご案内しますね」
「うん!了解!」
リアは前回と同様にアクアさんの案内で席に向かった。
また少し待つと再度ゲートが現れた。
「お待たせ致しました。カバンサイトです。シャーロット様とエリザベス様、本日もよろしくお願い致します」
「こちらこそよろしくお願いしますね」
「姉と同じくよろしくお願い致します」
「はい。それではご案内致します。こちらへどうぞ」
シャーロットとエリザベスもカバンちゃんの案内で席に向かった。
「それじゃ私達も行きましょう」
「うん。イブよろしくね」
僕達はイブの案内で座って行った。妻は今回も祖国の席に座って行く。
前の2席が国王と第一王子や第一王女の席で王妃と僕の妻はその後ろの席に座る。
世界各国の防衛大臣が今回の案内役で同じく後ろの席に座る。
ここら辺も前回と同様だね。何となくだけど思い出して来たよ。
ナビィとエイドは僕の周りをぷかぷか浮いている。
そして紗也華とぼたん、のぞみは後ろの席に座っている。
僕の隣はイブが座っているよ。
「光一さん、そろそろ来るわ」
各国首脳が続々と現れて僕に軽くお辞儀をしてそれぞれの席に座って行った。
そしてイブが立ち上がった。
「皆様、再度この様にお集まりいただきありがとうございます。私は大和王国国王補佐官のイブと申します。本日の司会進行役を務めさせていただきます。よろしくお願い致します。それでは失礼して席に座りますね」
イブは再度、席に座った。
「僕から失礼しますね。正直、もう帰って来たのかと思う方もいると思いますが、僕達はこの世界の先祖にあたる地球……つまり、この世界からすると異世界に約5ヶ月間いました。あっご安心ください。生命神さんの力により次期国王と次期女王は地球にいる間、老化が止まっていたので問題ないかと思います」
「それでは皆様、約5ヶ月間に次期国王と次期女王は何をしていたか。異世界では何が起こっていたかをご説明しようと思います。ハミルトン王子殿下お願い致します。前方の大画面か席にあるタブレット端末をご覧ください」
「イブさん、ありがとうございます。次期国王と次期女王を代表して、私から皆様にご報告させていただきます」
皆、数秒間、拍手をした。
「ありがとうございます。それでは始めさせていただきます」
ハミルトンくんはプレゼンテーションソフトウェアで発表をしていく。
まずハミルトンくんは何が起こったかを時系列で表示した。
次にバスで都内観光をした様子を写真で紹介して、その後の襲撃事件は短い動画で緊迫感を伝えた。
その後もこんな感じで出来事を紹介して行った。
うん。写真やイラスト、動画を上手く活用して分かりやすいと僕は思う。
各国首脳もとても真剣な顔をしている。やっぱりハミルトンくん若いのに凄いや。
そして約1時間かけてプレゼンが終わった。
一同、拍手である。気付いたら自然と拍手していたね。
「ありがとうございます。長々と失礼致しました。この様に貴重な経験が出来ました。最後に私達から提案させてください。城の前にこんな家を建てませんか?建設は無料で大和王国さんに行っていただけます。詳細は後でご相談させてください。次に国王補佐官にイブさんまたは、のぞみさんを任命しませんか?アーシア大陸はイブさん。オーエス大陸はのぞみさんです。宰相がいる国は宰相をクビにする必要はありません。色々な意見を聞く事は大切な事ですから。国王補佐官の目的としては主に仕事の負担軽減と国王間の連絡役です。特に光一さんといつでも連絡が出来るのは重要だと思います。僕からは以上です。ご清聴ありがとうございました」
再度、拍手が起こる。
「ありがとうございます。あっ。発表者は私ですが、この画面は次期国王と次期女王の皆で作りました」
あっそうなんだ。皆、若いのにしっかりとしているなぁ。





