786 次期王の考えた家2Fと3F(画像あり)
1年10月4日
「光一さん、次に進めても良い?」
「あっナビィ良いよ。ゴメンね」
「いえいえ、それじゃイブさん次へどうぞ」
「了解よ」
「2階は1階と殆ど同じで、主に僕達、次期国王が使う想定なんだ。1階もだけど全ての部屋に情報コンセントがあると助かる。それも地下のデータセンターに繋げてもらいたいな」
「オッケー。同じ間取りだと非常に楽で助かるわ」
「やっぱりそうなんだ。執務室とか会議室は今の所、使う予定はないけど……僕達が将来、国王になった時に使うかもしれないから、という理由もあり変えなかったんだ。多分、内装も同じになると思うよ」
「あー部屋はともかく、水回りが同じだと楽が出来るの。水道管や下水管の設置とか考えるのが楽だから。2階はオッケー。イブさん次へお願い」
「分かったわ」
「3階は先程、話に出た水回りは同じだよ。違うのは部屋だね。3階は主に住み込みのメイドさんの為のものなんだ。窓のない部屋がいくつかあるけど、天井に窓とかって出来ないかな?出来ればカーテンもあると良いのかな?って話していたんだけど」
「出来るわよ。天窓ね。壁のスイッチで自動的にカーテンが動作する設計にするわね」
「おー!ありがとう!それでお願いね!」
「りょうかーい!でもエレベーターがないと不便じゃない?」
「僕達もそう思ったんだけど、この世界の人にはまだ早いかなと思ってね。危険だなぁって。後は子どもが心配だから」
「私とのぞみちゃんを国王補佐官にしてもらえるなら、講習会をするわよ?子どもは常に誰かが見ていれば大丈夫でしょう。それから定期的な保守点検は役所のエテルノが出来るから大丈夫よ。エレベーター内外に監視カメラを設置してもらえれば、私達のボットちゃんが危険がないか確認するし」
「後は場所をどうしようか悩んでいて」
「廊下の角にある洗濯機の場所で良いんじゃないかしら?洗濯機各階に2台あれば十分でしょう。あっ洗濯機の使い方も講習するわ」
「ありがとう。よろしくね!ナビィさん。可能ならそれでお願い」
「う~ん?そうねぇ。少し狭いと思うけど良い?3人乗りになると思うけど」
「うん。良いよ。3人乗れれば十分だと思う。ナビィさんはオススメはあるのかな?」
「案としては大食堂の厨房の壁沿いの面積を削って、9人乗りのエレベーターを設置かなぁ。9人乗りなら余裕があるし、非常時の避難に使える様にすれば安心だし、どうかしら?」
「少し相談させて」
「良いわよ」
次期国王と次期女王で議論している。
「……ナビィさん、結論が出たよ。うん。3人乗りでお願いします。一応は家庭用だし良いかなと思ってね」
「オッケー。それで相談って何かしら?」
「光一お兄さん、アーロルフくんとロミオくんにメイド用のエテルノを付けてもらえないかな?新しく生み出すのではなく、手の空いている職員で良いんだけど……駄目かな?2人は寿命があるから新しく生み出すのでは申し訳ないという話になったの」
「イブはどう思う?」
「良いんじゃないかしら?チームフォネティックを継続して付けるのが良いと思うわよ」
「2人とも問題ないかな?」
「うん。問題ない。助かるよ。ありがとう」
「同じく問題ありません。よろしくお願いします」
「あっ!そう言えば!ぼたんのメイドを生み出すのを忘れてた!」
「私のメイドならいるじゃない。藤咲ちゃんが」
「あっそっか。ナビィお願い」
「はいはーい!……はいっ!」
「……私は藤咲で、あなたがマスターですね。よろしくお願い致します」
「こちらこそよろしく。記憶を共有するわね」
「あっ大丈夫です。イブお母さんから情報はもらいましたから。私は大統領の影武者ですね?」
「え、えぇ。そうね。話が早くて助かるわ」
「よし!それじゃ皆、一旦、解散しよう。ナビィ、ぼたんの部屋の対応をお願いね」
「光一さん、もうやったから出来ていると思うわよ」
「そうなの?対応ありがとう。次期国王は明日、帰るからその準備もよろしくね。パウラさんも一応、準備してね」
「はーい」
皆、解散して、パウラさんも渋々と言った感じの返事をして去って行った。
「光一さんは良いの?」
「僕の荷物は主に着替えだけだから大丈夫だよ」
「そう。光一さん、出発前に何をしていたか覚えている?」
「正直、覚えていないよ。長く地球にいすぎた」
「それじゃ早速、月1,000円で見放題のネット配信サービスを始めようと思うわ。私とのぞみちゃんの準備は出来ているから、報道と共にサービス開始ね」
「うん。そう言えばそんな話をしていたね。それじゃ僕が報道番組に出るよ」
「2日勤務制……あるいは週休二日制とも言うわね。それについてよね?」
「そう。僕自ら言うべき内容かなと思うからさ」
「分かったわ。行きましょう。のぞみちゃん、後はよろしくね」
「イブちゃん、了解だよ。光一さんも気楽にね」
「うん。のぞみ、ありがとう」
「それじゃ行くわよ」
僕達は大和王国学園都市にあるスタジオに来た。
「あっ、ヒビキさんとコダマさん!お久しぶりです!」
「国王陛下、お久しぶりです。ヒビキです!」
「お久しぶりです。コダマです」
「私達は内容を理解していますので、ご安心ください」
「一応、リハーサルという事にして良ければ使いますね」
「2人ともありがとう」
「いえいえ、それじゃ席にご着席ください」
「……うん。僕は準備完了!」
「それじゃ始めますね。コダマがカウントダウンします。3,2,1……」
僕は火星で映画販売発表の撮影をしたのとほぼ同じ内容を話した。2日勤務制もね。
「……はい!カット~!国王陛下、完ぺきです。今のを使いましょう!」
「改めて2人ともありがとう。よろしくね」
「光一さん、学校を週休二日制にするわね」
「イブ、よろしくね」
「あっイブお母さんから映画の魅力を伝える動画をもらいましたのでニュース番組に挿入しますね」
「イブとコダマさん、ありがとう」
「いえいえ~」
「光一さん、それじゃ帰りましょう」
「そうだね。それじゃ失礼するね。また来るよ」
「はい!お越しいただきありがとうございました~!」
「コダマからも、ありがとうございます」
「こちらこそありがとう。バイバーイ」
そう言って僕達は天界のレストランに戻った。





